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マリコの節約インテリア

100均グッズを使ってお洒落なインテリアに変身させます。お金がなくても豊かな暮らしを!!

カンタ

2012-12-29 07:58:08 | 
【送料無料】カンタ [ 石田衣良 ]

【送料無料】カンタ [ 石田衣良 ]
価格:1,650円(税込、送料別)

石田衣良さんの作品です。

ひと月以上もかかって読みました。

決して面白くなかったからではなくて1章も読めずに胸に抱いて寝てしまっていたからです。(笑)

11月、12月はいつもにもまして忙しい日々でした。

本を開くこともできずずにいた日もあった気がします。

それでも現実と物語の中を行きつ戻りつしながら読んでいました。

カンタは発達障害という人には理解され難い障害を持っています。

幼馴染の耀司と立ち上げた携帯ゲームの会社を設立し成功をおさめます。

しかしそこには大きな落とし穴が…

彼らはそれをどう乗り切っていくのか、命まで危うい状況もあり、なのですが

石田衣良さんの世界にはまって読みたかった1冊です。

細切れに読んでしまって残念です。

それでも読むという作業ができたことが私にとっては「癒し」になっていました。

お正月休みに少しは読書も楽しめればと思っています。

 

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ギフト

2012-10-26 08:13:40 | 
【送料無料】ギフト [ 日明恩 ]

【送料無料】ギフト [ 日明恩 ]
価格:750円(税込、送料別)

 

 

日明恩(たちもりめぐみ)さんの作品です。

作者の名前読めませんでした。(笑)

毎日あわただしくて本を手に取る間もなく、

時間があってもベッドに倒れこみ流れるテレビの音を子守唄に眠ってしまう

毎日でした。

親友のつーちゃんが「なかなか読めないかもしれないけど…」といって

貸してくれた1冊でした。

最初の1行で引き込まれました。

『その少年に目が留まった理由は、ただ一つだった。』

その少年に対しても目をとめた彼の方にも関心を持ちました。

その少年は死者を見ることができることで恐怖し苦しんできました。

そしてもう一人の彼は不幸な偶然から、ある少年を死なせてしまった後悔から

苦しんでいました。

そんな二人が出会ったことで起こる物語です。

ホラーの要素はあまりなくて悲しいけれど心がほっと温まるお話でもあります。

実は私、この物語のエピソードの一つに思わず鼻の奥がつんとなって

目頭が熱くなって泣いてしまいました。

こんな泣き方をしたのは久しぶりのような気がします。

ドラマを観て泣くこともよくあるのですが、ただぼろぼろと涙を流します。

泣いた後はすっきりして、すぐに忘れていきます。

この物語は死者が見えたり話ができるという現実にはありそうもないことなのに

妙にリアルに感じました。

たぶん登場人物や犬(死んでしまった犬も登場します)の心情に

深く感情移入してしまったからでしょうか。

なんにしても、今ある生をせいいっぱい生きなければと思った1冊でした。

 

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任侠病院

2012-08-22 08:25:21 | 

今野敏さんの作品です。

任侠シリーズ三作目で前作も楽しく読めました。

今野敏さんはテレビドラマ「ハンチョウ」の原作者です。

任侠病院も今野さんらしく善良な極道??(笑)が大活躍するお話です。

閉院を迫られた病院を立て直すという前作と同じパターンですが

人への優しさや笑顔の大切さをさりげなく感じさせてくれてほっこりします。

立て直しの第一歩はお掃除からというのも納得です。

日々何か段取りばかり考えて気持ちに余裕がなくなっている時にはこの本は

読みやすくておすすめです。

 

今日は曇っていて思いのほか涼しいです。

気がかかりは色々あるのですが

我が家もお掃除からガンバろっと。(笑)

 

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誰が疑問符を付けたか?

2012-07-08 08:29:03 | 

太田忠司さんの作品です。

ひと月以上前に読んでました。

なかなかレビューできなくて…(^^;

短編の連作で読みやすくて夜寝る前に読むにはとても適した物語です。

女優と見間違えるほどの美人で、しかし鉄の女と言われている警部補が

ご主人の名推理で事件を解決していくというストーリーです。

殺人事件なのにあまり血なまぐさくないのは太田さんならではでしょうか。

ほっと一息した読書タイムになりました。

 

毎日ばばちゃん稼業頑張ってます。

ワカコさんがこのひと月ですっかり痩せてしまって(母乳をあげているとそうなるようです)

なんとかおいしく食べてもらえるようにいろいろ料理を頑張ってます。

おかげさまでべべは1か月検診で5200グラムとかなりの体重になっていました。

抱っこも大変で(笑)腱鞘炎になりそうです。

 

今日は名つけのお食事会です。

べべはおりこうにしていてくれるといいのですが。

 

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サウンド・オブ・サイレンス

2012-06-03 09:05:18 | 

五十嵐貴久さんの作品です。

本の題名に限らず題名というのは出会いにとって重要なものかもしれません。

五十嵐さんの作品は何作か読んでいますがこの題名「サウンド・オブ・サイレンス」

にも心惹かれました。

数ページななめ読みすると「いじめ」の言葉が出てきます。

「いじめ」をテーマにした作品なら読めないなと思いました。

最近こういうテーマのものは辛くて読めません。

でも、真ん中あたりのページを開いてみると、どうやらダンスの話らしいと思いました。

もし、「いじめ」の話が続くようなら読むのはやめようと、ダンスの話なら面白そうだなと思いました。

幸い「いじめ」はさわりだけであとはダンスに懸ける少女たちのお話でした。

彼女たちは聴覚障碍者です。

それが「サウンド・オブ・サイレンス」の意味なのですね。

彼女達は音楽を聴くことはもちろんできないのですがリズムだけを感じて踊るのです。

そしてコンテストに挑戦していきます。

さてその結末は…?

それは読んでのお楽しみということで。

 

私は音楽にもダンスにも全く詳しくありません。

ダンスの専門用語らしきことも何のことやらわかりません。

それでも、ダンスに懸ける情熱や躍動感は十分伝わりました。

目指すものがあって、それをこの手で手繰り寄せようとする姿勢にはいつも感動します。

 

ワカコさんの出産でこの本の貸し出し期限が過ぎてしまいました。(^^:

今から図書館に本を返しに行ってきます。

 

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甘栗と戦車とシロノワール

2012-05-23 09:01:23 | 

太田忠司さんの作品です。

先日図書館で借りた本です。

「甘栗と金貨とエルム」の続編で、青春ミステリーです。

大人びた甘栗君が主人公で彼のファンでもある私は一気に読破しました。(笑)

交通事故で急逝したお父さんの後を継いだ形になってしまった高校生探偵への

次の依頼は恩師を探すこと。

依頼人は戦車とあだ名されるほど元不良。

暴力団に捕まって殺されかけるわ、脅迫状は届くわとすごい展開で楽しめます。

そして、太田さんはこの本でも甘栗君のセリフで語るのです。

父を交通事故で死なせてしまった男の息子の逆恨みに対して

「だけど、許せないでいることと、、それに一生縛られることは違う。

何があっても、人間は前に進んでいかなきゃならない。そうだろう?

俺もあんたも生きていかなきゃならないんだ」と。

犯罪や災害の被害者、加害者その家族、きっと想像もつかない苦しみに違いないのです。

「………俺は終わったことに執着しない。前を見て歩く。好きなだけ笑って、楽しんで生きていく」

彼の言葉は胸に沁みました。

きれいごとに聞こえるかもしれませんが、私もそうありたいなと思っています。

 

ちなみに、「シロノワール」は「直径が20センチはありそうな暖かいデニッシュに

ソフトクリームが山のように載せられ、さくらんぼが添えられたもの」です。

それにメープルシロップをたっぷりかけて食べるという胸やけしそうなスイーツです。(笑)

もしかしたら、名古屋限定の物かもしれません。

名古屋に行くことがあったらこの「シロノワール」を食べてみたいと思います。(笑)

 

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甘栗と金貨とエルム

2012-05-15 08:16:35 | 

太田忠司さんの作品です。

久々に太田さん、読みました。

大人びた少年が主人公で、太田さんの書く少年像は大好きです。

少年甘栗君は突然逝ってしまった父の後を継いで探偵業をすることになります。

それも12歳の少女の依頼で母親を探すことに。

このあたりから、太田ワールド全開です。(笑)

最後には意外な真相もみえて面白かったです。

何より、太田さんの思いというか正義と言ったらちょっと恥ずかしいですが、

私の好みです。

どんな時も曲げてはならないこともあるし、

親として子供に対しては誠実でなければというメッセージが強く伝わってきます。

太田さんは少年甘栗君にセリフとして親として子供にはちゃんと

伝えなければならないことがあると言わせています。

こんなシーン太田さんの他の小説でもありました。

読んでいて「そうだ、そうだ」と心の中で叫んでいます。(笑)

久々の太田さんの本、痛快でした。

私も正義のために闘わなくては!!なんて。

 

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阪急電車

2012-05-06 08:30:53 | 
【送料無料】阪急電車

【送料無料】阪急電車
価格:560円(税込、送料別)

有川浩さんの作品です。

以前から読みたくて、でも図書館に行く時間もなくて、

行ってもなかなか巡り会うことのなかった1冊です。

シーちゃんのところでばあちゃん稼業をしているとき読んだ物語です。

いつも買い物行くショッピングモールの中の本屋さんで古書コーナーがあって

少しだけ安く買いました。(笑)

ストーリーは阪急電車の中で出会う人々のエピソードです。

それぞれに悩みを抱えている人々が出会いによって新しく人生を踏み出せたり

素敵な恋に発展していったりと、読んでいてほっこりする内容です。

そして何より有川さんらしく小気味がいいセリフに納得しつつふっと微笑んでしまいます。

映画化もされテレビでも放送されてましたが、ぜひ本のほうもまた違った味わいがあるので

読んでみてくださいませ。

 実は私、一駅分のお話をカフェでコーヒーをいただきながら読んだことがありました。

徳島にいるときは一人でカフェに入ることもないのですが

スーパーに寄るついでにお茶しながら私が私に戻る時間を楽しみました。

本はべべちゃんと一緒でも読めるし、もちろんコーヒーをいただきながらも可能なことですが

本を読みながらカフェでお茶をいただくなんてことが入りすぎた

肩の力を抜くのに必要だったような気がしています。

今は居心地のいい我が家のリビングで読書を楽しんでいます…

 

 

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あした吹く風

2012-03-06 09:13:16 | 

久しぶりに立ち寄った本屋さんで出会った物語です。

「あさのあつこ」さんの本は今まで読んだことはありません。

いろいろなジャンルの小説を書いているようです。

 

17歳の鈴という男の子と34歳の歯科医師である美菜子との恋のお話です。

読む限り、年の差は全く関係のない恋愛小説です。

二人とも人に裏切られた過去があるのですが、その心の痛みを乗り越えてというのでもなく

なんといったらいいのか、私にとっては不思議な物語でした。

 

読むに時ありで、今だから私にとって、必要な心の養分だったのでしょう。

家でいるときのように一気読みはできなかったのですが、

眠る前のひと時を物語の中を行きつ戻りつしながら読んでいました。

 

この物語の中で、何度も「出会ってしまった」という表現が出てくるのですが

私もこの物語にに出会ってしまったのかもしれません。

 

ばあちゃん稼業は続いています。

べべちゃんは少々ぐずることもありますが、おおむね機嫌よくいてくれます。

でもやはり寝顔は天使です。(笑)

 

東野圭吾さんの本を借りられたので今夜のお楽しみはサスペンスです…

 

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ストーリー・セラー

2011-09-08 08:31:32 | 
【送料無料】ストーリー・セラー

【送料無料】ストーリー・セラー
価格:1,365円(税込、送料別)

有川浩さんの作品です。

二つの対になる物語からなっていますが、まだSide:Aしか読んでません。

それでもレビューが書きたくなる1冊です。

主人公の彼女は「致死性脳劣化症候群」という奇妙な病気

におかされていると言うところからお話は始まります。

痴呆症のように思考が混濁することはなく、

物を考えることで脳が劣化して死に至るという病気です。

そして彼女は作家です。

職業としての作家はやめるt事が出来ても書くことイコール考えるということをやめることなど

彼女にとってはそれ自体死を意味することなのです。

彼女は書き続けます。

そして、ある日、その日がやってきます。

最愛の夫でもあり、一番の読者でもあった彼は眠るように行った彼女を見つけます。

二人に馴れ初めや恋に落ちていく様は素敵な「言葉」がつまっていて

日本語が好きな私にはとても楽しく読ませてもらいました。

 

彼女が逝ったあとに読まれる遺言があります。

それは、彼女が一日中探して買った来たレターセットに書かれています。

遺言というよりはラブレターです。

最後の言葉が「さよなら」とは書けなくて「それでは」だっと事にその想いが愛おしくて

彼は号泣します。

こういうの「反則だわ」、「だめだわ」と私も一緒に鼻をすすり上げながら泣きました。

今朝レビューを書こうと最後のこの部分を読んでまた泣きました。

 

悲しいお話ではあったのですが、決して不幸なお話ではありません。

唯一無二の彼と出会い、最高の読者でもある彼と過ごし、

大好きな物語をつむぎ、逝くことが出来たのですから。

 

素敵なラブストーリーでした…

 

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