青空に誘われる山の旅

宮城県々南の田舎町から、天気の良い日に日帰りで登った山の記録を中心に綴っています。

浅草岳

2015-06-27 09:58:04 | 山歩き

日  時 :2015年6月24日(水曜日) 晴れ

場  所 :浅草岳(1585.5M)あさくさだけ 三角点名:浅草岳(一等三角点)  新潟県魚沼市大白川字浅草山

パーティ :単独行

浅 草 岳  :新潟県魚沼市と福島県南会津郡只見町にまたがり、越後三山只見国定公園に属している。初夏には色んな高山植物が一面に咲き乱れるという山頂付近の草原が、浅草岳山名の由来とも言われている。

 

コースとタイム(山行形態:駐車場からの周回 活動時間 6:43 活動距離:11.65㌔ 高低差:734㍍)

      ネズモチ平駐車場(7:45)→ ネズモチ平登山口(7:55) → 前岳の肩(9:25)→ 浅草岳(9:50~9:55)→ 天狗ノ庭(10:05~10:15)→ 前岳の肩(10:50)→ 狢沢むじなさわカッチ(11:25~11:45)→ 前岳の肩(12:25)→ 花畑(12:35~12:50ランチタイム)→ 嘉平与かへよボッチ(13:00)→ 桜ゾネ登山口(13:50)→ ネズモチ平駐車場(14:30)

当日の浅草岳案内図(赤破線が辿った道

 

 

トイレ設置の広々としたネズモチ平駐車場

林道の左手に設置された登山口標識(ネズモチ平登山口)

雑木林にぬかるんだ滑り易い坂道が続く

硬くしっかりした足場の急登へと変わる

明るく広々とした前岳の肩(鬼ヶ面山おにがつらやまと桜ゾネコースと浅草岳山頂への分岐点)

青空に眩しく輝く雪渓の登り

左手に浅草岳山頂を見ながらの尾根歩き

山頂手前の草原が広がる湿原

会津の山々に越後三山、眼下には田子倉湖が広がる浅草岳山頂

天狗ノ庭へと続く尾根

尾根道に咲くヒメサユリ

広々とした大草原に木道が敷かれた天狗ノ庭

前岳の肩から鬼ヶ面山へと続く尾根(正面が北岳)

只見沢へと切れ落ちた断崖に目を奪われる鬼ヶ面山1465.1㍍(正面の十字雪渓の残る山)

花が見頃を向えたヒメサユリロード

狢沢むじなさわカッチ1452㍍山頂から望む浅草岳

前岳の肩に戻り桜ゾネコースを辿る

牧歌的な風景に癒される尾根歩き

木道脇の椅子(上写真の雪渓と接してる椅子)から望む越後駒ヶ岳えちごこまがたけ2003㍍(中央奥)

木道脇の椅子から望む会津朝日岳あいづあさひだけ1624㍍(左手)と会津駒ヶ岳あいづこまがたけ2133㍍(右奥)

こちらも花が見頃のヒメサユリロードが続きます

嘉平与ボッチ山頂手前のトラバース

北側が切れ落ちたトラバースが続く

桜ゾネ登山口へと下りて来ました

 

 

◆この日お目当てのヒメサユリ(姫早百合 [別名:乙女百合])◆

この日出逢ったヒメサユリ、白色に近いものから濃いピンクまで順に並べて見ました

 

 

◆当日出逢ったヒメサユリ以外の印象的な花々◆

ワタスゲ・ユキツバキ・ユキザサ・ヤマツツジ

   

ヤマグルマ・モウセンゴケ・ムシカリ・ミヤマカタバミ

   

ミツバノバイカオウレン・ミツバツチグリ・ミズキ・マイズルソウ

   

ホウチャクソウ・ヒロハテンナンショウ・ハリブキ・ハナニガナ

   

ハクサンシャクナゲ・ノギラン・ノウゴウイチゴ・ナナカマド

   

トリガタハンショウズル・ツマトリソウ・ツボスミレ・ツクバネソウ

   

ツクバネウツギ・チゴユリ・タムシバ・タニウツギ

   

ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)・ズダヤクシュ・シラネアオイ・ショウジョウバカマ

   

ジョウシュウオニアザミ・サンカヨウ・サワフタギ・サラサドウダン

   

コバイケイソウ・ゴゼンタチバナ・クロズル・ギンリョウソウ

   

キランソウ・カラマツソウ・ガクウラジロヨウラク・オオバキスミレ

   

ウワミズザクラ・イワカガミ・アカモノ・アオダモ

   

 

 

当日の様子

朝の強い陽ざしの中、既に十数台の車が停められた駐車場で軽いストレッチです。駐車場を後に、車止めゲート脇から奥へと続く 舗装された緩やかな坂道を上って行きます。目の前 正面奥にひと際高く聳える峰(嘉平与ボッチ)が見えて来ると、ネズモチ平登山口へと到着です。登山口を入ると、雑木林にぬかるみの滑り易い坂道が続き、木々の間に早坂尾根が見えて来ると登山道も硬い土に石の多い急な上りへと変わります。我慢のしどころも いきなり樹林帯を抜け、陽ざしが眩しい前岳の肩前へと飛び出しました。前岳の肩からは前岳の北側を巻く様に雪渓の上りへと変わり、やがて展望の良い爽やかな風の吹く尾根歩きです。山頂手前の木道の敷かれた草原は、ワタスゲが風に揺れヒメサユリの花が 向えてくれていました。浅草岳山頂は狭く 祠に一等三角点標石が設置され、大勢の登山者で賑わっていました。ヒメサユリの群生を求め 天狗ノ庭へと下ります。オーオー 咲いていまーす、鮮やかなピンクに薄いピンク、それぞれが個性を見せるヒメサユリに癒されます。コバイケイソウの咲く大草原の天狗ノ庭で休憩後、前岳の肩から鬼ヶ面山へと続く急な尾根を下って行きます。アーァ!こちらにも咲いていました ニッコウキスゲにヒメサユリのコラボです。帰りの時間を考え、狢沢カッチ山頂で休憩後 下山となりました。木道の敷かれた嘉平与ボッチへの稜線は眺望が広がり、足元に咲く小さな花々と雪渓から吹き上げる爽やかな風が気持ち良く、決ーめた!、ここでランチタイムとなりました。奥会津から越後に連なる峰々の大展望を楽しんだ後、嘉平与ボッチ山頂からは守門岳方面の眺望を楽しみながら、右手が切れ落ちた尾根を慎重に下ります。やがて、ブナの多い樹林帯の下りに飽きた頃、桜ゾネ登山口へと到着です。大雪渓に豊富な高山植物、変化に富んだ景観に超奇麗なヒメサユリ、今回も忘れられない感動の山歩きでした。

 

 

往時(片道:257㎞)

自宅出発(3:20)→国道4→国見IC 東北自動車道→郡山JCT 磐梯自動車道→会津坂下IC→国道252→県道385→林道 ネズモチ平駐車場(7:30) 時間には途中休憩2回と朝食・コンビニ買い出し含む

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿