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涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

福智院:ご本尊地蔵菩薩坐像に圧倒される

2012年01月09日 | 奈良

写真の数が少なくって、時間が凄く余ってしまった・・・

 

このあとどうしようか、と思って文化館の周りを見渡すと、
南東の方に立派なお堂の屋根が見える。

 

何かと思って行ってみると、「福智院」でした。

 

 

誰も訪れる人が居ないお寺。
境内はひっそりとしています。

 

福智院は天平8年に聖武天皇が発願、玄ボウ(=日偏に方)創建した、真言律宗のお寺です。
地蔵菩薩を本尊とした清水寺がこのお寺の起源のようです。
中世に廃壊し、建長6年に興福寺大乗院実信僧正が福智院地蔵堂を造立。
これが清水寺の再興ということになるようです。

 

境内には玄ボウ僧正顕彰碑。

 

 

玄ボウは、良弁、行基らとともに岡寺の義淵の元で学び、
遣唐使として717年唐に渡り、735年、多くの経典と仏像を得て吉備真備らとともに帰朝。
一時は権勢を振るうものの、藤原仲麻呂が実権を握ると筑紫の観世音寺に左遷され、同地で没しています。

 

ご本尊は地蔵菩薩坐像(重文)。
立派な本堂の中におわします。
このお堂の入堂料が400円。
ちょっと躊躇する額ですが、思い切って入ってみてよかった。

 

長谷寺の観音様の大きさにもビックリしましたが、
この地蔵菩薩像の大きさにもびっくりです。

 

丈六(2.73m)の坐像で、光背は5m、台座からの高さは6.76m。

 

光背にはびっしりと560体の化仏。

 

地蔵菩薩は右手に錫杖、左手に宝珠を捧げた坐像です。

 

 

 

 

堂外にも地蔵菩薩の立像が所々に立っています。

 

 

 

 

 

 

ちなみにこの福智院は「大和地蔵十福霊場」の一つのようです。
福智院以外の霊場は、奈良市では他に伝香寺、霊山寺、元興寺、十輪院、帯解寺。
大和郡山市にある金剛山寺(矢田寺)。
宇陀市にある室生寺と大野寺。
桜井市にある聖林寺。

 

いつか全部回って御朱印を集めてみたい。

 



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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遅れまして…明けましておめでとうございます!! (キノッピ☆)
2012-01-09 22:30:42
年末年始は主人の実家に連日泊まりで大人数の食事を朝昼晩と用意しなければならないのと、子供の離乳食も食べさせるので、やじさんのブログを見るだけ見てコメントがなかなか出来ぬまま眠りにおちてました(;_;)先日、お月様のお写真載せて下さいましたのを見ましたら、やはり一眼レフとコンデジではこういった所で差が出てくるんだと、感心いたしました。やじさんのお心遣いありがたかったです!
実際どれくらいの差があるのか全くわかりませんでしたから、決めようがなかったんですよ。
昨日でしたかコンデジでお花を撮られてましたが、近距離で静止はコンデジでも充分に綺麗ですよね。
子供が被写体になることが多いですから、一眼レフに決めました!まだ少し先になりそうですが。
やじさんのお陰です(*´∇`*)わかりやすく載せて下さりありがとうございます!
それと、挨拶が遅くなりましたが、本年も宜しくお願い申し上げますm(__)m
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新年おめでとうございます (やじ)
2012-01-09 23:55:37
>キノッピ☆さん

年末、年始お疲れ様でした。
自分は独り身なので気楽な正月でした。
実家に帰ると姉と妹、そして甥・姪がやってきていて疲れるので、今年は帰りませんでした。

一眼レフ使いこなせるといいのですが、
自分はまだなんとか使っている、っていう程度。
どうしても携帯性があって、いつでもポケットに入れておけるコンデジの登場が多いですね。

子どもさんの写真を撮るなら、ちょっとだけ値が高くなりますが、明るめのレンズがお勧めですよね。

今年もよろしくお願いします。
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