研究留学ブログ~ボストン~

留学までの準備段階、ボストン留学の記録など

北の核実験 (Oct. 10)

2006-10-13 08:27:13 | 生活
Bostonのmetro紙でもトップ記事になるように、アメリカでも北朝鮮の核実験ニュースは大きく報道されています。日本も気が気ではないでしょうけど、この核実験が体制崩壊の序章になるのかどうか。古い日記で、東ヨーロッパの崩壊を描いたドキュメント番組に関する感想を書いた記憶があります。この時点では中国が「北」に対して国境を解放する可能性はほとんど無いと書きましたが、今回の核実験で中国側が厳しい姿勢を表明したことで、そういう可能性が少し出てきました。とはいえ、中国も都市部と農村部の貧富の差が激しく国内情勢はいまだ不安です。北から人民の流入が自由化されれば国境付近では摩擦が生じるでしょうから簡単に認められないことかと思います。

Dooもこの北の核実験には憂慮しています。韓国人の男性は徴兵制に基づき、3年弱の軍事訓練を受けなければならないことは有名です。一部の例外(W杯ベスト4の選手、オリンピック金メダリスト)を除き、俳優であろうが一般人であろうが、体調面で問題が無ければ兵役につく義務があります。それだけではなく、軍事訓練を受けた人のほとんどが予備役として待機する形をとっており、有事の際に充分な人員が確保できない場合は国内外を問わず強制的に徴兵されるそうです。アメリカにいるDooも例外ではなく、万が一の際には韓国に戻ることもありうるそうです。

日本にいた頃はラボに韓国人の女性の方がいましたが、女性は兵役の義務がなく遠い話のように思ってましたけど、Dooとの会話で改めて韓国の現状を認識しました。

さて、この日は再び健康診断。2回目のTBテストを受けるという話でしたので、予約した時間に診療所へ。すると今度は「MMR接種をします」といわれました。前回に採血した際にいろんな免疫を調べたのでしょうけど、MMRって何?って感じです。これも事後復習で分かったのですが、日本では新三種混合ワクチン(はしか、風疹、おたふくかぜ)と呼ばれるものです。日本では1988年に導入、副作用のため1991年には保護者の希望があった場合にのみ接種するようになった予防接種だそうです。あ、最初の検診で「Chickenpoxになったことはある」と聞かれましたけど、これは水疱瘡のようです。そのときは「Chickenpoxって何?」と尋ねましたけど、はい、あります(笑)。

研究室に戻ってWestern Blotの発色。暗室での活動はまだ慣れませんけど、現像機からバンドがくっきりでたフィルムが出てくると小躍りしたくなります。

帰宅後にBobと電話。市外電話の際には頭に1-をつけなくてはならず、それでつながらなかったんだと思います。ボストンには3ヶ月ほど滞在して、見るべきところは全て見たそうです。ので、もうボストンに来る機会は無いかもという話でした。代わりにMohegansanかFoxhoundで会おうという話になりました。11月の半ばになりそうです。

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