写真の数が少なくって、時間が凄く余ってしまった・・・
このあとどうしようか、と思って文化館の周りを見渡すと、
南東の方に立派なお堂の屋根が見える。
何かと思って行ってみると、「福智院」でした。
誰も訪れる人が居ないお寺。
境内はひっそりとしています。
福智院は天平8年に聖武天皇が発願、玄ボウ(=日偏に方)創建した、真言律宗のお寺です。
地蔵菩薩を本尊とした清水寺がこのお寺の起源のようです。
中世に廃壊し、建長6年に興福寺大乗院実信僧正が福智院地蔵堂を造立。
これが清水寺の再興ということになるようです。
境内には玄ボウ僧正顕彰碑。
玄ボウは、良弁、行基らとともに岡寺の義淵の元で学び、
遣唐使として717年唐に渡り、735年、多くの経典と仏像を得て吉備真備らとともに帰朝。
一時は権勢を振るうものの、藤原仲麻呂が実権を握ると筑紫の観世音寺に左遷され、同地で没しています。
ご本尊は地蔵菩薩坐像(重文)。
立派な本堂の中におわします。
このお堂の入堂料が400円。
ちょっと躊躇する額ですが、思い切って入ってみてよかった。
長谷寺の観音様の大きさにもビックリしましたが、
この地蔵菩薩像の大きさにもびっくりです。
丈六(2.73m)の坐像で、光背は5m、台座からの高さは6.76m。
光背にはびっしりと560体の化仏。
地蔵菩薩は右手に錫杖、左手に宝珠を捧げた坐像です。
堂外にも地蔵菩薩の立像が所々に立っています。
ちなみにこの福智院は「大和地蔵十福霊場」の一つのようです。
福智院以外の霊場は、奈良市では他に伝香寺、霊山寺、元興寺、十輪院、帯解寺。
大和郡山市にある金剛山寺(矢田寺)。
宇陀市にある室生寺と大野寺。
桜井市にある聖林寺。
いつか全部回って御朱印を集めてみたい。
実際どれくらいの差があるのか全くわかりませんでしたから、決めようがなかったんですよ。
昨日でしたかコンデジでお花を撮られてましたが、近距離で静止はコンデジでも充分に綺麗ですよね。
子供が被写体になることが多いですから、一眼レフに決めました!まだ少し先になりそうですが。
やじさんのお陰です(*´∇`*)わかりやすく載せて下さりありがとうございます!
それと、挨拶が遅くなりましたが、本年も宜しくお願い申し上げますm(__)m
年末、年始お疲れ様でした。
自分は独り身なので気楽な正月でした。
実家に帰ると姉と妹、そして甥・姪がやってきていて疲れるので、今年は帰りませんでした。
一眼レフ使いこなせるといいのですが、
自分はまだなんとか使っている、っていう程度。
どうしても携帯性があって、いつでもポケットに入れておけるコンデジの登場が多いですね。
子どもさんの写真を撮るなら、ちょっとだけ値が高くなりますが、明るめのレンズがお勧めですよね。
今年もよろしくお願いします。