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世界遺産の茶畑へ~ふじのくに紀行

2021-11-07 | 旅行
おはようございます。

「ふじのくに紀行」、本日は掛川市の茶畑のお話、
なんと世界遺産なんです!
どうぞ、おつきあいくださいませ。


(旅のお土産、浜松の楽器博物館のショップで購入のマグで
大好きな天竜の浅蒸し茶を♫)


静岡のお茶が大好きで、毎日いただいておりますが、
全然知りませんでした。

「静岡の茶草場(チャグサバ)農法」、
2013年に世界農業遺産として認定されたのだとか。
そんな茶畑を一望できるテラスがあるというので、出かけてみました♫



うひゃひゃ~~
絶景かな、絶景かな。
この日は、お昼頃まで雨模様だったので、ラッキーでした。


(銅像の後ろに富士山がうっすら見えました)


「茶草場」とは、茶畑の周りにある、ススキや笹の生えている場所のこと。
ただの草っ原ではなく、この草を有機物として、
茶畑に敷くために、きちんと手入れをしています。



秋には、この草を刈り取って乾燥させ、茶畑の畝に敷くと・・・
土が、ふかふかになって、おいしいお茶が出来るんですって♫

さらに、草を刈り取ることで日光があたり、
茶草場は、たくさんの生き物が生きる、
特別な場所ともなっていっているとか。



ご覧のように、この絶景。
茶畑のあたりは、もんのすごい斜面です。

そこで、お茶畑を営むだけでも大変でしょうに、
さらに、草の手入れに刈り入れって・・・!?

しかも標高の高い、斜面での作業です。
これを代々、受け継いできた、農家さんのご苦労に頭が下がります。

だからこその「世界農業遺産」なんですね~~~っ!



そういえば、この展望テラスは「かっぽしテラス」と名付けられていました。
「かっぽし」とは、茶草場を塔のように束ねて乾燥させたもののこと。
ふじのくに茶の都ミュージアム」に展示されていました。

「かっぽし」って、いろいろな意味で、
静岡の草場農法では象徴なのでしょう♫




このあと「ふじのくに茶の都ミュージアム」も見学し、
ますます、お茶好きになりました。

ミュージアムショップでは、「草場農法」のお茶を見つけ、
早速、購入。
近々いただくのを楽しみにしています。



「かっぽしテラス」、とにかく絶景で、オススメなのですが・・・

ここに至るまでの道が、狭い、狭い、狭いっ!!

まさか、あれほどとは思いませんでした。

狭いだけでなく、鬱蒼とした木立で薄暗く、路肩には排水溝があります。
しかも蓋がしていないところも!
車のすれ違いは、肝を冷やすこと、確実。

掛川市も観光案内で、約1時間のハイキングを勧めています。
起点には駐車場もあるので・・・危険は避けた方がよろしいかと・・・
(出かけて言うのも申し訳ないのですが、知らずに出かけて難儀しました)


(「茶」文字の粟ヶ岳山頂に「かっぽしテラス」があります)


本日も、おつきあいいただき、どうもありがとうございました。
まだまだ続く予定の「ふじのくに紀行」、
どうぞまたお立ち寄り下さいませ。

参考:「ふじのくに茶の都ミュージアム図録」

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