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たびのきろく

旅の記録を綴っていきます。


よろしくお願いします。

カードボード・カセドラル(Cardboard Cathedral):仮設大聖堂

2019-05-15 14:27:26 | 旅、ニュージーランド、クライストチャーチ、観光、日記
こんにちは。先ほどの追記です。

2011年の震災により、町の象徴だった大聖堂は崩壊しています。


@現在の大聖堂(カセドラル・スクエア)

現在は少し離れた場所に仮設の大聖堂が建てられています。設計は日本人建築家の坂(ばん)茂氏が手がけました。坂氏は建築家として国内外で活躍する傍ら、震災で被害を受けた地域への紙素材を使用した建築物の提案、建設を行うなど、災害支援活躍にも積極的に取り組んでいます。その功績がたたえられ、建築界のノーベル賞と称されるプリツカー賞を受賞しました。
屋根には表面に特殊加工が施されたボール紙製のチューブを使用しているほか、内部の祭壇や椅子、正面に飾られた十字架なども紙素材でできています。



館内は700人ほど収容することができ、礼拝はもちろん、コンサートやイベントの会場としても利用されているそうです。耐用年数は50年とされていて、新たな大聖堂が再建されるまで利用されるとのことでした。

なお、2017年9月から修復がはじまり、完成までは約10年を要し、85億円ほどの費用がかかるそうです。

日本人の活躍を耳にすると、本当に嬉しいものです。私も活力をして頑張りたいと思います。

クライストチャーチ(Christchurch)

2019-05-15 11:16:53 | 旅、ニュージーランド、クライストチャーチ、観光、日記
おはようございます。昨日、深夜に無事、クライストチャーチに到着しました。

空港から市内までは約12㎞と近く、車を使うと約20分の距離です。料金を一番安くあげる交通手段はメトロと呼ばれるバスになります(片道大人NZ$8.5、子供NZ$4)。
メトロカード(ICカード)を利用すると片道大人NZ$2.65、子供NZ$1.4で行くことができます。



南島最大の人口を擁するクライストチャーチは、南北に細長い南島中央部のカンタベリー(Canterbury)地方に位置するニュージーランド第3の都市です。島内観光の拠点として、国内各地とのアクセスを網羅した南島の玄関口でもあります。
市内中心部の大聖堂を中心にゴシック様式の建物や美しい公園が点在するこの町には、ガーデニングやハンティング(船遊び)といった英国文化が色濃く根付いています。町の随所に緑が生い茂る美しい風景は「イギリス以外で最もイギリスらしい町」と称されるほどです。
ここは、2011年に起きた地震によって大きな被害を受けました。若き日本人28人を含む185人が犠牲になっています。8年経った現在は復興が進み、新しい商業施設が次々とオープンしています。近代的なビルが建設されている一方で、古くからの愛称である“ガーデンシティ”の美しさも保たれているのです。

この地震のわずか17日後、東日本大震災が起こりました。我々、日本人にとっても忘れてはならない場所なのです。今日はそんな町を歩いて見たいと思います。