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加納朋子さんの作品です。
「そのねこは、デブで不細工で、ノラだった。」の書き出しで始まります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_2.gif)
一言で言えばねこが取り持つ初恋物語という内容でしょうか。
表紙の絵のようなデブで不細工なねこが、なんともいえず、いい味です。
読み終わりにふっと微笑んでしまう語り口にはほっとさせられます。
表題の「モノレールねこ」を含む8編の短編集ですが、
どの作品も家族の愛や、母娘の愛がテーマになっています。
ちょっぴり怖いお話もあって面白く読めます。
余談ですが、加納さんがネコを「猫」と表現せずに「ねこ」と
表現することのこだわりに、共感しています。
私にとってねこは決して「けものへん」ではないのです。
ペットでもなく家族という思いが強いものですから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_4.gif)