雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

秋・妙味 美は無数

2015-11-15 18:09:19 | 自然

「秋の妙味、今はその姿無く」

11月10日、ラビ妻の友人のSさんたちの手作りショップに北24条のサンプラザホテルに出向きました。この時期モミジなどの落ち葉が歩道に落ちていて、秋の深まりを感じさせられました。

 

ドウダンツツジの紅葉。

この季節の落ち葉には美しさがあり、さっそくカメラを向けました。

紅葉が歩道に落ちていて模様を描き綺麗です。人はこの寒さに身をかがめて通り過ぎます。落ち葉の妙味には興味がなさそうです。

 

カエデの葉の落ち葉。落ち葉にも美しさがあります。

モミジ葉とサクラの葉。

イチョウの葉も一気に落ち葉と化しました。面白い模様です。

そして、数日後の14日にチャオで行われている写真展を見に行くために同じ道を通ったのですが、木の葉はすべてが枯れて、落ち葉には枯れ葉ばかりで何も綺麗さがありませんでした。一週間で景色が変わってしまっています。

この季節、1週間の間に冬が一度にやって来た感じの模様です。

家ではライラックの落ち葉が道路に落ちて、箒で取り除くのも大変でした。昨日の風で一気に落ちて、今日でひと段落です。

 


芸術の冬 12条駅近くの「チャオ」(札幌)で 写真展開催中

2015-11-14 20:42:25 | 草花

「恒例、写真展チャオにて」

画廊喫茶チャオ 22周年記念写真展

元気の出る植物研究家のHさんのブログを見て、今日、カムイラビット夫婦は写真展を見に出かけました。

場所は北区(札幌市)の地下鉄南北線12条駅近くの喫茶兼軽食店の「チャオ」です。2週間に渡り、一週間ごと入れ替えの写真展です。

20人の作品が展示され、計40人が参加しています。

11月13日((金))から2週間に渡り展示されています。

展示者には顔見知りの人がいますので仲間がどんな作風なのかわかります。

会場に着くと、顔見知りのIさんが居て、写真の解説が始まりました。やんわりといぶし銀の解説もあり、勉強になりました。退屈しませんでした。この写真展の切り盛りされている方です。

展示されている写真のモデル二人も来て、会場は華やぎました。彼女たちは写真についても関心を持っている様子です。

客足もあり、写真展は成功の様です。


桑の木 北海道でもお蚕さん 飼っていた

2015-11-13 21:00:36 | 樹木

「碁笥作りに桑の木が」

熱中するとその道具にも凝りだします。もう53年も前の若い頃から、囲碁に熱中していました。碁盤の良い物がほしい、碁石の良い物がほしい、そして碁石を入れる良い碁笥(ごけ)が欲しい。と探しました。

碁笥は身近に手に入ったイチイのものになりました。その時聞いたのは「桑の木の碁笥も良い物なのだ」と知りました。なかなか太く育ち碁笥に作れそうな桑の樹は見つかりません。したがって桑の碁笥は手に入りませんでした。

「桑の木がカムイラビットの庭にも」

何時種が運ばれてきたのでしょうか、札幌に家を建てて20年も過ぎてから桑の木が出てきました。桑の実が小鳥によって運ばれてきたからなのでしょう。あの小粒の種子が新地に芽生える姿にぴっくりです。

桑の新芽はテンプラ揚げにすると桑のふわっとした香りが口の中に広がり美味であり、桑の葉のお茶も健康に良いので切り倒すこともなく育てていました。そうしましたら大変な勢いで大きくなり驚いています。一階の屋根を超すほどになりました。新芽をテンプラにするため我が家に共存しているのです。

今年はあまりに大きくなり、この秋には大きく枝を切り落としました。とうとう邪魔になるほど大きくなっていたのです。枝を切り落としてもまた小枝を出しますので春の珍味はいただけます。我が家の桑の木は実を付けない桑の木なので、味覚の方の恩恵は受けていません。

戦時下には糸が手に入らなく、我が家でも農家でありませんが蚕(カイコ)を買いました。まだ小学校の低学年でしたが桑の葉(枝付き)をとってくるのを手伝いました。寒い北海道でも養蚕業をしていた家が結構あったらしいのです。

札幌の桑園という地名もお蚕さんを飼っていたということを今に残しています。東川町にも養蚕農家が残され、札幌の開拓の村にも大きな養蚕農家の家が展示されています。

 

 

 


健康のバロメーター モエレ山登山

2015-11-12 19:09:52 | 紹介

「モエレ沼公園 モエレ山」

我が菜園の地主のOさんは、二年前まで良くモエレ山に登っていたといいます。我が家の近くの人たちは健康のバロメーターにするかのように月に何回モエレ山に登ったかを数えている人もいます。菜園の地主さんも二年前までは元気のかたまりであったらしいのですが、この頃は肩を壊したりして登山回数もわずかなようです。

登山と言えば、清里町に居た当時、地域新聞に斜里岳(オホーツク管内)に毎日登る人が紹介されていましたが、世の中には強靱な人も居るものなのですね。それに対してモエレ山は人工の山の小高い丘みたいな山ですので、齢を取られた人たちが健康のバロメーターのために登る気楽な山です。

四季を通して季節を感じながら登山出来ますので地域の人には人気です。孤立峰(?)なので360度が展望出来て気持ちが晴れ晴れします。

9日(月)に、嫁、2才の孫、カムイラビット夫婦で登りました。心配していた孫も、先頭にたって登り切りました。孫の体力増進に役立っただろうと思われました。小さな子供も楽に上れる小山なのです。楽しそうでした。

モエレ山からの風景は公園の周りの旧河川がモエレ沼公園の独特の風景を創っています。

夏に人気の噴水は秋に入っているので行ってはいませんが、噴水の周りのカラマツの木の黄色の彩がきれいです。

周りの木々も大半が枯れて、林の中は枯れ葉のカサカサ音が楽しめます。下山してからは落ち葉で孫は満足いくまで遊びました。カムイラビットと落ち葉投げは格別だったよです。

 


こんな姿でごめんなさい 大根もヌードしちゃった

2015-11-09 21:42:40 | 

「大根ヌード 驚く姿 嬉し恥ずかしこの姿」

多くの大根を収穫していると、思いもがけぬ大根に出会います。

今回は女性・男性のヌードを合わせてお見せします。

恥ずかしいのか、腿を組んでいます。立派な大根足ですね。

この大根にはお臍までついています。これは女形です。

これはおちんちん付きの男性ヌード、こんな大根は始めてです。

いやはや、こんな大根に目が行くのは齢のせいなのかも知れません。

8日ようやく、漬物用の大根を干しました。例年通りカボチャ漬け、にしん漬けを作ります。知人から別にたくさんの漬物も送られてきます。漬物好きなカムイラビットは上手に漬かるお新香を楽しみに冬を迎えます。

 

 

 


秋の工作 大人気 モエレ沼公園クラフトⅦ

2015-11-07 19:12:09 | 草花

「モエレクラフト 秋の工作に90人参加」 大人気の行事になりました。

モエレ沼公園サポーター、モイレHIDAMARIの活動日で11月7日(土)、お手伝いでカムイラビットは朝からモエレ沼公園に出掛けていました。ラビ妻はボランティア先の研修日で朝からお出かけです。

毎年秋の工作行事は人気で、口伝えなのか、参加費が安く楽しめるためか、今年は会場にいっぱいの90人が来て賑わいました。

秋の工作行事なので、子連れのお母さんたちが多いのです。大人の作品はリースを作るのが決まりですが、子供の独創力は なかなかなもので面白い作品が作られ、感心させられます。

  

  

木の実やら、木の輪切り、押し葉、リースの輪などは沢山材料が用意されていて、ふんだんに使えるので皆に喜んでもらっています。子供には創造性を養うには最高です。

赤ちゃん連れの人も作品作りにきてました。

  

今日の札幌の天気予報は曇りでしたが、予報とまったく違ってガラスのビラミット陽だまりの中は太陽の熱で暖かく、気持ちの良い作業日となりました。

来年も11月の第一土曜日にこの行事が行われます。参加人数が多くなっていますので多分申し込み先着順になりそうです。

◎この日は縁起の良い日だったのでしょう。花嫁姿を会場で見ましたが、ういういしく皆の視線を集めていました。今までにモエレ沼公園のガラスのビラミット内で結婚式を挙げる人を何組も見ています。

★ 最新「お得な情報」 今年の11月11日(水)は麺の日、札幌元祖「ラーメン横丁」ではすべてのラーメンが半額となるそうです。カムイラビットも食べに行ってみようと思ってます。このブログを見た人はお得です。

 

 

 


札幌大通り公園 噴水今季終了

2015-11-05 18:58:35 | 観光

「大通り公園 噴水の魅力」

「札幌の観光地は?」 と問われると、「大通り公園」と答える人も多いと思います。この答えは当たり外れのない答えと思われます。花壇が設置され、春・夏を通して美しく、憩いの場所として楽しめるところです。

何個かある噴水の周りでは、結構な人が札幌らしさを楽しんでいます。学生が居ても、観光客が居ても、小さな子を連れているお母さんが居ても、老人夫婦が居てもみんなが自然に溶け込んでいます。公園を盛り立てるのは噴水ばかりでなく、テレビ塔が公園の雰囲気をつくりあげています。

テレビ塔には時間が示されていますが、電気メーカーのパナソニックが寄付したと話しを聞きました。テレビ塔の一部にパナソニックの電光板があるのです。

10月末の夜、大通り公園の西6丁目からテレビ塔に向けて大通り公園を通りましたが、夜景はテレビ塔を中心に趣があり、寒い夜でありながらそそろ歩きが楽しめました。

何枚かの写真を撮りながらでしたが、噴水とテレビ塔がマッチして一人歩きも楽しめました。

大通り公園の噴水は10月末で終わりとなるとかで、噴水の見終わりの風景となりました。

噴水は人の心を和ませてくれますので、夏には昼・夜通して人が集まっています。噴水が終わりになると寂しくなりますが、しばらくすると大通り公園めいぶイルミネーションでまた息を吹き返します。


カケス 例年になく 飛来する

2015-11-02 19:42:58 | 

「カケスの飛来、これは楽しい」

この齢になるまで、今までにカケスの姿を見たのはわずかです。今やカケスの姿を見るのは貴重な出来事と言えるまでになりました。

昭和30年ころまではよく見かけたのに、今ではなかなか見る機会がありません。

足寄町(十勝管内)の里見が丘公園は、キャンプ地としても知られる林の中の絶好の場所です。モミジの木が赤くなる秋になると、何匹かのカケスが木から木へと飛んでいる姿をよく見かけました。飛んでいる姿は綺麗で優雅です。動く鳥はすぐ目に入り、カケスの飛ぶ姿は秋らしい季節を感じさせてくれます。

カケスの姿を思い出すと、足寄町(十勝管内)のこのキャンプ地での紅葉の季節が思い出されるのです。

その後、長い間カケスに出会いませんでしたが、札幌学院大学の講座の野鳥観察会に参加した際、岩見沢の森林地でカケス一羽を見たことが、札幌近郊で始めてでした。

その後6年ほどカケスには出会いませんでしたが、今年(平成27年)度はカケスに出会う奇跡が起こっています。

一度目は、9月に北海道医療大学の里山で、10数羽の群れが一度に飛んで来て、あっという間に飛び去って行く姿を見たことでした。

二度目は、10月初旬の幌満ダム(様似町)でのことで、これはダムの湖面上を10数羽のカケスの群れの飛来でした。カケスを追って鷹がフルスピードでカケスを捕まえようと飛ぶ姿が印象的でした。カケスは鷹につかまりませんでしたが、目を疑う光景でした。

そして三度目は、わが別荘近くの防風林に二羽のカケスの飛来を見たことでした。菜園近くでしたので、カメラに納めたかったのですが、あいにくこの日に限ってカメラを持って行かなかったのが悔やまれたのでした。

もしカメラを持っていたとしても、すぐ飛び立つので、カメラになかなか納めることはできない鳥です。

カケスの鳴き方の「キァー・ギアー」鳴く声は我が別荘地でよく聞くので、近くの防風林にはカケスが来ていることが想像されます。

別に、キツツキの鳴き声も「キッ・キッ」と独特ですので、姿は見ませんが近くに来ていることが分かります。

秋も小鳥たちの鳴き声を良く聞くのですが、秋は菜園の片づけで忙しく、小鳥の観察がおろそかになっている為か、小鳥の姿が気にならないのは不思議です。


夷酋列像展 酋長・二頭の動物とは これはサル イヌ もしくはクマ?

2015-11-01 22:47:50 | 動物

11月8日まで「夷酋列像展」 北海道博物館で!

夷酋列像の中のある酋長が、二頭の動物を紐でつないでつれている絵がありました。人物を大きく見せるためでしょうか、動物が小さく貧弱に描かれています。

この絵の前ではたと足は止まりました。ウームこの動物はイヌかと迷いましたが、尾が短かくイヌと考えるのはおかしいと結論し、次にサルかも知れないと考えましたが、北海道の寒い地にサルは住んでいず、どうもサルらしくありません。

残すはクマかも知れないと思ったのですが、二頭の動物は一頭は黒色、もう一頭は白色なのです。白のクマなんて酋長が連れているのはおかしいと思いながらも、この貧弱に描かれた動物か何なのか疑問のまま展示会場内を見ておりました。他の見ている人もこの動物は何なのと言っておりました。

その内、会場内に国後島の成獣の白熊の写真があり、ある酋長が連れている動物は一頭の白色の動物はシロクマの子供の熊であることが分かりました。再び列像のこの酋長絵の前に戻り立ち止まり再確認です。フムフムこれは確かに白熊の小熊の絵なのだ確認したのでした。

この酋長は勢力があったと見えて、国後島の方まで手を広げており、その地から小熊の白熊を手に入れていたものと思われます。

今もそうですが、北海道には白熊の生息はなく、国後島や色丹島に生息しています。成獣は全身が白でなく黒色がかっていますが、小熊の時は全身が白であるとのことで、確かにこの絵の動物は白色の子熊なのでした。

この絵の左側の二匹の動物はヒグマの子熊。

この酋長の勢力が、国後、色丹にまでとどいていた証拠としてこの絵により読み取ることができるのでした。

近年では、ニュースにより国後島の白い熊の姿を見る事があります。むかしも同じだったのでしょう。

★ 北方四島ではヒグマの一割が白い体毛とされている。調査団は国後島に滞在中、延べ8頭のヒグマを確認し、このうち5頭が白い体毛で、親子もいたという。(道新27・9・18)