Yさんの車のクラクションが鳴っている!と午前2時頃息子が遠慮気味に起こしにきた。外に出ると、けたたましいクラクションが鳴り響いている。
Yさんは早朝、神参りをされる。
連れ合と急いで家に行く。会話はしなかったが車の中で倒れてクラクションを押した状態だとお互い思った。
車は鍵がかかっていた。
内心ほっとした。
玄関で声を掛けても無反応。Yさんが寝ている部屋の外のドアを叩いて起こそうとしてもむり。高齢者で難聴もある。
娘さんの車があったので、玄関を叩いて声をかけたら電気がついた。
二人出て来られた。
車のキィをもらって連れ合が音を消した。
Yさんの前の家のYさん夫妻も起きて来られていたので、少し話をして別れて帰ろうとしたら、再びブァンと大きな音。連れ合が配線を抜いて帰った。
Yさんは、我が家のじい様の様に助けてもらっていた。宗教の偉い先生だ。
夕方Yさんが断りに来られた。
どうも、どうして鳴ったのかふに落ちないと、笑い話になった。
いろいろあるのは生きている証だろう。
今夜は何事もないように。