Auster's "Man in The Dark"

私の大好きな作家、ポール・オースターの作品「Man in the Dark」を読み終えました。何か一気に読んだ感じです。オースターは、絶対に英語で読んでいます。というか、彼の大ファンとしては、オリジナル言語で読まなきゃ！
この作品の感想は、う～～ん、複雑です。個人的には、あまり好きではないですね。今までの作品は、読んで、やっぱりオースター！！ってじ～～んと感動しましたが、この作品は、何か違いました。レビューも好評みたいですが、個人的に今回に限っては。。。　もちろん、いつものオースター的な構成もあり、さすが！ってところもあります。扱ってる内容は、いつものように暗い人間の内面ですが、でも、いつも以上にもっと現実的かも？　そこが、何か自分のことも考えてしまって、読んでてすっきりしなかったのかも？？？　内容は、主人公のおじいさん、元文芸評論家。現在、交通事故にあい自宅のベットの上。娘と、孫娘の３人くらし。複雑な関係だったおばあさんは、最近亡くなり、孫娘の恋人は、イラクでトラブルに巻き込まれて悲惨な死に方、娘は離婚。おじいさんの夢状態の話と、現実の苦痛な話とが混ざり、ストーリーは進み、最後は孫娘と話すことで癒されますが。。。。

もうすぐでる、オースターの新作「Invisible」がすご～く気になります。（私も新作書かなきゃなあ～。。。）

最近、大量の小説を読み続け、大好きなアメリカドラマDVDを続けざまに見続け、ニューヨークタイムズとかCNNとかまでじっくり現実ニュースまでみてると、頭のなかでどれが現実でどれが架空か、全ての内容がまざってきて自分のストーリーを作り始めてしまったり。。。最近は、現実もドラマも小説もみんな何か似てきているのか？