瑞穂のラグビー好き

ラグビーをみんなで盛り上げましょう

「ラグビー・ルネッサンス」より-2

2005年11月02日 | 本の紹介
 「2011年WC開催地決定まであと 16日」

 「ジャパン対スペイン戦まであと3日」

 「あきらめない-大阪朝鮮高校闘球部の挑戦」より

 監督就任2年目の金信男監督が、啓光学園、記虎監督に練習試合を申し込んだ
時の話である。

  「本当にありがたかった。僕達には公式戦がなかったですから、その分
 そうした練習試合が大事な試合だと思ってました。そういう意味でも、
 いいチームとの試合を経験させていただいて、記虎監督には本当に感謝
 しています」
  
  ラグビーは勝負ごとのひとつである。一方が勝てば、一方が負ける。
 しかし、勝つも負けるもその相手がいなくてはラグビーは成り立たない。
 ラグビーとは、いかにその相手を敬うことができるか。勝ち負けの数より
 いかに良い対戦相手、つまり仲間に恵まれるか。

  ラグビー王国ニュージーランド。その代表チーム、オールブラックスの
 名選手のこんな言葉がある。
  <勝った試合のことは忘れた。負けた試合のことも忘れた。ただ、憶えて
   いるのは、ラグビーをしたということだけだ> 

 ノーサイド精神を言い表したいい表現だと思う。WCやスーパー12が
はじまり勝敗にこだわるラグビーが増えたが、ラグビーの根本はここにある
と私は信じたい。