「高齢化進む 夕張、歌志内、上砂川の3炭産地 産業育たず、若年層流出!」
「高齢化率」とは、人口に対する65才以上の比率のこと。
炭産地であった空知管内(北海道)の夕張市、歌志内市、上砂川町の三市町が高齢化率50%を越しました。これらの町では大変な事です。
夕張市 51.13% (今年5月現在 2017年に50%を超す)
歌志内市 50.98% (今年5月末現在)
人口は3215人 うち65歳以上は1639人。
上砂川町 50.71% (今年5月末現在)
人口2940人 うち2040人 うち65歳以上は1491人。
この3つの市町では人口の半分が老人なのですよ。街を歩けばお年寄りの人ばかりと言う感じになります。若者一人が一人の老人を支えているという町なのです。
これらの町は炭鉱閉山後、石炭に代わる基幹産業が育たず、労働者子育て世帯が流出。近年は出生率の低さも拍車をかけています。
若年層の定住に力を入れていますが、なかなかうまくいっておりません。
昨日の認知症に関係する講演会の中で、夕張市の話が出ていました。
人口が減って来た当時は市の対応が悪いという思いから閉塞感があったそうですが、ここまで人口が落ちて市民は、自力で生きなくてはと「考え方生き方に活気が生まれて来た」
ように感じられます。と話がありましたが、さあてどうでしょうか、これまで高齢化が進む社会では認知症の人をどう包み守るか どう進めるかは難しい話です。
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