轟音二種

朝、蝉の轟音で目ざめる。耳元で鳴いているかのようにすさまじい音。 もちろん、寝室の窓の外の木につかまって鳴いているのだが、あんな小さな体でどうしてあんな大きな音が出せるのかと思う。 下に下りると、今度は猫の鳴き声。これもチビながら喧しいったらない。えさをやるまで、ずっと鳴いている。えさを食べたら今度は外に出せとまた大騒ぎ。 戦争中でも、平和なときでも、思いっきり出したいように声を出せる生き物は幸せ . . . Read more