野山の香り

高尾山や近くの野山に自然に咲く花が
好きです。

西伊豆への旅 Ⅰ

2012-05-29 10:56:11 | 

西伊豆へ旅をしてきました。20数年前息子の大学も決まり
「これからは家族4人一緒に旅することはなくなるだろう」との考えから
この旅は計画されました。
 
当時は私の運転でどの道を通って行ったかは記憶にないのですが 
見物した場所などは鮮明に覚えていました。宿泊先も同じ
石部温泉の民宿です。
今回は伊豆半島を一周することはなく帰り道は沼津から東名高速で戻りました

久しぶりに見た山中湖からの富士山です。
白鳥のつがいが雛を温めていました

修善寺の街です  ここで私は始めての足湯を経験しました。
車に乗りどうしで一寸むくんでいた足には何とも気持ちよかったです

「お湯かけ地蔵」   珍しいものに興味しんしんの様子でした

日枝神社と由緒ある大木です

ここで簡単な昼食を済ませ、井上靖の「しろばんば」の舞台となった
湯ヶ島を通って海岸沿いの道に出ます。

堂ヶ島の海岸に着き、早速洞窟めぐりコースの船に乗りました
ここは20分の乗船でしたが安山岩で出来ている島や洞窟があちこちに
点在していました。

こんな島や洞窟があちこちに点在していました

天窓洞  天井が抜けていて外の景色が見えます

カザニアの花が沢山咲いていました

次に訪れたのが一番期待していた「長八美術館」です

伊豆の長八は江戸の左官として前後に比類のない名人であった。
浅草の展覧会で長八 の魚づくしの図のついたての出品があったことを
覚えている。 殊に図取りといい、
こて先 の働きなどは巧みなもので、
長八が名人であることを知った   ネットより

20数年前を思い出していました。
現代左官技能の粋を尽くして描かれた芸術は日本随一です

入場券を買って中に入るときに余りにも細かい絵なので拡大鏡を渡され
絵に 充てて見ないと良く見えません

建物の中に入る前に「老人と少年」の作品が置いてありました

建物の内部も明るくて2階にも沢山の作品が展示してありました

     

    

             

なまこ壁  壁の強度 と 美観を意識して作られた塀
ゆっくりとした時間が流れていました。20数年前も4人でじっくり眺めたものです 

民宿に入ったのは3時過ぎでした。目の前は道路をはさんですぐに海が続いていました
海を見たのは何ヶ月ぶりでしょうか 

早速海岸で砂遊びです。  遠くの防波堤には大勢の釣り客がいました

釣りが趣味の息子は早速釣りを始めました
餌をつけない釣り法では明るくて魚も寄ってきませんでした
そろそろ6時近くなってきました。楽しみにしていた夕食の時間です

ご馳走が多くてテーブルの上には載り切れません
高級魚のイシダイの活け作りと手長えび・サザエの船盛です

タタミの上には煮魚と伊勢海老のお刺身がつきました

夕食が終わってから息子とお嫁さんは夜釣りに出かけました
私と孫はテレビを見ながら横になっていました。1時間くらいで帰ってきましたが
手提げ袋には大きなカサゴをゲットして戻ってきました

家に帰ってきて大きさを測ったらナント28センチもある大物でした
煮付けにしたら昨晩出された煮魚よりはるかに美味しかったです

次回の続きは後日記します

 

 

コメント (20)
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