都営住宅に入居できるかな??

自己破産寸前で都営住宅への入居を
目指しています
アラフォー契約社員
戦前生まれで初期認知症の父と同居中

NHKスペシャル「調査報告 介護危機 急増“無届け介護ハウス”」を見ました

2016-02-07 19:02:15 | 父のお世話・介護

今日は録画していたNHKスペシャル「調査報告 介護危機 急増“無届け介護ハウス”」を見ました
(オンエアは2015年12/6 見なくちゃと思いつつ、ずっと見てませんでした

後期高齢者で初期認知症の父親の面倒を一人で見ている現状に鑑みて
決して他人事ではないので

番組内容は思ったより深刻でも衝撃的でもなかったですが
「ああ、やっぱりなあ…」と思いました

年齢の割に結構、世間知らずで漠然と「介護ってお金がかかるんだろうなあ」くらいにしか
今まで思っていなくて、ちょっと上の世代で家族を介護している先輩方が
「特養なんて空き待ちがすごくて、とってもじゃないけど入れないし」なんて言っているのを
適当にスルーして聞き流して来たのですがホントにそうなんだと再認識しました

◆「特養」=「特別養護老人ホーム」
地方公共団体や社会福祉法人などが運営する公的な施設で低料金
月額利用料5~10万円で入居一時金なし
全国で入居希望の待機者が約52万人もいて空き待ちが地域によっては
5~10年など絶望的に長期になっているらしい

◆「有料老人ホーム」
民間企業が運営
特養よりお金がかかる
入居一時金は300~500万円が相場らしいが
0円のところもあれば数千万円のところもある?
月額利用料は15~20万円くらいはかかる


うちの父親は月額5万円ちょっとしか年金をもらっていないので
有料老人ホームなんて宝くじでも当たらない限り絶対無理な低所得の下流老人

正直、設備は行き届いていなくても良心的な無届け介護ハウスがあるなら
助かるかも、と思ってしまいました

番組では介護報酬目当ての悪徳無届け介護ハウスも出て来ましたが
設備面で劣っても何とか低所得で行き場のない老人たちの受け皿になればと
努力している真面目で良心的な無届け介護ハウスも登場していて
きちんと届け出をして設備基準を満たすように注文をつける
杓子定規な行政の対応に「もうちょっと柔軟に対応してくれよ」と
少し腹が立ちました

確かに火事とか万一起こった時にスプリンクラーがついていないとか
避難経路が確保できていない、人手が足りないとかは困るし
実際にそういう事件も起きてましたよね
2009年3月19日群馬県渋川市にある「静養ホームたまゆら」で火事 入居者16名中10名が亡くなる)

あと悪質な無届け介護ハウスでは行政の目が行き届かない分
虐待とかのリスクが高いのが一番の問題で
さすがに、いくら元々あまり好きではない父親で
娘一人に自分の借金を背負わせて
都合良くその事実をきれいに忘れちゃってる(←ボケてるんだから仕方ないですが)
アホじいさんでも、そんな劣悪な環境に入れるわけにはいかないです

一方で「21世紀の姥捨山」か、なとど考えなくもないですが。。。


介護は先が見えないので困ります
長生きするのか、あっけなく突然、天国に召されてしまうのか

まあ、それは自分も同じで
急に心不全とか起こして、もしかして親より先に死んじゃうかもしれないし

…とりあえず片付けないとなあと
未だに引っ越しの時の段ボールが10個くらい積まれたままの自室を見て
思いました

そういえば昨日たまたまテレビを見ていたら「世界一受けたい授業」で
「終活」について取り上げていて
面白かったです
(講師は税理士の福田真弓さんという方でした)

市販のエンディングノートってちょっと高いし~
自作するのは面倒くさいし~なんて思ってたのですが
ちゃんと荷物を整理して断捨離して
エンディングノートは自分と父親のと両方きちんと作っておかないと、と思いました



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