産婆

中学校での定例会議。
子どもの実情を聞いていつも暗くなる。
一方的に聞くだけだが。
子どもの問題でなくその親やその親の問題を子どもが一手に引き受けている。

ただただ、負けるな、大人になって幸せになってほしいと思う。
子どもが背負っているものは重くて大きいと思うが打開策はない。

７月２５日の夏祭りで近所のAちゃんに会った。
８月２１日が予定日だと大きなおなかをしていた。
生まれたらミントにいくからとうれしいことをいってくれた。

おばさんから予定日超過の話は聞いていた。
退院してて実家にいる。ミントにいってもいいかと昼電話があった。
予定はあったが先延ばしして来てもらった。

超安産。母乳もよく出る。
必要なケアをした。

子どもだと思っていたが落ち着いて立派なお母さんになっていた。

夕方スーパーに行った。
若い男性に声をかけられた。
誰かなあと思ったらAチャンのお兄さん。
今日は妹がお世話になりましたと礼を言ってくれた。あそこにもう一人
妊婦がいるんじゃという。

大きなおなかの人がいた。
嫁さんで１０月に生まれるという。
生まれたら
お乳で力になれるから、よかったらおいでぇといったら
よろしくといった。
町内の若い人から声がかかる。

うれしい。
地域の中で昔の産婆のようなことが出来て本望だ。
近所のそれも一番身近な人が声をかけてくれるって
ありがたい。
昔かすかに夢見たことを現実として行っている。

明日はイオンに行く。