ソウル蘆原区上渓洞(ノウォング・サンゲドン)から江南区論峴洞
(カンナムグ・ノンヒョンドン)まで運行する「8146番」バスは、
毎日明け方3時50分に始発が出発する。ソウルで最も早く動きだす
出勤バスだ。この時間だけ5分間隔で3台が出発するが、客はこの
3台をまとめて「始発」と呼んでいる。お客さんは江南のビル街で清
掃員や警備員として仕事をする50~60代が多い。早い時間 . . . 本文を読む
「みんな、順番に並んでみて。 1番、2番、3番、、、」
父親の朴ソンヨン(50)氏が呼ぶと、子どもたちが部屋から
どっと出てきた。父親と母親が使う大きな部屋では、
イェリョン(10・小3)とイェフ(5・幼稚園児)、イェユル(3・保育園)、
母親のイ・ゲジョン(48)さんの胸に抱かれた末っ子のイェビッ(1)
まで「末っ子ラインナップ」が出てきた。
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