覚醒
2012-02-05 | 日記
俳句を初めてちょうど1年。俳句手帳を見ると今日で529句になった。中には一部分改作した同類句も含まれているので、実際はもっと少ない。
300句を越えた辺りから、急に添削した後が激しくなる。一句を何度も何度も線を引いて上から書き直した句が多くなっていく。
思えばこの頃から一句を作るのに時間がかかるようになってきた。最初は何も考えずに次から次へと言葉を継ぎ足していただけで幸せだったが、今は、句の勉強会のある毎週水曜日の夜は原稿用紙に向かって苦吟している。この苦吟の味もまた良いものである。これが仕事なら苦しいだろうが。
この前、珈琲を飲みに行こうと近所を歩いて吟行していたら、たまたま幕末の狂歌師、梅屋鶴寿さんの生家の前に出た。仕事で俳句や狂歌を作るのはさぞかし大変だろうな・・・と感慨深く前を通った。
思えば、俳句をするまで近所にこんなに名所がいっぱいあったなんて、あまりに近所過ぎて気がつかなかった。吟行にはことかかないところに住んでいることに今更ながら驚く。
というより、今まで自分はいったい何を見ていたのだと思う。これまで長い長いまどろみの中にいたような気がする。
仕事のない土曜日の昼間は、ウォームアップパンツとダウンベストで、中距離吟行、時間にして2時間から3時間ぐらいその辺をうろつきまわっている。そのせいか、今年はまだ一度も風邪を引かず、一回だけ、試験問題を集中的に作った後、知恵熱のようなものが出たきりである。2011年度はダイエットもあって、本当によく歩いたものだ。
300句を越えた辺りから、急に添削した後が激しくなる。一句を何度も何度も線を引いて上から書き直した句が多くなっていく。
思えばこの頃から一句を作るのに時間がかかるようになってきた。最初は何も考えずに次から次へと言葉を継ぎ足していただけで幸せだったが、今は、句の勉強会のある毎週水曜日の夜は原稿用紙に向かって苦吟している。この苦吟の味もまた良いものである。これが仕事なら苦しいだろうが。
この前、珈琲を飲みに行こうと近所を歩いて吟行していたら、たまたま幕末の狂歌師、梅屋鶴寿さんの生家の前に出た。仕事で俳句や狂歌を作るのはさぞかし大変だろうな・・・と感慨深く前を通った。
思えば、俳句をするまで近所にこんなに名所がいっぱいあったなんて、あまりに近所過ぎて気がつかなかった。吟行にはことかかないところに住んでいることに今更ながら驚く。
というより、今まで自分はいったい何を見ていたのだと思う。これまで長い長いまどろみの中にいたような気がする。
仕事のない土曜日の昼間は、ウォームアップパンツとダウンベストで、中距離吟行、時間にして2時間から3時間ぐらいその辺をうろつきまわっている。そのせいか、今年はまだ一度も風邪を引かず、一回だけ、試験問題を集中的に作った後、知恵熱のようなものが出たきりである。2011年度はダイエットもあって、本当によく歩いたものだ。