この記事は2006年10月20日頃のお話です。
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長男君に自閉症である事は何度も書いているので、ご存じの方も多い事でしょう。
ところが、障害と言う物は、1つだけと決まっている物では無く、一緒に合わせ持っているものがある子が沢山います。
ハイ。
長男君は長男君は知的障害とADHDを持ち合わせております(^^;)
小さい頃は多動でしたが、長男君は第1子。
どれだけ動いてもkugachanの両手が空いているので苦ではありません。
それどころか、初めての子供だったので、毎日が楽しいくらいでした♪
一緒に遊ぶと言う事はなかなか難しいものでしたけどね(^^;)
そんな長男君。
多動は大きくなるにつれ、すっかり影を潜めました。
残るは不注意と衝動性が少々。
特に最近目立っているのは不注意です。
頭にインプットされたものであれば、物を忘れる事は絶対にありません。
が、インプットされて無い時は絶対に忘れます。
金曜日、迎えに行った帰り道。
長男君 「今日は英語の宿題があるんだよ。帰ったらスグにやらなきゃダメなんだよ。」
と、話しておりました。
いざ、宿題をしようとしたら・・・。
長男君 「ママ~!!ノートが無い~!!」
kugachan 「もう1回、鞄の中の教科書の間とか、引き出しの中とか、机の上の物の間とか、机の上の物の間とか教科書の棚の間とか見てみ~!」
(細かく言わないと上をサラッと見る事しかしない。)
ガサゴソガサゴソ・・・
長男君 「やっぱり無い~!」
で、kugachanも見てみたがやっぱり無い。
kugachan 「どこやったん?」
長男君 「学校かもしれない。」
kugachan 「今やったら、学校に誰か居るから取りに行こうか。」
長男君 「ヤダよ。」
kugachan 「取りに行け!」
長男君 「ダメだよ。僕は1回学校から帰って来たら行かない主義なんだ。」
kugachan 「何やそれ(一一;) 取りに行かな宿題出来へんやん。」
長男君 「ダメ。行かない。」
kugachan 「行け!!!」
長男君 「行かない~っ!!」
kugachan 「学校で”さようなら”して来たから?」
長男君 「そうだよ。」
仕方が無い・・・。」
で、昨日、土曜日。
kugachan 「今日はあだ学校に行ってないから行けるやろ?スポーツフェスタが終ったら取りに行こうか。」
長男君 「ダメだよ。今日はお休み。」
kugachan 「何でや( 一一)
学校にはクラブとかで皆来てるで?行ってもえぇねんで?」
長男君 「ダメだよ。今日はお休み。」
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出ました、拘り。」
前もって登校を支持されていないから行ってはいけない、と言う事なのだ・・・。
これは困ります(一一;)
で、応援に来てくれた担任の先生にこの話しをし、次の英語の授業は火曜日なので、月曜日には必ずノートを持たせて欲しいとお願いした。
そして、
kugachan 「1回しんどい思いをしたら判る(鳥に行った方が楽だと言う事)かもしれない。」
と言うと、
担任 「そうかもしれませんね。」
ニヤリ( ̄▽ ̄)vv( ̄▽ ̄)ニヤリ
物は経験。
切羽詰まってしんどい思いをするがいい。
しんどい思いをして判るといいんだけど・・・。
どうだろうな・・・。
(自信が無いkugachanであります)
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忘れ物を取りに学校へ戻ると言う事は、全く出来なかった中学生時代。
学校が休みの日には、前もって何かがあると予告されて無い限り行く事は、本人の中で許されないルールなのでした。
当時住んでいたマンションから中学は見えていたと言うのに・・・。
これも拘りの1つで、これが崩されるとパニックになる長男君。
大人になった今では少しばかり柔軟になって来た気がします。
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