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職場の読書談義♫

2021-05-15 | 2022夏まで ~本~
おはようございます。

職場は、本の好きな人が多く、読んだ本の紹介も、しょっちゅうです。
本日は、そんな職場の読書談義、もとい、おしゃべりについて、
どうぞ聞いてやって下さいませ。



「由々さん、最近、何を読まれたんですか?」と、
先日、同僚に聞かれました。
(↑「本を読んでいる」のが前提の質問w))

「う~ん、凪良ゆうさんの『神様のビオトープ』(講談社)かな。

相変わらず凪良・小説は、善意の押しつけの怖さが身にしみて・・・
『あなたはどう?』って問われているようで・・・<同僚>さんは何を?」)
(↑同僚も「読んでいる」と確信しているからできる問いかけw)



「ウェールズの短編集なんですけど『暗い世界』(堀之内出版)っていう
もう、暗い話ばかりで・・・w」

「ウェールズで? 暗いといえば、ジャガイモ飢饉とか・・・
アイルランドのイメージだけど・・・?」
「そうなんです・・・炭鉱とか出てきましたよ・・・」

聞けば『暗い世界』は「日本初のウェールズ小説集」だそうで・・・
(そうだろうなぁ・・・)

彼女が聞かせてくれた表題作のあらすじは、ちょっとしたズレが
もたらす人生の哀しみが描かれているようでした。
イギリス文学は好きなので、興味津々・・・



続いて「あ、そういえば、今、わたしもイギリスづいているんですよ」と、
最近読んだ『王女物語』(みすず書房)の衝撃を語りました。
「やっぱりイギリスです。大英帝国!」と、彼女も相づち。



そこへ、ボスが登場し、話に加わってくれました。
「最近、血みどろ系は、ますます嫌ですね~」とのお言葉に、
一同深くうなずきます。

働き盛りのワーママでもあるボスは、
コロナ禍で、さらに、お疲れのご様子。
最近は、ほしおさなえ小説を愛読しておいでです。



今、読みたい本は、三浦しをん『エレジーは流れない』(双葉社)と、
おっしゃっていました。

あ、それ、私も読みたいんですよね。
今回は、高校生が主人公の青春小説とのことで、期待大♫
人気作家さんゆえ、図書館の予約待ちがすごい数になっていましたw

ひとときの「読書談義」は、いつも、みんなの顔が明るくなります。
本好きに囲まれ、ありがたい職場です。

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お付き合いいただき、どうもありがとうございました。

英国文学は、ルーシー・M・ボストン 『リビイが見た木の妖精 』
(岩波少年文庫)も読んでいます。
ボストン家は林望氏の下宿先だったそうで・・・

『リビイ』の書影がなかったので、代表作『グリーン・ノウのお客さま』
(評論社)を冒頭画像にしています。

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拙ブログでは、読んだ本の一部だけをアップしていますが、
ブクログ「由々と本棚」は、読み終わった本を収めています。
本のお好きな方、どうぞ、遊びにいらして下さいませ。

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