後報告になってしまいますが、先週、名古屋ボストン美術館で日本画を見てきました。
この絵『十牛図』は、禅の悟りにいたる道筋を牛を主題に10枚の絵で表したもの。牛は人の心の象徴とされ、牛を悟り、童子を修行者と見立ててるそうです。1が牛を探そうと志し、2で牛の足跡をみつけ、3で牛の姿を見、4で力づくで牛をつかまえ、悟りの実態を得、5で牛をてなづけ、悟りの修行。6で牛にのり家にむかい、悟りが得られたこと。7で家に戻り牛のことを忘れ、8で全てを忘れ無の境地。9で原初の自然の美しさがあらわれ、10で悟りの最終段階で、他の人を導く。3つめの橋本雅邦の絵で下から順番に悟りへの導きとなってます。なるほど~ 私は5の修行段階くらい? いや、それにも至って無いかも?
虹輪」は、作者がブロッケン現象からアイデアを得て書いたものだそうです。私が今、書いてる作品のアイデアに通じるかなと?
他にも、チラシ掲載の有名作は、かなりの大きさで色も鮮やかで、存在感のあるすばらしいものでした。会期終了前に、突然見に行ったのですが、なかなか面白い展覧会でした
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