乙一さんの作品です。
またあとがきから読んでしまいました。
あとがき面白いです。
正直な人なんだと思います。
自分のこと前に読んだあとがきでも「小生」なんて言ってたかな。(笑)
この本は題名からして切ない感じの小説です。
4篇の短編集ですが、「未来予報」は乙一さんらしい
切ないラブストーリー未満のお話です。
付き合ってるなんて言えない関係だけど、ずっとその人のことが
支えになっていた、こういう話にはやられちゃいます。
切なくて怖いお話もあります。
「フィルムの中の少女」は大学の映画研究会で撮られたフィルムの
中に、いるはずのない少女が写りこんでいます。
ここまでは、よくある怖いお話のパターンだと思いましたが、
その後の展開が違うのです。
そのフィルムを見るたびにその少女の後姿からどんどん
振り返った姿になってくるという怖いお話です。
でもその少女が誰なのか、殺した犯人は誰なのかということが
暴かれてお仕舞いの話ではない所が乙一さんならではだと思います。
やっぱり切ないのです。
その他の二作品も乙一ワールドです。
秋の夜長に読んでも怖くて眠れなくなることはありません。(笑)
クリックしていただけると嬉しいです。
覚えてるな~
女の子が振り向いていくところとかは怖くなかったですか?あそこは怖かったな~
「小生」は、乙一さんとは違う別の人格ですよね?「小生物語」ではそうだったような。。あとがきではどうですか?一緒なのかな?
けっこう好きです。
女の子が振り向く所までは怖いです。
私怖い物見たさあったりするのです。
普通にあとがきでは「僕」とか言ってたような??う~ん、覚えてない。
読んでみてね面白いですよ~
『きみにしか聞こえない』も予約してみようかなと思ってます。
当分乙一さんにはまりそうです。