研究留学ブログ~ボストン~

留学までの準備段階、ボストン留学の記録など

実験スタート? (Sep. 26)

2006-09-27 09:06:31 | 研究留学
今日から実験スタート?というのは、前日にDooから「そろそろ始めようか」という話があって、火曜の午前に相談しようということになっていたからです。

まだ自分の実験計画は練りこんでいなかったのですが、まずはDooのやっている実験に関することで、基本的な手技を学ぼうということになりました。細胞培養、Transfection、電気泳動、Western Blotを含んだ実験をやることに。

それに先立ち4℃、-20℃、-80℃、液体窒素タンクで個人スペースを確保。不思議なことに、体温計や気温は華氏表記なのにこれらは摂氏表記なんですね。今日はMaryが細胞を起こすところを観察(笑)。日本にいたときと違う点もありますけど、基本は同じなのでじきに慣れるでしょう。一番の驚きは滅菌用のアルコールがイソプロパノールだということ。日本ではエタノールでしたけど、どうやらこちらはエタノールに関するregulationが厳しいようです。逆に日本ではイソプロパノールに関しては厳しく、保管も鍵付きの棚でしたし、1週間に数回の頻度で使う場合は健康診断の際に問診が必要になるぐらいでしたので。

便利だと思ったのは、培地を温める際に鉛のおもりを瓶の口に乗せていたところです。培地が少なくなると瓶が浮力に負けて湯浴内をゆらゆらしている場面が日本では何度かありましたし。逆にフローターがぼろぼろで「使うときは気をつけて」という話でした。日本からの荷物に入れていた気もしますので、寄付しますかね。こっちでは学会で業者から粗品を配る習慣が無いのかもしれません。日本には腐るほど余っていた気がします。

夕方は習ったことを忘れずにノートに記載。日本で最初に実験をスタートしたときには何が大事な情報か分からず、言われたことを全てノートに書いてたと思いますが、今回は必要な情報だけ「英語」で記載(笑)。ノートは研究室に所属するものなので、3年後にいなくなった後もラボに残るので日本語では書けません。留学していた先輩は大事なところ(読まれたくないところ)は日本語でメモしてたという話ですけど、そこまで神経質になる必要もないかと。

日本のプロ野球が佳境のようですね。日ハムが1位でプレーオフ進出する可能性が高いということで、北海道は大変な騒ぎになるかと思います。でもやっぱり西武が日本シリーズに出たりして。西武・中日の日本シリーズが盛り上がらないのは周知の事実(笑)。日ハム・阪神の日本シリーズを希望します。新庄が甲子園でホームランを打つ、これなら盛り上がるんじゃないですかね。

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