オオハクチョウ

英名が『whooper swan』（whoop＝叫び声をあげる）とつくくらい、コホォーコホォーと賑やかな白鳥です。ちなみに、コハクチョウは『tundra（＝ツンドラの）swan』で、コブハクチョウは『mute（＝無言の）swan』です。
春の渡り時期には灰色の羽がまだある幼鳥ですが、２回目の冬が来る前には成鳥と同じ真っ白な羽色に変わります。宮島沼では突堤で良く観察できる種ですが、翼の力がとても強いので近づきすぎには要注意です。繁殖地では外敵（キツネなど）を追っ払う時にもバシッと使うらしいですよ。