帝塚山鍼灸院

不妊症や逆子、冷え性、肩こり、腰痛、頭痛、痺れ、鬱病、目の疲れ、難聴など鍼灸に興味のある方へ理解を深めて頂く為のブログ

睡眠力の衰えと鍼、お灸

2023-06-30 19:15:00 | 頭痛・疲労感・不眠・うつ・自律神経失調症・内科総合疾患
梅雨からにかけて気温や湿度が上がり中高年の患者様から睡眠に関するご相談が多くなります。
睡眠障害(不眠)には幾つかのタイプがあります。

入眠困難:布団に入り30分以上眠りにつけない。
中途覚醒:夜中に2回以上目が覚める。再度入眠する事が困難場合。
早朝覚醒:朝早く目が覚め再度入眠が困難。
熟眠障害:睡眠時間に比例して疲れが取れない。寝た気がしない。

これらの症状は特に50代以上の中高齢者の多くに見受けられます。
これは脳の老化によって眠る力が低下するからです。
睡眠は脳の睡眠中枢(松果体)から出るメラトニンというホルモンの分泌によってコントロールされています。
このメラトニンの分泌量が減る為段階的に眠る力が低下していきます。
ですから眠れない事は病気ではなく老いて起こる自然な症状です。
ただし日中の行動している時に集中力や食欲が低下したり倦怠感やイライラ感があったりする場合は睡眠のコントロールが出来ていない(不眠症)場合があるので注意が必要です。
特に週に3回以上寝れない日があり3ヶ月以上そのような状態が継続するようであれば治療をお薦めします。
クリニックでは睡眠導入剤を処方されます。
睡眠導入剤は常に服用するようになると服用しないと眠れなくなったり、睡眠の質の低下を招く事もあり継続使用にはリスクがあります。出来ればいざという時だけ頓服で服用するのが理想です。

鍼灸治療では眠らせるというより心身ともにリラックスさせ眠りに向かわせる、あるいは眠る力を補い睡眠サイクルを正常化する事を目的に施術していきます。
鍼やお灸でツボを刺激し神経の興奮、リラックスの波長を整えていきます。
お薬を飲みたくない、お薬を減らして自然に眠りたいなど睡眠のお悩みお気軽にご相談下さい。




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美容鍼・小児はり・逆子治療専門
帝塚山鍼灸院
大阪市阿倍野区阪南町5-11-17
予約専用電話 06-6629-0567
ホームページ:http://tezukayama.net/
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