新年句会
2017-01-19 | 日記
今日は新年句会でした。20人ほどの人が前もって1人5句ずつ投句したものから、当日1人また5句ずつ選ぶという互選方式。勿論自分の句は選べません。
いちばん沢山票が入った句が優勝することがほとんどですが、同数票の場合も多いので、その場合は先生が、独断で選びます。今回はその方式でした。互選が終わった後、先生がすべての句に講評をつけます。ベテラン、新人問わず、いいものはいい、悪いものは悪い、とはっきりしています。
「昔作った句を着せ替え人形のようにちょっとだけ変えて出すな」「いつまで母恋しの句を作るつもりだ、マザコンもいい加減にせい」「俳句は意外性が大事、こんなつまらん句は出すな」「報告句ほどつまらんものはない」「全く面白みなし」「しょってる何十年は捨てて、今日の瑞瑞しい一句を作れ」「こんな華のない地味な句はダメだ」とベテランの人は散々ですが、いつも言われているので、不感症になっているかも・・・誰もあまり傷ついていないようにも見えます。が、後で今日は凄かった、とかキツかった、とか涙している人もいるとか。
そして新しく入った人には「新しい人は宝」と付け加えることも忘れません。私もいろいろ言われますが、不思議に傷つくことができません。先生を尊敬しているからでしょうか。
今日の優勝句は「たからかに尾張漫才五人舞」という句でした。中堅どころの人が選ばれ、ご褒美の短冊をもらっていました。新年にふさわしい句と先生の講評がありました。
「ストーブにいつも鍋ある母の家」「酒饅頭ほのかに温し大晦日」これは私の大晦日の思い出の句です。新年は新年らしい句を作れと言われても、まったくマイペースなので、普段と同じ句調の句です。でもこれを書き留めておくことで大晦日の思い出がさぁっと自分の体を通り抜け、楽しい家族との時間を思い出すことができます。
ポメラは小さくて目立たない上に、キーボードを叩く音が、意外なほど小さいので、後ろの席で「先生語録」をポメラ実践練習の変わりに作成しています。ノートに書き取る3倍速以上でメモできます。先生の言うことは過激で真実をついていて、面白すぎて本にしたいぐらいです。因みに先生は85歳の女性です。
いちばん沢山票が入った句が優勝することがほとんどですが、同数票の場合も多いので、その場合は先生が、独断で選びます。今回はその方式でした。互選が終わった後、先生がすべての句に講評をつけます。ベテラン、新人問わず、いいものはいい、悪いものは悪い、とはっきりしています。
「昔作った句を着せ替え人形のようにちょっとだけ変えて出すな」「いつまで母恋しの句を作るつもりだ、マザコンもいい加減にせい」「俳句は意外性が大事、こんなつまらん句は出すな」「報告句ほどつまらんものはない」「全く面白みなし」「しょってる何十年は捨てて、今日の瑞瑞しい一句を作れ」「こんな華のない地味な句はダメだ」とベテランの人は散々ですが、いつも言われているので、不感症になっているかも・・・誰もあまり傷ついていないようにも見えます。が、後で今日は凄かった、とかキツかった、とか涙している人もいるとか。
そして新しく入った人には「新しい人は宝」と付け加えることも忘れません。私もいろいろ言われますが、不思議に傷つくことができません。先生を尊敬しているからでしょうか。
今日の優勝句は「たからかに尾張漫才五人舞」という句でした。中堅どころの人が選ばれ、ご褒美の短冊をもらっていました。新年にふさわしい句と先生の講評がありました。
「ストーブにいつも鍋ある母の家」「酒饅頭ほのかに温し大晦日」これは私の大晦日の思い出の句です。新年は新年らしい句を作れと言われても、まったくマイペースなので、普段と同じ句調の句です。でもこれを書き留めておくことで大晦日の思い出がさぁっと自分の体を通り抜け、楽しい家族との時間を思い出すことができます。
ポメラは小さくて目立たない上に、キーボードを叩く音が、意外なほど小さいので、後ろの席で「先生語録」をポメラ実践練習の変わりに作成しています。ノートに書き取る3倍速以上でメモできます。先生の言うことは過激で真実をついていて、面白すぎて本にしたいぐらいです。因みに先生は85歳の女性です。