青空に誘われる山の旅

宮城県々南の田舎町から、天気の良い日に日帰りで登った山の記録を中心に綴っています。

湯ノ丸山

2015-05-25 10:13:03 | 山歩き

日  時 :2015年5月22日(金曜日) 晴れ

場  所 :湯ノ丸山(2101M)ゆのまるやま 長野県東卸市とうみし湯の丸高原

パーティ :単独行

湯ノ丸山 :長野県と群馬県の県境に位置する山で、山麓には湯の丸スキー場、鹿沢スノーエリアといった スキー場がある。山頂近くのつつじ平には 60万株ものレンゲツツジの大群落があり、国の天然記念物に指定されている。隣にある烏帽子岳えぼしだけとあわせて登山する者も 多く年間をとおし 人気の高い山になっている。

 

コースとタイム(山行形態:駐車場からの周回 活動時間 4:12 活動距離:9.92㌔ 高低差:381㍍)

      地蔵峠駐車場(8:00)→ 鞍部(9:05~9:10)→ 偽烏帽子にせえぼし(9:15)→ 烏帽子岳 2065.6㍍(9:30~9:50)→ 偽烏帽子(10:00)→ 鞍部(10:15)→ 湯ノ丸山[南峰](10:55~11:00)→ 湯ノ丸山[北峰](11:10~11:15)→ 南峰(11:20)→ツツジ平分岐(11:45)→ 地蔵峠駐車場(12:10)

当日の湯ノ丸山案内図(赤破線が辿った道

 

 

 

スタート地点の広々とした地蔵峠駐車場(トイレ有り)

炊事場設置の 湯の丸キャンプ場入口

良く整備された登山道が続く

新緑の奇麗なカラマツ林が目に付く

鞍部から見上げた烏帽子岳

日差しが強い急斜面の登りへと変わる

主稜線上に立つ案内板

主稜線上から望む 八ヶ岳やつがたけ2899㍍(左手)と蓼科山たてしなやま2530㍍(右端)

偽烏帽子へと続く登り坂

爽やかな風に展望の良い尾根歩き

大パノラマの広がる烏帽子岳山頂風景

烏帽子岳山頂より望む富士山

山頂より望む唐松岳からまつだけ2695.8㍍(左)と白馬岳しろうまだけ2932.2㍍(右) 大パノラマ👉北アルプス

山頂より望む四阿山あずまやさん2354㍍(左手)と草津白根山くさつしらねさん2305㍍(右奥)

山頂より望む長野県と新潟県の県境に連なる頸城山塊くびきさんかい

鞍部からは湯ノ丸山へ 左手の道を辿る

背の低い樹林帯地域まで上って来ました

烏帽子岳(右手)を振り返ります

広々とした湯ノ丸山(南峰)

北峰へと続く尾根歩き

三角点標石の設置された湯ノ丸山(北峰)山頂風景

北峰山頂より望む草津白根山くさつしらねさん2171㍍

北峰山頂より望む浅間山あさまやま2568㍍(最奥)

南峰から笹原の長い々下り坂が続く

東屋の建つ広々としたツツジ平分岐点

スキー場ゲレンデをのんびりと下る(左手に見える西篭ノ登山にしかごのとやま2212㍍)

 

 

◆当日出逢った印象的な花々◆

ムラサキヤシオ・ムシカリ・ミヤマエンレイソウ・ミネズオウ・ミネザクラ

    

ミツバオウレン・ツガザクラ・ショウジョウバカマ・コイワカガミ・アズマシャクナゲ

    

 

 

当日の様子

スキー場の駐車場でも有る地蔵峠駐車場は、ホテルやロッジ、売店が立ち並び、場内に公衆トイレ完備の大規模駐車場でした。公衆トイレ脇の大きな案内板(湯の丸高峰自然休養林・上信越高原国立公園)から、観光地として賑わう地蔵峠の様子が伺われます。標高が高いせいか駐車場は空気が冷たく、クッキリと青空が広がっていました。道路を跨いだ売店脇の西へと続く林道から入山開始です。カラマツの新緑に目を奪われながら、キャンプ場内を通過、臼窪湿原うすくぼしつげんを左に見て、シラカバとカラマツ林の登山道らしくなった坂道を登って行きます。所々にタムシバの白とムラサキヤシオの赤が目に飛び込んで来ます、やがてツツジ平への分岐を過ぎ、湯ノ丸山の南斜面を巻く様に登山道は続きます。笹原の広がる烏帽子岳との鞍部からは、笹に覆われた斜面をジグザグに登り切り 尾根上へと出ました。大きく視界の開けた快適な尾根歩きへと変わり、偽烏帽子を過ぎ、緩やかな登りの先に礫岩れきがんに覆われた烏帽子岳山頂は有りました。山頂からは北に四阿山に根子岳ねこだけの大きな山容、西に雪を頂く頸城山塊に北アルプスの稜線、南には御嶽山おんたけさんに八ヶ岳、そして奇麗な富士山が見え、至福のひと時です。この日知り合った山のエキスパートが、山頂でのガイド役をしてくれました。説明に耳を傾けた後、下山は鞍部まで戻り、鞍部からは雑木林の坂道を登って行きます。ガレ場が多くなると間もなく広々とした湯ノ丸山南峰です。湯ノ丸山山頂は南北に細長く南峰は最高地点だが、三角点の有る北峰を往復し、下山は東へと続く急なガレ場を下って行きます。長い下りも緩やかに変わり、釣鐘の標柱と東屋の有るツツジ平へと到着しました。北側一帯がレンゲツツジの大群生地で、来月の今頃は一面が朱赤色に染まり、さぞかし大勢のハイカーで賑わう事でしょう。平坦な道もカラマツ林を抜け、スキー場最上部へと出ました。山頂での抜群だった展望の余韻を感じながら、最後はゲレンデをのんびりと下りました。

 

来た道(距離:401㎞)

自宅発(1:30)→国道4→国見IC 東北自動車道→岩舟JCT 北関東自動車道→高崎JCT 関越自動車道→藤岡JCT 上信越自動車道→小諸IC→県道79→県道94→地蔵峠(7:40)  時間は途中休憩2回・仮眠に朝食を含む 

 

 

 

 



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