和歌山に行き、食事をしました。
すだれで仕切ってある、後ろの席で、コテコテの和歌山弁を聞けました。
お顔は見ることができませんでしたが、たぶん40代か50代ぐらいの男性の声。
和歌山弁では「ざじずぜぞ」が「だちづでど」に変わることは知っていましたが、今回生で聞くことができました。
「でーきん」「でーきん」「デー金が高い!」と連呼されていたのです。
「税金」ですね!おお、これが和歌山弁かと感動しました。
それから、「いね!」とか「いんでもうた」と叫んでおられました。
後でネイティブ和歌山人に尋ねると、「いね!」とは「かえれ!」したがって「いんでもうた」とは「かえってしまった」ということらしいです。
おばあちゃんが、「おっぱしよか」とか「にぎりこ」とか「つれもていこか」とか言っていたのを思い出します。
「おっぱしよか」と、うちの子どもが赤ちゃんの頃に言ったときには「おっぱいをやってくれるのか」とびっくりしましたが、「おんぶしようか」という意味でした。
「にぎりこ」は「おにぎり」の意味。可愛いでしょう。
「つれもていこか」は「レッツ・ゴ~」です。
和歌山って、大阪に近いのですが、大阪・京都とは文化隔絶したところですね。ちょっと異界に行って来た気分です。