東方のあかり

東アジア(日、韓、中+その他)のまとまりを願ってこのタイトルにしました。韓国在住の日本人です。主に韓国発信の内容です。

5000万ウォンのキノコ、発見。

2023-09-07 12:05:47 | 韓国物

世界的希少種として知られる「ニッポンキヌアカケソウタケ
(韓国名=デングアルポソッ)」が忠清南道洪城郡の
ある野山で発見された。

7日、新聞によると、ソ・ギソクさん(73)は5日、
お墓の草刈りに向かう途中、智異山(チリサン)の麓の
南原(ナムウォン)でデングアルポソッを発見した。
ソ氏が発見したデングアルキノコは直径約30㎝の丸い球状で、
重さは2㎏に達する。

     

発見者のソ・ギソクさん。(朝鮮日報より)

デングアルキノコは昔の韓国の飴である「ヌンカルキャンディー」
の丸い形に似て名前が付けられたという。
このキノコは夏と秋に有機質の多い竹林や草むら、雑木林などで
育つ。止血や解毒などに効果があるという。
幼いものは食用できるが、成熟したものはひどいにおいがして
食用に適さない。
世界的にも珍しいキノコなのだが食用が一般的ではない。

具体的な成分と効能についてはまだ研究が必要だが、
このキノコが男性性機能改善効果があるという俗説が広がり、
韓国国内で高い価格で取引されていることが分かっている。
大きさが子犬ほどもあるキノコは数千万ウォン台に達し、
あるポータルサイトには20センチサイズのこのキノコ2個を、
5000万ウォンで販売するという書き込みが掲載されたりもした。

学名はLasiopharia nipponicaとも、Calvatia nipponicaとも
出ているが、どちらにしてもnipponicaがついているところを
見ると、日本が原産地のようだ。
ウィキペディアをみると、日本と韓国に見られるとある。
日本で採取されたというニュースは筆者は見たことはないけど、
韓国ではときおり新聞を賑わす。直近では2021年の8月のある新聞にデングアルキノコが
採取されたという記事が見える。

智異山(チリサン)という山はサンサム(天然の朝鮮人参)が
よく採取される山として有名だが、こういった希少種の
キノコまで採れるとは。登ってみても感じるのだが、
水が豊富で全体的に潤っている山で、
まさに母なる山といった名にふさわしい山だ。
半島の南のほうに位置している。1915m. 

 

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