鬼嫁？

三十年ぶりに再会をした。
いろいろあったという。私もいろいろあったというと、そりやぁそうじゃなぁーと、お互いに納得。
三十年の歳月は一回あっただけでは語り尽くせない。
生まれる前に世話になった子が出雲大社で結婚を挙げたと、アルバムを見せて貰った。
お似合いの美男、美女のカップル。穏やかに今日迄生活されていた事が伝わった。ご主人が亡くなって4年。死んだので、お世話はしてあげれないので、お墓に花をきらさない様にして、お墓を綺麗にしてあげるのが私に出来る事だと思って、ウォーキングを兼ねてほとんど毎日、お墓参りをしているそうだ。
凄い！と思った。
私と来たら!?
連れ合が何を思ったのか、昨日の料理の事を言う。
豆腐は絹ごしにせにぁおえん。
それにとろみは、もうちょっとつけて、味を濃いくせにぁおえんと、料理評論家気分。

来客があり、5人分の料理を作ったので、豆腐４分の１だと絹ごし１丁では足らないので、木綿豆腐を使い、連れ合に食べてもらうべき、汁椀に盛った。確か木綿豆腐が好きだと言っていたので。
後の人は、絹ごし豆腐だった。
すみませんでした。と思った。

知り合と話しをして、私って鬼嫁！と思った。

連れ合も鬼となる事がある。五分五分じゃあと言い訳をするあんたが鬼嫁じゃあ！と言われそう。
近い内に続きを語る約束をした。