涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

新春文楽公演:第二部

2013年01月17日 | 外出・旅行

午後から国立文楽劇場での新春文楽公演第二部を観てきました。

14日から第一部と第二部の演目が入れ替えになっているので、
同じ2部でも先週観たものとは演目が変わっています。

 

・寿式三番叟
・義経千本桜:すしやの段
・増補大江山:戻り橋の段

寿式三番叟では久しぶりに住大夫の声を聴くことができました。

義経千本桜のすしやの段。
舞台は吉野郡の下市町。
やじの実家の隣の町です。
主人公はいがみの権太。
小さいときに「あんたはごんたやなぁ」とか、「ごんたしとったらあかんで」
とか言われたことがあると思いますが、(ありませんか?)
その由来となったのがこの権太です。

その権太が今下市町のマスコットキャラクター「ごんたくん」となっています。

もう、涙無しにみることはできませんね。

歌舞伎でもよく出る演目。
江戸系と上方系の演じ方がありますが、
自分は、上方系の、特に仁左衛門の演じる権太が好きなんですよね。
小せんはやっぱり秀太郎で。

今日は録画・録音が行われておりました。
カメラに文楽劇場のマークが付いていたので、NHKで放送されるというわけではないんでしょうかね。

前回うまく撮れていなかったのでもういちど「巳」の字を撮影。

 

 
 

ロビーで勧進興行のチケットの販売をしていたのは、すし屋の段の切に出演される鶴澤藤蔵さん。
父親の竹本源大夫さんを相手に三味線をお弾きになります。

残念ながら源大夫さん、声が小さいですね。
録音するスタッフも、源大夫さんの語りのときはマイクをぐっと大夫に近づけています。

平日にもかかわらず、今日も比較的多くのお客様がいらっしゃておりました。

劇場の売店で「サライ」の2月号が売られていて、
その特集が「歌舞伎と文楽」
そこには先週観た本朝廿四孝の十種香の場の写真が。
八重垣姫を遣っているのは吉田蓑助さんです。

 



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