地下から上がって劇場へ向買う途中にあるたこ焼き屋「えびす屋」さん。
「文楽セット」なんてあるんだ。
当日のチケットがあれば、たこ焼き6個とドリンク1杯で500円。
たこ焼きは美味しいので、アルコールドリンクを頼むとかなりお得です。
文楽劇場。
正面の柱に今回の芝居の写真。
武智十次郎と初菊。
武智光秀。
人形遣いの吉田和生さんが劇場前に。
午後2時からの「文楽鑑賞教室」の「絵本太功記」のさつきの人形を遣っておられましたね。
時間があったので1階の資料室を見学です。
近松門左衛門の肖像画。
曾根崎心中の上演シーン。最初のころは人形は一人遣いですね。
義太夫の説明。
見台、尻引、腹帯、おとし。
床本。
明治三十年九月に「稲荷座」で上演された際の絵本太功記のちらし。
稲荷座は、本町にある難波神社の中にあった芝居小屋で、のちに文楽座となります。
緑色の矢印の先、役名が「小田信長」「明智光秀」とあります。
現在の役名は「尾田春長」「武智光秀」ですね。
文楽の部隊のミニチュアも置かれています。
「菅原伝授手習鑑」の「車引」ですね。
吉田神社の境内ですね。吉田神社、自分の母校の直ぐとなりです。
藤原時平(しへい)
桜丸と梅王丸。
杉王丸と松王丸。松王丸、桜丸、梅王丸は三つ子の兄弟。
松王丸は藤原時平に、桜丸・梅王丸は菅宰相に仕えていて、敵対関係にあります。
人形の衣装。
衣装を着けている人形と着けていない人形の写真。
女の人形には足がありません。
膝は脚遣いが拳骨で作っています。
三味線。文楽で使われるのは「太棹」と呼ばれるごつい三味線です。
撥も頑丈ですね。
劇場1階にあったレストラン「文楽茶寮」が休業しています。
その前にあった善哉の出店も亡くなっていて、
お茶席も亡くなっていました。
何があったんでしょう。経営不振?
一階に掲げられている芝居絵。
「二人三番叟」
「絵本太功記」
「万才」と「傾城恋飛脚」の「新口村」
会場は午後6時。階段で2階へ上がります。
天井からは吊看板。
二階にあった軽食・ドリンク売店も休業中でした。
国立劇場の小劇場よりも国立文楽劇場の方が客席数は多いけれども、やはり人口が全然違うのと、昔文楽を支えてきた「大大阪」が、商家がなくなって勢いが無くなってきたのも一因だと思います。
僕が利用する国立劇場は、文楽についていえばほとんどチケットはいつも完売で、東京での文楽の人気の高さを実感しますが、本場の大阪では、文楽劇場の入場者はどうなんでしょうか?
大阪市からの予算が減ると入場者が東京並みに多くても、文楽劇場の経営はきついのでしょうか?
それとも本場大阪では、文楽劇場の入場者数は、意外に多くないのでしょうか?