今、処理水問題で中国の理不尽な対応でうっぷんが蓄積しているのは私だけではないだろう。
そんな折、中国人の物のとらえ方、考え方を書いたコラムにおめにかかった。
その中で、成る程と思った事が有る。
日本と長きに渡って仕事をしている中国人と食事をしている時の会話である。
その中で日本人が中国人に「処理水問題」をどう思っているかを聞いたそうだ。
自国の処理水は日本の6.5倍なのに日本を攻撃しているので理不尽ではないかと言った時の事。
あっさり認めて、そうなのだが日本はやたらにトリチウムが安全基準内だと言っている。
しかし、80%の人はトリチウムがなんで有るかなんて知らない!
知らない事を何故わざわざ発表するのか!
安全機基準内と言われてもトリチウムは含まれるのである。
人は知らない事に対しては不安が先だつ。
う~ん、返す言葉がない。
なぜなら、私もそう思うからだ。
多分大多数の日本人もトリチウムが何であるかなんて知らない。
安全基準内と言われても、福島県産の海産物をわざわざ食べない。
風評被害は織り込み済みなので有る。
人々の記憶から消し去る事が大切なのだ。
その対応が政府、官僚、関係者に出来ない。
典型的な例として…
中国のスポークスマンは結論を最初に言う。
日本の官房長官は説明から入ってくどくど言って最後に言う。
日本人の特性と言ってしまえばそれまでだが、世界を相手に生き残って行く為にはそれではいけない。
もう少し表現の仕方を勉強したらどうだろう。
感じるのは中国のスポークスマンの視線の先には世界があり、
日本の官房長官の視線の先には国内があるような気がする。
国会議員の資質の問題である。
コロナ対応でもそうだ!
現在オミクロン株対応版だ。
我々は、まるで医者の様にXX株対応ワクチンとかの情報をテレビから叩き込まれる。
つい最近まで毎日何人発症とか発表していた。
昨日より10人増加とか言っているが、言っているアナウンサーでさえ、その価値を知らない。
報道の仕方に問題があるのである。
ニュースな事を追っかける事が仕事なのでしょうがない部分もあるが、少しは考えて欲しい!
実質の所得は目減りしているのに物価の上昇は歯止めない。
今、最も経済の影響を受けないのは高齢者と国会議員、公務員だ。
若者の非正規雇用は40%なのだ。
とても所帯を持てない。
……土曜日の朝から、暗い話題になってしまった。反省!
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