私のこと。
何十年前の3月11日私の尊敬する先輩の助産院で次男を出産した。
3850gのたまのようなを通り越したジャンボな子だった。
家族が心配していたこともなく無事出産、退院した。
退院して2,3日たって大出血。
病院にいこうかと思ったが、とりあえず産んだ先輩のところに行った。
夜だった。
いろいろ不安なことも、残念なこともあった。
すべて自己責任だと思った。
出血は止まらず、救急車で転送している間に、多分死ぬんだろうなあと思った。
体も動かすのも大儀だった。
先輩が私に収縮剤の注射のことを話した。
かつて勤務していた時それを使っていた。
注射をしている最中に助かったと思えるほど、子宮が収縮した。
その後出血は微量、助かったのだ。
病院に行っていたら多分輸血をしたと思う。
何もせず子供とともに無事退院して今日まで生きて来た。
この前の研修が産後の出血の事だった。
講師の順天堂大学の先生に、控え室で上記の私のことを話した。
私が助けられた薬品は今は使用禁になっている。効果はあると納得された。
使用禁になったのも残念だといわれた。
ずっと抱えているマイナーなことは話さなかったし話せなかった。
先生が
生きていてくれてよかった。
生きて助産師会の会長をしてくれてよかった。
とおっしゃってくださった。
医療行為と線引きをするより、どんなことをしても命は助けねばならない。
医療従事者にはいのちを助ける「使命」があるとも、おっしゃられた。
私もそう思う。
私のことは、事例として、みんなに話して伝えて欲しいともおっしゃられた。
みんなには語れないと思う。先生に話せたのは先輩が亡くなっているからでもある。
あれでよかったんだと、自分に言い聞かせてきたこと、いつでも思い出しずっと抱えている事が、違った角度から捉えて頂いたことで、「生きてくれてよかったと、行きずりの方に言ってもらえたことで、すうっと心の中で消化できた。
私も出会う方にそんな捉え方ができる対応をしたいなあと思った。
生きているといろいろある。
私の家族4人中3人が死に損なって今を生きている。
いや命拾いをさせていただいて、今を生かせて頂いている。
その時々に、一番頼りになる方(医師)の出会い、誠心誠意のことをして頂き
有難いと思っている。
私が命を落とす誘引の立役者?の「次男」だけ何事もなく
人生を謳歌している。これから先ずっと何事もなく生きて欲しいと
願っている。
もうすぐ3月11日が来る。
それが親にとって一番幸せなことだから。
何十年前の3月11日私の尊敬する先輩の助産院で次男を出産した。
3850gのたまのようなを通り越したジャンボな子だった。
家族が心配していたこともなく無事出産、退院した。
退院して2,3日たって大出血。
病院にいこうかと思ったが、とりあえず産んだ先輩のところに行った。
夜だった。
いろいろ不安なことも、残念なこともあった。
すべて自己責任だと思った。
出血は止まらず、救急車で転送している間に、多分死ぬんだろうなあと思った。
体も動かすのも大儀だった。
先輩が私に収縮剤の注射のことを話した。
かつて勤務していた時それを使っていた。
注射をしている最中に助かったと思えるほど、子宮が収縮した。
その後出血は微量、助かったのだ。
病院に行っていたら多分輸血をしたと思う。
何もせず子供とともに無事退院して今日まで生きて来た。
この前の研修が産後の出血の事だった。
講師の順天堂大学の先生に、控え室で上記の私のことを話した。
私が助けられた薬品は今は使用禁になっている。効果はあると納得された。
使用禁になったのも残念だといわれた。
ずっと抱えているマイナーなことは話さなかったし話せなかった。
先生が
生きていてくれてよかった。
生きて助産師会の会長をしてくれてよかった。
とおっしゃってくださった。
医療行為と線引きをするより、どんなことをしても命は助けねばならない。
医療従事者にはいのちを助ける「使命」があるとも、おっしゃられた。
私もそう思う。
私のことは、事例として、みんなに話して伝えて欲しいともおっしゃられた。
みんなには語れないと思う。先生に話せたのは先輩が亡くなっているからでもある。
あれでよかったんだと、自分に言い聞かせてきたこと、いつでも思い出しずっと抱えている事が、違った角度から捉えて頂いたことで、「生きてくれてよかったと、行きずりの方に言ってもらえたことで、すうっと心の中で消化できた。
私も出会う方にそんな捉え方ができる対応をしたいなあと思った。
生きているといろいろある。
私の家族4人中3人が死に損なって今を生きている。
いや命拾いをさせていただいて、今を生かせて頂いている。
その時々に、一番頼りになる方(医師)の出会い、誠心誠意のことをして頂き
有難いと思っている。
私が命を落とす誘引の立役者?の「次男」だけ何事もなく
人生を謳歌している。これから先ずっと何事もなく生きて欲しいと
願っている。
もうすぐ3月11日が来る。
それが親にとって一番幸せなことだから。