涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

穏やかな日曜日:二人で奈良公園へサイクリング

2009年03月29日 | 相棒とのこと


朝早く、といっても9時過ぎですけれども、
自転車で奈良公園に行ってきました~。


佐保川沿いの小路を通って。


来週の土日に「さくらまつり」が開かれるのですが、
その際に川べりに行灯がともされます。
その行灯の設置が始まっています。


 


JRの線路よりも東側の桜はライトアップされるのですが、
その辺は桜の枝が道の上から川面に向かって伸び、
まるで桜のトンネルのようになります。


そこから更に東へ向かい、奈良女子大学の裏のあたりからは、
大仏殿と若草山が見えてきます。



路地を入っていくと戒壇院へ入る道があって、その坂を昇ってゆくと戒壇院につきます。
今回は中まで入っていませんが、この戒壇院は四天王像で有名です。
和辻哲郎氏の「大和古寺巡礼」の中に、大正六年五月二十日に彼が浄瑠璃寺からの帰りに
(この浄瑠璃寺は今年の南都銀行のカレンダーに描かれています)この戒壇院に寄ったことが記されています。


この四天王の一つ「広目天」は、やじの好きな仏像の一つです。
四天王なのに、武器を持っていないのですが、眉から眉間にかけての厳しい表情に心がひきつけられます。



その戒壇院の前にはナラヤエザクラが咲いていました。
奥に見えているのは大仏殿の屋根です。


 


戒壇院の周りには鹿がのんびりと遊んでいます。
この辺りには観光客が少ないせいか、鹿せんべいをあまりくれないとみえ、
ポケットティッシュの袋のカシャカシャという音を聞くと餌をもらえるもの勘違いしてとどんどん寄ってきます。


 


東大寺勧進所には垂れ桜が咲いていましたね。



さて、そこから大仏殿の裏を通り、今日の目的地、「氷室神社」へ。
奈良国立博物館から道路を隔てたすぐ前にあります。
ここには多くの観光客がその見事な枝垂桜を見に来ていました。


 


樹齢百年を越える、奈良春日野の在来種であるエドヒガン系の里桜です。
奈良で一番最初に満開を迎えるため、「奈良一番桜」とも言われる桜。


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