走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

やはりの感染拡大

2020年07月22日 | 仕事
ああああ、やはり来たよこのニュース。感染者数が上昇しているので警戒をするようにと。
感染者数が増えているのは若者層。感染が分かると保健局でコンタクトトレーシングをするのですが、ロックダウンをしていた頃は7人とか10人だったのが、今は30ぐらいの上知らない人などコンタクトが取れない不明が多く、これが不安材料なのだ。

感染場所として上がるのが飛行機、レストラン、バー、パーティー、ハウスボートなど。土日で違うパーティーに参加する典型的な若者の行動の結果が感染として現れている(北米のパーティー文化って桁違いだからね、、、)

レストランやバーを封鎖するべきではないか?の質問が記者から出た。禁止しても若者は隠れてパーティーをするので、その方が危険。それより若者にこの重要性を理解して行動範囲を小さくする事が重要とボニー博士は言う。

流石だと思う。正式なバーやレストランは労働基準の元で経営している。アンダーグランドな場所はレギュレーションもないのでもっと感染率が上がる可能性がある。

今はまだ死亡者は増えていない。しかしそれが始まるのは今の状況が続けば必然。規制を強めるのは最終手段にしたい。州民のモラルに賭けているこの姿勢。楽しい夏を過ごすためにも今一度行動を省みる必要がありそうだ。

記者会見の様子はこちらから。大掛かりに行われた州民のアンケート結果の結果も説明しています。英語の聞き取り、統計の扱い方を知りたい方はにもおすすめです。どうぞ。


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