東方のあかり

東アジア(日、韓、中+その他)のまとまりを願ってこのタイトルにしました。韓国在住の日本人です。主に韓国発信の内容です。

驚くべき冷静さと視野、'16歳の天才'たけふさの才能は本物だ。

2017-05-22 18:08:09 | 韓国物

(U-20)ワールドカップで日本は5月21日(日)に韓国のスウォンで南アフリカ共和国とやって2:1で逆転勝ちした。
韓国でも、久保建英(たけふさ)が熱く取り上げられているが、朝鮮日報の記事をご紹介いたいしたい。


日本は21日、水原ワールドカップ競技場で南ア共と2017年国際サッカー連盟(FIFA)20歳以下(U-20)ワールドカップ組別リーグ組1次戦を行った。
同日の試合は1999年ナイジェリア大会で準優勝を獲得するなど、U-20ワールドカップと縁が深かった日本が10年ぶりに再びU-20ワールドカップに
姿を現した試合だった。しかし、本当の関心は、他の所にあった。「たけふさ」だった。

たけふさは日本が誇る有望株だ。早くから天才とうたわれた久保たけふさは、2011年スペインのプロリーグの名門バルセロナに入団した。
2012~2013シーズン30試合で74ゴールを決めて得点王を獲得した久保は順調に成長していたが、バルセロナが18歳未満の選手たちの外国への移籍を
禁止する規定に違反したとして懲戒を受けることになり試合出場が困難になった。
残留を宣言した韓国のイ・スンウ (李昇祐, 1998年1月6日生まれの満19歳)とは違って、たけふさは日本復帰を選んだ。
ちなみにたけふさは、 2001年6月4日生まれの満16歳。

2015年FC東京U-15チームに入団した久保は1年後U-18チームに飛び級で入り、2016年11月J3試合にデビューし、Jリーグ歴代最年少出場記録を更新した。
たけふさは今年4月、J3リーグのセレッソ大阪U-23チームとの試合に15歳10ヵ月11日の年で得点に成功、歴代Jリーグの最年少得点記録も塗り替えた。
昨年11月、日本U-19代表チームに、歴代最年少(15歳5ヵ月20日)に選ばれた久保はU-20ワールドカップ代表チームまで名を連ねる気炎を吐いた。
たけふさは今大会でセネガルのウセイヌ・ニアンに続き、二番目に若い選手だ。

しかし、単に経験を積ませるための選抜ではなかった。たけふさは、練習試合で大活躍し、4歳も年上の兄たちとの競争力を誇示した。
日本のマスコミは今度の大会でたけふさが少なからぬ役割を果たすだろうと展望したりもした。
そんなたけふさの初のFIFA主管大会の出撃に多くの視線が集まった。日本は100人以上の取材陣を送り、熱い取材熱を見せた。

たけふさは三好の代わりにグラウンドを踏んだ。最も慣れたシャドーストライカーのポジションだった。投入されるやいなや光を放つ。
絶妙なスルーパスで小川に単独チャンスを作ってやった。さらに、後半26分には決勝ゴールを作り出した。
左を突破した久保は攻撃手の位置を確認する落ち着きを見せた後、絶妙のクロスを送った。これを堂安が走りこんでゴールを叩き込んだ。
これが逆転ゴールとなり、この日の決勝ゴールだった。幼い選手が圧迫感にもかかわらず皆が期待するものを作り出す能力、
なぜこんなにも日本列島が「たけふさ」に熱狂するのかを示す端的な場面だった。

たけふさは華やかではないが、簡単にボールを蹴った。広い視野が目立った。周辺の選手たちにポンポンをボールをだし、テンポを作って行った。
空きがあれば、錐のように突き刺すパスを送った。もちろん1m70に過ぎず、守備の時や攻撃の際に相手と1:1では勝つのが大変だった。
しかし、これを超える利口さがあった。身体的に成長するなら、すばらしい選手になる才能だけははっきりと見せた。
日本は、南アフリカ共和国を相手に2対1の逆転勝ちに成功し、初っぱなから気持ち良い勝ち点3点をゲットした。
     (以上 出典:http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2017/05/22/2017052200262.html)

5月21日(日)午後5時からに水原ワールドカップ競技場で行われた南ア共とのゲームを直接この目で見た。
「たけふさ」見たさから球場まで行って見たのだ。
15年ぶりくらいになるかも、球場まで行ってサッカーを見るってこと。
フィジカルではやはりまだまだという印象だった。
だからかと思うが、ボールをもらうとすぐ空いているところにポンポンと配球していた。
ドリブルで突破するとか振り向きざまシュートを放つといった場面はなかった。
報道のほうがあつくて、本人もちょっと困り気味かもしれないけど、
スターはみんなから「ちやほや」されてもそんなことにお構いなしに
バシバシシュートを放ち、(黙々と)本人の弱点の克服につとめる、ということが要求されるんだと思う。
みんな、あんまりちやほやするな、と言っても、絶対にだめだ。
みな、ちやほやする。
それに負けないでメッシやロナルドを越えるプレーヤーになってこそ、
ほんとうの本物ということなのだろう。

ちなみに、韓国では最近、小学生や中学生らが、「ほんもの」という発音をそのまま使っているらしい。
意味も日本語の意味だ。
日本語が韓国文化にだんだん浸透しているみたいだ。
オタクはもう、たいていの人間(韓国人)が知るところだし。
スシも、キモノも、たこやき、お好み焼きなども、そのままの音で韓国でも通じる。
おもしろい時代になったものだ。

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