釣りと蕎麦とサックスの日々

日々のできごとを、忙備録としてつけてみます。

サーフシーバス

2009年08月27日 19時48分15秒 | 釣り

その後、M橋氏と3回、また自分で2回サーフに通っているものの、未だ釣果なし。

ただし、60センチのシーバスを下げた人や、マゴチ、アブコなどが釣れたりしているのを見ており、魚がいるのはわかっている。23日などは、目の前でシラス船が操業しているということは、ベイトがいるはず。

あとは釣るだけなんだけど、何かがちょっとずれている。M橋氏は、そろそろ軽いロッドを買いなよと進めてくるが、とりあえず1本釣るまでは、古いザウルスで粘ってみよう。

 


ハゼ釣り

2009年08月14日 23時32分46秒 | 釣り
8月14日

お盆なので、妻の実家の墓参りをしたあと、半日時間が空き、アキヒロと鈴鹿の白子へ向かった。
鈴鹿といえば、いうまでもなくホンダの聖地。しかも、白子といえば、F1のために、以前は毎年お世話になっていた、なじみの土地である。

しかし、今回は、なんと… ハゼ釣りに来た。

今回は油断をしていて、釣具や帽子などの準備を全く持っておらず、アキヒロに一切を借り、白子港で、半日まったりとハゼ釣りとなった。
エサはゴカイ。
ハゼのあたりは絶えることなくある。しかし、なかなかあたりに合わせることができない。
やっと釣り上げたハゼは、浜松のウナギポイントのハゼに比べると小さいが、この時期としては、アベレージサイズ。
たまに、小さいのもかかるが、もちろん即リリース。久しぶりに、脈釣りで熱中してしまった。
結局、2人で20匹をキープして、4時間のハゼ釣りは終了。

最後に、アキヒロがミノーサイズのシーバスをゲット。さすがです。
セイゴより小さいシーバスはなんていうのだろう。

撃沈!

2009年08月12日 23時57分38秒 | 釣り

8月12日 晴れ 月齢21

厳達は最後にブリが釣れだしたようだが、もう時間切れである。 1年目のジギングシーズンはこれにて終了。
あまり釣れなかったが、いろいろチャレンジしてみて、楽しかった。
新しいことに挑戦するのは、楽しいと久しぶりに実感した1年であった。

で、勝手ながら2年目のシーズンに突入することにし、初心に帰るべく丸万に出撃。
もちろん、シーズンオフは、なし!!
 台風9号が行った後なら「大荒れの後の爆釣」間違いなし!と、12日水曜日を予約。
アキヒロは仕事があったが、どうしてもジギングしたかったので、あえて、一人で乗船。
1年間で、自分がどこまで考え、どこまでできるようになったのかをテストしてみたくなったのだ。

天気はよく、波もほとんどなかったが、台風によるものか、伊良湖水道は濁りまくり。
タイのポイントで、同乗者が、2キロオーバーのタチウオを釣った以外は、ほとんど反応なし。
その後、青物ポイントに移動するも、反応悪く、結局ハマチを2本キープ、1本バラシの惨憺たる結果。
釣れないときの自分の引き出しの少なさをまだまだ実感して、2年目の初回は終了。
まだまだ勉強ですな。


Powered by HONDA

2009年08月02日 22時42分39秒 | 
諸般の事情で、ニュービートルを手放すことになり、新しい車が来た。

なんと、ホンダ車!


ホンダのF1第二黄金期とともに、若き時代を過ごした私にとって、
Hマークはまぶしすぎる存在だった。

そもそも私が車に興味を持ったのは、小学生のときに、
一番仲の良かった友人が、ホンダの技術者の息子さんで、
その方の書斎にお邪魔させて、いろいろな模型や写真を
見せていただいたのがきっかけだ。

しかも、そのときには、その方の偉大さには気がつかなかった。
(小学生だから、まあ当たり前か…)

その後ホンダF1の文献を読めば読むほど、その技術者の方の名前が出てくる!
そしてついには、その方は本田技研の社長になり(!)、鈴鹿サーキットの
パドックで、20年ぶりに劇的な再会をさせていただくのだ!

まあ、そんな風にホンダとの付き合いは、古く深いはずなのだが、
車には縁がなかった。
うちはトヨタと日産に乗っていたし、私は、ダイハツ、いすゞ、三菱、
弟はスズキと乗り継いできたが、なぜかホンダ(とスバル)には縁がなかった。

それが、ついにホンダ車を購入!
車種は…、LIFE(爆)

「おい、F1のイメージはどこへ行った」というご批判もありましょうが、
とにかく「Powered by HONDA」がうちに来た。

妻の車を探していろいろ試乗した結果、足回りの動き、車の挙動、視界など
比較検討した結果、最もしっくり来たのが、(そしてお値打ちだったのが)、
ライフだった。

さすがに「Powered by HONDA」のステッカーは気恥ずかしくて貼れないが、
すごく扱いやすそうなパートナーである。

久しぶり

2009年08月01日 21時04分13秒 | 釣り
4月から幾重にも積み重なっていた仕事が、
次々と片付いていく。

もちろん、新しい仕事があるのだけど、
とりあえず、一息ついたので、ブログ再開。

最近、ショアのシーバス釣りにはまっている。
このあたりはシーバス釣りのメッカとも言える場所がいくつもあり、
アキヒロは羨ましがっていたが、
これまで、あまり乗り気ではなかった。

ところが、先日、職場の同僚のM橋さんと近所のイシグロ釣具で会い、
釣り話に盛り上がった。
で、彼がやっているのがショアシーバスなので、今度行こうということになり、
2週間にお誘いをいただいた。

しかも、地元の釣り情報誌「Hello Fishing」の取材付!

まあ、ショアからのヒラメや青物はやっているから、ルアーの選択と
アクションさえ間違わなければ何とかなると、腹をくくって参加。

朝3時半にサークルKに集合。
すると、予想外の展開が…。

駐車場は車でいっぱい!
お、これはライバル多数!大丈夫か?と思っていたら、
そのほとんどは、サーファー。

M橋さんが、「サーファーが海に入るまでの時間が勝負だよ!」と
言っていた理由が良くわかった。

そこから少し移動して、浜に下りる。
まだ空が少し明るい位だが、紫外線が見えるヒラメなら食ってくる時間帯。

ミノーはマッチ・ザ・ベイトで9センチ。

周りを見よう見まねで、リトリーブ。
基本的にはスローで良いようだ。

と、向こうでいいサイズが1本上がる。

しばらくして、明るくなってきた。
巻いていたら急に重くなったので、あわせると、グッと重い手ごたえ。
ヒラメかビニール袋だと思って巻いていたらビニール袋であった。残念。

その後、今度は本当に「あたり」
すばやくあわせるも、残念ながら乗らず。

そうこうしているうちに、サーファーが増えてきたので、
集合写真を撮って、浜を上がる。

リーダーのS木さんは、私と同じようにタチウオのジギングもやるそうで、
そちらもご一緒させていただきたい。

残念ながら、今回はボウズであったが、久しぶりのキャスティングは楽しかった。

次回は、ぜひ釣っちゃる。

最高級外道をゲット

2009年04月30日 23時24分26秒 | 釣り
4月29日(水・祝)、大潮、晴れ
 2週間前の伊勢湾が空振り三振に終わったので、何とかリベンジを果たすべくアキヒロとジギングを計画。そろそろシーズンも終盤で、思ったほどの釣果に恵まれなかった今シーズン、大物で一気に挽回を狙うにはここしかない、ということで以前から気になっていた福井新港のK‘sを予約。高速道路の割引千円を利用して、福井に乗り込んだ。
 釣り座はミヨシ右舷をキープ。K‘sはミヨシが高くなっていて、トップゲームがやりやすい構造になっている。バカほど高いところに昇りたがるというが、そこは気持ちの良い高さでトップでもジギングでも何でも来いという気分になる。
 出港して15分ほどで、釣り場へ到着。昨日福井ではめったに出ない大物のマダイが出たということで、船中が「あわよくばマダイも…」という雰囲気が漂っていたが、船長が「マダイはめったに釣れないよ」といっているので、難しいのであろう。とりあえず青物の活性を上げるためにジグを落としては巻き、落としては巻き…。
 途中で気がついたが、船にBGMが流れていた。しかも流れているのはT-スクエア。しかも少し前のスクエア。船でBGMが流れるのは初めてである。おそらく、船長は私と同じ年代であろう。BGMを聞きながらリールを巻いていると、なんだかスキー場でBGMを聞きながら滑っているような不思議な感じもするが、ノリの良い音楽を聴きながら体を動かすと、よく動くような気がする。K‘sの船長、なかなか良いです。
 ところが、気分は乗ってくるのだが、肝心の釣果はいまだ無く、船中でもポツポツとあがっただけで魚の活性は今ひとつ。魚探を見てもあまりいい反応は無い。またもや…まとばやの悪夢がよみがえる(別にまとばやが悪かったわけではありません。あまりにも活性が無かっただけです)。こんなとき、船長はあまり1か所で粘るのは好みではないらしく、結構見切りが早い。3つくらいのポイントをたたいて、魚の活性が上がらないと見ると、越前岬まで遠征することになった。
 30分くらい走った越前岬の直前で魚探に反応が出たので、船を止めジグを落とすといきなりヒット!久しぶりの青物は重い。おやっ、もしかして、いきなりワラサ?とドキドキしながら巻き上げると、なんとツインヒット。どうりで重いわけだ。その後も入れ食いではないが、ハマチがぼちぼち上がってくる。暖かくなってきたからか、青物のサイズの割りに引きが強い気がする。狙いはワラサ、ブリなのだが、我々のジグにはハマチしか食いついてくれない。と、ミヨシ左舷でワラサゲット。「ハマチの中にワラサがいるから釣り続けるしかない」との船長の言葉を信じ、巻き方に変化をつけながら、ジグを落としては巻くのを繰り返す。
 途中で少し鳥が集まりだしたので、新調したキャスティングロッドで攻めてみるが、反応なし。テレビ「釣りロマンを求めて」では、永浜いりあがいかにも素人っぽく引いていたフローティングミノーにカンパチがチェイスしていたが、そう簡単にはあのような状況にはならないようだ。
 昼を過ぎると魚の活性が落ちてはじめ、ポツポツは釣れるが、波には乗り切れない状況が続く。クーラーにはアキヒロと2人で20本位のハマチが入っているが、ワラサを狙うために、ハマチを釣るしかない。しかも、ハマチが釣れればもったいないからキープするという、あまりうまくない循環が続く。
 午後3時ごろ、青物の活性が完全に下がったので、福井新港の近くのポイントに戻ることにした。残り1時間、ハマチ狙いでうまくいけばマダイも…という狙いに切り替えた。マダイといえば伊勢湾の方がメッカである。(まだマダイを釣ったことは無いけど…)マダイの愛知県から来ている以上、他の乗船者に負けるわけにはいかないと意気込んで、ベイトリールを巻き続けた。と、右隣の釣り人にシーバスがヒット。お、シーバスもいるのね。
 あー、今日はハマチで終わりかぁ。それなりに本数は釣れたけど、大物は夢におわったなぁと思いながら巻いていると、残り15mでヒット。お、待望のマダイか?と思いながら巻き上げてくると、60センチくらいの背中が黒い魚が上がってきた。シーバスか、でもロッドが細いから抜きあげられないなぁということで、先ほどシーバスを釣った隣の人にラインを持って抜きあげてもらったら、デッキにウロコが飛び散っている。あれ、シーバスってうろこ飛ばすっけ?と思っていたら誰かが叫んだ「サクラマスだ!」。60センチ弱のカラフトマスのような魚がデッキで暴れていた。
 と、その声を聞きつけ、船長が飛んできた。今日はそれまで船中あまり釣れていないので、船長の表情も今ひとつだったが、サクラマスを見ると、突然テンションが急上昇。船長は神経締めをし、写真も撮ってもらったら、電話かけたり、ブログ更新したり、なんだか忙しそうだった。ジギング船を9年やっていて3本目のサクラマスだそうだ。そりゃあ、ブリより珍しい。そして納竿して港に戻ってγのキャスティングまでさせてもらった。
 帰宅して念のためルイベにして翌々日に食べたサクラマスは、予想をはるかに上回り、これまでに食べた中で最高の刺身だった。身全体に脂が均一に回ってるが、脂の強さをまったく感じず、口の中でとろけるような刺身だった。船長の興奮を改めて実感。いやあ、舐めてましたね。また、魚はメスだったのだが、長さ5センチほどの未発達の筋子が2本入っていたので、妻に煮てもらったら、プチプチ感はまったく無く、白子のような歯ごたえだが、後味はいくらという珍味になった。
 いやあ、本当にいい経験させてもらいました。これまでも、いろいろ外道を釣ってきたが、これにかなう外道はいないでしょう。南の海の魚であるブリを狙って、北の海の魚を釣ってきたのも予想外の展開でした。あとはブリ、せめてワラサが釣りたい。切り身にしておすそ分けできるくらいの魚を釣ってみたいというのは贅沢な悩みなのか…。次こそは、トップで釣って見せますよ、杉本船長!

ウナギ釣りがシーズンイン

2009年04月20日 23時25分37秒 | 釣り
4月18日(土)晴れ
 去年のウナギ釣りはゴールデンウィーク後に始めたが、今年はもう少し早い時期から始めてみようと思っていたら、ちょうど妻が友人とランチを食べに行き、そのまま実家に泊まることになったので、ウナギ釣りに行くことにした。で、釣りの準備を進めていたら、妻の兄夫婦のアキヒロとクミコがくることになり、さらに夜には弟まで合流してくるという予想外の賑やかさ。弟もアキヒロも「そろそろじゃないかと思っていた」と口をそろえて言う。まったく、うちの兄弟ときたら…。
 ポイントに行くと、既に釣り人が何人か来ており、釣り始めれば日没直後からあたりが続出。ただし、大きいのはアキヒロに来て、こっちはあまり大きいのがこない。リリース続出で、結局6本キープ。シーズン初日としては、予想以上の釣果で終了。
で、妻はまだ帰ってこないし、ミミズが余ったのを口実に翌日も一人で出向いたら、この日は大きいのばかり6本キープして、大喜びで帰宅。で、前日に釣ったウナギと一緒に入れておいたら、翌朝太いのばかり4本が死んでいて、かなりがっかり。水質が安定する翌日までは、別の入れ物で飼っておくほうが良いことを学んだ。それにしても今年は好調な滑り出し。まだシーズンは長いし、楽しみである。

爆釣のはずが…

2009年04月14日 23時21分46秒 | 釣り
4月11日(土)晴れ 大潮
 伊勢湾のマダイ、シーバスが7日(火)から突如釣れだした。天気が良い日が続いて水温が上がったからだろうが、特に7日・9日・10日は、どの船のホームページを見ても大きなマダイやシーバスを持ったアングラーが多数掲載されている。それまではコンディションが良さそうだった日本海へ行こうと思っていたのだが、これだけ伊勢湾で釣れているのなら70オーバーのマダイやシーバスまでは行かなくても、それなりのサイズをどちらか1本くらいは持って帰れるだろうし、まだ釣ったことのないマダイやシーバスへの興味もあって行き先を伊勢湾に変更。アキヒロに頼んで、先日伊勢湾ルアー船連合に加わった「まとばや」に予約を入れてもらった。船長の腕は未知数だが、ジアイさえくればそんなことは問題にならないだろう。しかも、伊良湖港に迎えに来てくれるので、睡眠時間が取れる。
 前日、テレビでトム・クルーズの宇宙戦争をやっていたので、油断してつい見てしまったが、それでも4時間半寝て起床。伊良湖港へ車を走らせ、まとばやを待つと、ほとなく到着。まとばやは船が大きいのに客が少なめなので、隣の人と間隔をあけて座れるため、余裕を持って操作ができるのはポイント高し。今回はアキヒロとクミちゃんとナガヤさんの3人が一緒だ。いずれも、昨日までのホームページを見てやる気満々である。右舷真中に席をとる。
 港から15分も走ればポイントである。朝の伊勢湾は、まるで船だまりかと思うほど船がポイントにひしめいていた。アンダーハンドキャストでも隣の船に届くほど近い。ジギング、餌釣りが入り混じって、昨日釣れたポイントに群がっている。ポイントの一角に入り、船長の合図でジグを投下。三河屋の康一さんにいろいろ教えていただいたことを思い出しながらリールを巻く。ホームページで見た大型のマダイが頭に浮かんでくるが、しばらくしても誰も釣れない。あれ、今日はスロースタートか?周りの船も釣れている様子がない。今は魚にやる気が無くても、突然スイッチが入るかもしれないので、ジグやカブラを巻き続けるしかない。
 と、カブラにあたりが来た。しかし、乗り切れないうちにバラシ。まあ、少しやる気が出てきたか。そうしているうちにアキヒロがヒット!40センチ位のマダイが上がってきた。考えてみると、釣り場でマダイを見るのは始めてである。よし!ついにジアイ到来と気合を入れる。だが、後が続かない。しばらくして、後ろのほうでも1本上がったようだが、それでも船中わずか2本。周りの船も全然だめな感じが伝わってくる。
 そのうち、船長が別の場所に言ってみようと言い出し、少し湾の奥へ行くがそこもだめ。また、別の場所へ行くが、そこもだめ。しかし、伊勢湾口のルアー船連合からも釣れたという情報が入ってこない。結局、前日までの好調を大きく裏切り、4人のうち3人がボウズのだめだめの半日が終わった。さらに、鯛がだめなので帰りに買った鯛焼きを妻と食べていたら、差し歯の前歯が取れて、また一騒動。あわてて近所のかかりつけの歯医者で仮付けしてもらい、欠けていた前歯を作り直すことにまでなって、いろいろあったけどあまり成果がなかった一日が終わった。まあ、こんな日もあるでしょう。海の難しさを改めて実感。

初めてのナブラ撃ち

2009年03月28日 21時00分00秒 | 釣り
3月21日(土) 晴れ 長潮
 3連休のうち、土曜日だけが天気がよさそうなので、アキヒロと福井県小浜新港のオンリーワンに乗ることにした。17日には75センチのメジロ(ワラサ)が上がったので、まだ活性も高く、釣果も期待できそうだ。テンションが上がりすぎて、中古の02ツインパワー6000PGを買ってしまったほどだ。
 船長に電話すると、「ナブラ撃ち用の長いロッドも持ってこい」とのこと。ところが私はナブラ撃ちどころか、ナブラを見たことが無く、ナブラといえばベイトフィッシュを追ってハマチ等が水面でバシャバシャしていて、そこにジグやポッパーを投げると釣れるという漠然としたイメージしかない。似たようなものとしては、網走でアキアジ釣りをしているときに、沖でアキアジが群れで跳ねているのを遠くから見たことぐらいだが、あれはベイトを追っているわけではないので、少し違うはずだ。
 また、ナブラ撃ち用の長いロッドといっても、ナブラ撃ちをしたことが無いのに専用ロッドを持っているはずはなく、6フィートのジギングロッドの次に長いロッドは8フィートの本流用トラウトロッドだが、ロッドのパワーが足りない。すると、あとは9フィートのトラウティスピンと11フィートのモンスターリミテッドしかなく、少し(かなり)長いとは思いながらも多少はパワーのありそうなトラウティスピンをチョイス。釣り座は投げることを考え、左舷ミヨシを確保。
 前日は雨だったので少し心配したが、朝から快晴で波もほとんど無く、ジギングには絶好のコンディション。出航から40分位走って、ジギング開始。しかし期待と裏腹に魚の反応が悪く、船中でポツポツと3本があがったのにとどまる。今日は今ひとつなのかなぁと思っていたところ、どこからともなく、鳥が集まりだした。鳥山である。まだナブラにはなっていないが、鳥の下には魚がいるはずだ。
 船長が鳥の群れを追って船を出す。あまり近づきすぎると魚が散ってしまうので、少し離れて船を止め、様子を伺う。船長からキャスティングの許可が出たので、鳥山に向けブランカ40gをキャスト。船の上なのでトラウティスピンのテークバックがあまりできず、またティップが細くてロッドがしなりすぎるのでキャストが難しい。それでも何投かすると慣れてきて、かなり飛ぶようになったが、まだ鳥山まで届かないなぁと思っていたら、ヒット!ジグを追っかけてきたらしい。ロッドが長いため、アキアジとファイトしたとき以上に絞り込まれる。しかも左右に走られるのでつらい!走る魚に長いロッドが不利なのを痛感した。で、なんとか寄せてきたものの、目の前で痛恨のバラシ!ここまでキャスティングでは誰も釣れていないので、ここで釣れれば格好よかったのだが…。気を取り直して、キャスティングを続ける。
 だんだん、鳥山の下にナブラが立つようになってきた。そして2本目がヒット!しかし、ファイトしているうちにまたもやバラシ。ジグを見るとアシストフックが少し広がっていたので、アシストフックを2まわりほど大きくし、テールはトリプルフックから大き目のシングルフックへ付け替えた。
 そのころにはナブラがすごいことになっており、跳ねているハマチがよく見える。ただし、ナブラはずっと出ているわけではなく、右の方で出たと思ったら静かになり、今度は左となかなか予想がつかない。また、ナブラに近づきすぎるとナブラが散ってしまうので、ナブラの移動しそうな方向に船を走らせ、そこで待つということを何回か続けた。このあたりは船長の腕の見せ所だ。
 ナブラが近ければキャスティング、遠ければジギングを繰り返す。海をよく見ていると海が赤い場所がありそこにナブラが立っているので、最初はナブラで魚が流血しているのかと思ったが、どうやらアミエビが集っていて海面が赤く見えるようだ。
 そして本日最大のナブラが目の前に現れた。まるでテレビで見るカツオの一本釣りのように目の前でハマチの群れが暴れている。ナブラの少し先へキャストして引いてくると、ヒット!これはものすごい引きで、船の反対側まで一気に走られた。右舷の方々にご迷惑をかけながら、なんとか引き上げると、テールの近くにフッキングしていた。フックを大きくしていたので外れなかったのであろう。そのあと、3本追加。1本を除いてスレだったので、走られてこちらもヘトヘト。ナブラ撃ちでは、必ずしも口にフッキングするとは限らないのだと気がついた。結局前回を大幅に下回り、ハマチ4本でジギングを終了。ジギング用に新しく買ったツインパワーが活躍することもなく、期待よりは寂しい釣果だったが、キャスティングでハマチをかけたのは乗船した20人のうちほんの数人で、多くの人はハマチが釣れなかったようなので、贅沢な悩みだ。
 ハマチのナブラも落ち着いてきたので、最後の1時間半くらいはサビキでお土産のアジ、サバ釣り。初登場のミリオネアSW203に多少苦心しながらもパワーハンドルの活躍で手返しも良くアジ3本、サバ5本のまずまずの釣果で納竿。
 さて、家に帰ってハマチの内臓を出してみて驚いた。アミエビが腹いっぱい入っていたのだ。前回の釣行のときのハマチのお腹はベイトフィッシュでいっぱいだったので、私はてっきりアミエビをベイトが食べ、それをハマチが追っているとばかり思っていたのだが、ハマチがアミエビを直接捕食してナブラが立っていたのは意外だった。ベイトを追っかけていないのだからジギングでは釣れないはずだ。次回はそれも念頭において作戦を練らなければ。何とか今シーズンもう一度行きたいと思っているのだが、9ftのトラウティスピンでは長すぎてかかっても釣りにならない。キャスティングロッドの安いやつがあれば探してみようっと。

ついに、小浜ジギング!

2009年02月17日 18時28分53秒 | 釣り
2月15日(日) 中潮 月齢19.8
 14日朝に前線を伴った強い低気圧が日本海北部を抜け、全国的に春を通り越して初夏の気候となった翌15日、私、アキヒロ、ナガヤさんの3人は、念願の日本海ジギングのため、前泊して前祝をやった福井県敦賀市からアメリカ大統領選で一躍有名になった小浜市に向かった。曇りの予報だったが朝から晴れ。多少うねりはあるが無風の日本海に冬の面影はなく、暖かい日差しがまぶしく、まるで初夏の海を思わせる。これなら魚の活性は上がるだろう。波のない海面をみたときに80日ぶりの青物リベンジ、そして手に入れたクーラーボックスに魂を入れられることを確信した。
 昨年、大晦日の2日前にアキヒロとナガヤさんは小浜の富丸で爆釣し、アキヒロはハマチを40本以上釣り上げ、いい思いをした。今回は小浜のもう一隻のジギング船オンリーワンに乗ってみることにした。オンリーワンはジギング船には珍しい(というか他に見たことがない)双胴船である。通常の漁船タイプのジギング船に比べると、平らで広大なデッキを持ち、場所の移動や荷物の置き場に困ることがないし、波に対して格段に安定しているので、ものすごく釣り自体が楽である。進むときの水の抵抗が大きい(それともエンジンの出力が小さい?)のか巡航スピードは遅いが、それを補って余りあるメリットがある。沖へ向かう途中で後から出航した富丸にぶち抜かれたが、うねりを受けたときの富丸のピッチングやローリングを見ていると、とても同じ海域にいる船とは思えない安定感で双胴船のすばらしさを実感。外観はまるで観光船のようなデザインで、ホームページで見たときには少し違和感があったが、釣り始める頃にはその快適さが桁外れであることに感激していた。船に弱い私のようなものには特にメリットが大きいであろう。
 1時間くらい走って小浜湾の外で群れを見つけて実釣開始。しばらくして後ろや左で釣れ始めたので様子を見ていると、どうやら早巻き・ストップ・早巻きを繰り返している。しかもストップのときに5秒くらいしっかり止めてバイトしやすいようにしているので、同じように早巻きしてしっかり止めると、ロッドが絞り込まれた。ヒット!うーん。久しぶりの青物の手ごたえがガンガン伝わってくる。とりあえず1本目なのでドラグは少しゆるめで慎重にランディング。45センチのハマチだ。秋の丸万より一回り大きな魚体はそれだけ引きが強い。これでクーラーボックスにも魂を入れることができた。その後はアンダーハンドでキャスティングし斜めに引き、早巻き・ストップ作戦で立て続けに計4本。5秒くらいストップしてやっとヒットするので、追いかける魚のスピードがあまり速くないのか、それとも遠くからでも追ってくるので時間がかかるのかはよく分からないが、とにかくその待つ時間を取ることがここでのヒットパターンであることを見つけ、それが釣果につながったようだ。赤羽根の丸万でハマチを狙うときにはそんなにストップさせなくても釣れたのだが、ちょっとの違いが大きな差になることを改めて実感。船全体ではポツポツとしか釣れていないし、私も爆釣という程のペースではないが、コンスタントに釣れるのでいい波に乗っている感じだ!船長に写真を撮ってもらい、ご機嫌である。ところが右のアキヒロとナガヤさんが絶不調。とりあえずストップをしっかりするようにアドバイス。すると、ナガヤさんにもヒット!しかし、アキヒロは相変わらず乗り切れない。何だろう。
 昼過ぎに時合いがきた。船のあちこちでバタバタとランディングした音がする。それには乗り遅れたが、最後にヒット。おや、重い。まさか大物?そういえば昨年の2月のオンリーワンのホームページにはブリサイズの写真が出ていたなぁ。急に慎重になる。しかし暴れ方が何か違うなぁと思って巻き上げると1つのジグにハマチが2匹付いているダブルヒットであったが、残念ながら水面直下で1本バレてしまった。その後、またフッキングさせるとすごく重い引きがあった。今度は下へ向かってよく走る。今度こそ大物だと思って慎重に寄せてくると、なんと背掛りのスレである。どうりで引くわけである。
 しばらくして自分の当たりが止まったので、気分を変えようと、先日リアクションバイトで思わず買ってしまったベイトタックルでジギングサビキをやってみる。実はベイトタックルを扱うのは生まれて初めて。これまでリールといえばスピニング一本だったので、なんだか要領を得ない。どうもミリオネアのハンドルが小さいので、巻くペースがつかめないし、ハンドルを巻く力を入れにくい。これでハマチがヒットしたらやり取りできるかと不安がっていると、フォーリング中にあたりらしきものがあったので思わず合わせる。お、ヒット!思ったほど引かないなぁと思いながら、慣れないやり取りで上がってきたのは50センチのサゴシ。ジギングサビキの一番下にオモリの代わりにつけていたハオリジグのフックにかかっていた。あれがハマチだったら突っ走られていただろうが、うまくやり取りできたのであろうか。もうすこしハンドルが大きいシマノのクラドあたりがあるともっと安心してやりとりできるかもしれない。ただし、スピニングよりはフォール中のあたりははるかに取りやすいというメリットは良く分かった(いかん!また物欲が…)。
 隣を見ると、ナガヤさんは追い上げてペースをつかんだようだが、アキヒロは相変わらず苦戦中。その後私はもう一度ハマチ狙いに切り替えてハイスピードジギングを再開すると、だんだん天気が悪くなってきた。操舵室の気圧計もぐんぐん下がりだし、船長は「嵐の前の荒食いになると良いなぁ」などといっていると、みるみる遠くの島が見えなくなり、冷たい風が吹いてきた。雨の前触れである。
 「とりあえずあと1流ししたら終わりにします」とのことでラスト1流しをしたが、あまり食わなかったのでもう1流し。最後にあと1本と粘ったのだが、最後は魚をかけることができなかったので、これで終了。と思ったら船長が「少し天気が回復してきたので、ラストまでやります。」と放送。あと30分でラストチャンスにかけようと、船長はいい群れを魚探で探しながらぐるぐる回るのを操舵室で船長と一緒にチェック。で、ようやく群れが見つかりデッキへ戻ると、なんとアキヒロはロッドを片付けていた。なんとラストまでやるという放送を聞いていなかったのだ。あわてて私の予備タックルを貸すと、彼はそれで1本かけた。
 そして程なく納竿。結局私がハマチ13本+サゴシ1本+カサゴ1本、ナガヤさんはハマチ9本、最後まで波に乗り切れなかったアキヒロはハマチ3本と大苦戦。アキヒロには納得のいかない釣行だったであろう。とりあえずアキヒロは今週末、伊良湖水道でシーバス狙いに出撃し、リベンジを狙っている。ただ、この時期にハマチがこんなに釣れるところは滅多にない。まあ、こういうときもある。またリベンジに行きましょう。