先日図書館で借りてきた「いつもの朝に」
という本を夕べ読み終わりました。
作者は今邑彩さんです。
久々に彼女の作品を読みました。
殺人者の血をひく者は、また犯罪者への道を
たどるのかというちょっと重いテーマですが
今邑彩さんの独特の虚構の世界での
お話しだと思えます。
そのせいか、かえって現実感がなく
二人の少年の心の葛藤が面白く読めました。
表紙の様なちょっとホラーな雰囲気もあります。
最後はある意味ハッピーエンドといえるかもしれません。
最近は現実の方が凄惨な事件が多いと
思うのは私だけではないと思います。
さて、マリコのいつもの朝は、トーストをかじりながら
上の娘のしーちゃんにメールの返事を書く事から始まります。
今朝は珍しく古いドラマの再放送を見てしまいました。
午前中はほとんどテレビをつけることがないのですが、
ヨーグルトを食べる時にふとテレビのスイッチを
押していました。
何組かのよくある恋愛模様という内容です。
それにしても、ドラマの中ではこんなにも沢山の
偶然の出会いがあるのですね。
町の交差点で、波止場で、絵の展覧会で、
カフェで、そして友人のうちで‥
ドラマは現実には起こりえないことの連続だから
楽しいのですね。
私にも何時わくわくする出会いが
訪れるかもしれませんものね、なんて。