多摩地方にある特有の絶滅危惧種の花、多摩のカンアオイが咲いていました。ウマノスズクサ科の地味な花ですが里山で見つけました。花期は5月初旬ですがアップが今になってしまいました。
以前はあちこちで見かけたのですが最近は探さないと中々見つかりません。
キンラン・ギンランも今はなくなってしまいましたが昨年辺りから違う場所で見つかりました。
昔は深い森だったところに一本の大きな道路が出来て景色がすっかり変わってしまいました。団地内に生協が出来て、その近くに自然のままの公園も出来ました。
昨年あたりからキンラン・ギンランが見つかるようになりました。
ミツバツチグリ 似た花にキジムシロ・ヘビイチゴなどがあります。
ミヤマナルコユリ(ユリ科)
このはなも昔里山に沢山あったのですが、最近は殆ど見つからなくなりました。
似た花にナルコユリ・アマドコロ・ヒメイズイなどがあります。
以前は昔から受け継いだ花が沢山見られたのですが、年々外来種にその生命力の
強さに負けてしまい、どんどん消えてしまいます。里山を観察しているとよく解ります。
この多摩ノカンアオイ・キンラン・ギンランもこのまま自然のままにしておいたら
後数年で消えてしまうのではないでしょうか。