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オルタネーターO/H

2009-10-08 22:45:53 | デルタ:整備・メンテ
勢いで逝っちゃいます。


プーリーのナット(22mm)をインパクトで緩めて、


プーリーと冷却フィンを外します。


ICレギュレーターは交換しますので2本のボルトを緩めて外します。
レクティファイアは多分大丈夫のでそのままっス。


ICレギュレーター外れました。ブラシは片側がそこそこ減っていますが思っていたほど減ってませんねぇ。


フロントケースとリアケースを固定しているナット3箇所を緩めボルトを抜き取り、フロントケースにプーラーをかけてシャフトから引き抜きます。


あとは適当にバラします。
今回レクティファイアの交換は無しなのでステータコイル(フロントケースとリアケースの間の部分)はリアケースから外し(れ)ません。


フロントケース裏の三角のプレートを外すとフロントベアリングが現れます。
NSKの6303VV(非接触シールタイプ)が入ってました。日本製のベアリングってことは過去にオーバーホール歴ありなのかな?
「ジャリジャリ~、シャラシャラ~」と非常にやる気のない状態でしたのでもちろん交換です。


リアベアリングもNSKでしたが、こちらは何故かイングランド製の6201ZZ(鋼板シールタイプ)が付いてました。
こちらも「シャラララ~」とやる気ゼロなので有無を言わさず交換決定。
フロントベアリングはハンマーで簡単に抜く事が出来ますが、リアはベアリングプーラーが無いと抜けません。


ベアリングの注文とリアベアリングを入替えてもらう為、近くの電装屋さんへ。
フロントベアリングは在庫有りでしたが残念ながらリアは在庫切れ…orz、と思ったらその場で問屋に連絡して速攻で取り寄せてくれました!素晴らしい!!
しかもリアベアリングの入れ替えもタダでやってくれると言うじゃないですか!!!
ちなみにリアベアリングもフロントと同じVV(非接触シールタイプ)にしました。


そんな皆様のご好意のお陰で無事組みあがったオルタネーター。

が、ここで問題発覚!
数日前に注文し、とっくに発送され今日には到着すると思っていたICレギュレーター。
先ほど「本日発送いたしました。到着予定日は10日です」と悲しいメールが。
11日は後輩と帯広方面へツーリングに出掛ける予定なので、明日には全部仕上げるつもりだったのになぁ…

10日なら間に合うと言えば間に合うけどバタバタするのも嫌だし、とりあえず外したICレギュレーターを付け直すか。
ま、警告灯が点いてた訳じゃないので大丈夫でしょう。

結局、オーバーホールじゃなくて只のベアリング交換になっちまったじゃねぇか!(笑