みる☆ここが住むこちらの方言は遠州弁と呼ばれます^^
どちらかというときれいな方言じゃないかもしれません。
他県などから越して来られた方の中には
「初めて聞いた時、怒られているのかと思った。」
なんて言う人もいますから(笑)
そんな遠州弁ですが、生まれ育った者にとっては
聞けばホッとするものなのですよね^^
その中にママがとても好きな言葉があります。
「みるい」という言葉です。
こちらに住んでいる方は なぁ~んだって思われるかも知れませんね。
「みるい」という言葉は野菜や果物が熟れていないときなどに使います。
青いやわらかい様。
たとえば「この柿はまだみるいね」とかね^^
でも一番しっくりくるのは・・・静岡ならではかしら
お茶の新芽、まだ黄緑色の柔らかい葉っぱ。
そっと摘んであげないと傷んでしまいそうな・・・・そんなみるい葉っぱ。
なので、幼い子どもの様子にもこの言葉は使われたりするんです。
そっと触らないと壊れてしまいそうな、かわいいかわいい赤ちゃんや子どもたち。
「みるい」っていい言葉でしょう^^
消えて欲しくない遠州の方言です。
さて、最近、前置きが長すぎて(笑)
ここで読むのをやめて一休み(〃^∇^)
そんな、みるかった我が家の長男が
(ってひとりしかいないんですが・・・一女一男なので^^)
今年めでたく成人式を迎えました♪
(前側でショールをかけられているのがお兄ちゃん^^)
身体が弱くて、喘息、アトピーに苦しみ
せきが止まらず、親子で一晩一緒に泣いたこともあります。
大きくなってもいつまでも心配で、部活の先生に心配のし過ぎなんて笑われたことも
いつの間にか、元気に育っていたんですね^^
甘えん坊だとばかり思っていた息子も
ひとり暮らしをしてみたいと手元を離れました。
そんなこと絶対出来ないんじゃないかと思っていたのにね。
そう思っていたのは母だけだったみたいで・・・(笑)
心配なこともありましたが
それよりも、たくさんの楽しみを家族にくれた息子です^^
ここまで成長してくれたことを親としてとてもうれしく思っています。
(左から2番目)
「みるい」
という言葉にはもうひとつ意味があります。
やっていることがなんとなく頼りない。
心許ない感じがするときに使われたりするのです。
さしずめ、
「あいつは、まだまだ青いなぁ・・・」
などと似ているでしょうか^^
でも、まだまだ みるくていいのではないかと思うの^^
人生はまだまだこれからですもの^^
雨にも風にもあたるのでしょう。
しおれかかることもあるでしょう。
でも、一度きりの人生です。
思いきり枝を広げてね^^
これから光をいっぱい浴びることもできます。
みるい葉っぱは緑を増して強く育っていってくれるだろうと思っています。
成人式から帰った息子から
懐かしい同級生の話を聞きました。
みんなこれからよ!頑張れ!
撮って来た写真の面影が残る子達の笑顔に
思わずエールを送りたくなりました。
それにしても男の子ってつまらない・・・
お姉ちゃんの時は、振袖の着付けやら髪のセットやら
家中挙げての大イベント。
息子の時は、
「じゃ~、行ってくるね~」 で終わりですもの^^
久しぶりに迎えに来てくれた幼なじみとそろって出かけていきました。
(幼なじみと^^)
二人の背中に手を振りましたが
男の子の成人式ってこんなものか~
なんてホッとするような寂しいような気がしました。
そうそう、ささやかなママからのお祝い・・・
というほどのものではありませんが
小さなころからの息子の好物。
ママの杏仁豆腐です。フルーツたっぷり^^
簡単なんですけれどね・・・牛乳と寒天とアーモンドエッセンスの素朴なお味。
「やっぱり、おいしいなぁ~」
なんて言われると ニンマリしちゃうのです^^
たっぷり食べてまた東京へお帰りです。
風邪引かないでね。