柴田よしきさんの作品です。
この作品の前に「神の狩人」後に「所轄刑事麻生龍太郎」と
立て続けに読みました。
どれも当たりでした。
柴田さんの本は本当にはずれがありません。
いつも楽しんで読んでいます。
さて、「朝顔はまだ咲かない」はいじめから不登校
そして引きこもりになってしまった「小夏」と自由奔放な親友「秋」が
遭遇する日常のミステリーです。
私はこういう日常の中のミステリーが大好きです。
むやみに人が殺されたりしないのに、ちゃんと謎解き気分を
味わえます。
ミステリーを縦軸に引きこもりのこの少女が立てこもっていた部屋から
出ることが出来るかどうかを横軸に話は進みます。
その柴田さんの人への視点に共感します。
人への思いが溢れていて優しいのです。
でも決して安易な展開の物語ではありません。
ただ「優しい」としか表現できないことがもどかしいです。
ぜひご一読を。
最後にもう一言。
自分のことは自分にしか救えないのだと思います。
自分を支えてくれる家族や親友がいても扉を開くのは
自分自身なのです。
私自身甘えないで生きていかないといけないなぁと言うのが
読後の気持ちです。
今は私立探偵になるところなのですが、展開が予想してなかったので驚きです。
読み終わったら、マリコさんのレビューをもいっかい見てみますね。
そういうのもまた楽しみなのです。
この本も面白そうですね!
ぜひぜひ読みたいです
どれもはずれはなしです。
「求愛」は1枚の葉書から始まるお話だったでしょうか。
私レビューは本当に自信ないのです。
好き勝手に書いてて、その本を読んでくださった方には共感してもらえるかもしれませんが。
それでも読んだ本のことは書きたいのです。
イジさんのレビューも楽しみにしてます。