釣りと蕎麦とサックスの日々

日々のできごとを、忙備録としてつけてみます。

天気晴朗なれど波高し 2

2007年10月08日 22時11分05秒 | 釣り
23日
渡道三日目、釣り二日目、ただし本格的には今日からスタート。
朝4時に起きて、4時半からロッドを出した。
昨日は小手調べ。イメージトレーニングは万全。あとは釣るだけである。

堤防の向こうは日本海からオホーツク海に抜ける低気圧の影響で、
波が高く、例年の岩ではとても釣りにならないとのこと。
昨日に引き続き埠頭で釣り始める。

期待に反して朝から魚が非常に薄い。
これまでの(帽子岩での)経験では、薄明るくなりかけた頃に
何本か上がり、周りがよく見えるようになった頃にピークが来て、
日が昇ってしばらくすると、落ち着いてくるというのが良いときの
パターンだと思っていた。

ところが、朝マズメがないのである。
そういえば、昨日は夕マズメがなかった。
それどころか、9時頃からポツポツ釣れはじめた。
いつもと違う…。何かが違う…。

違うといえば、Kさん。
エサ(というよりタコベイトの延長?)に幅広の輪ゴムを付けて釣っていた。

これまでもKさんは皆がソーダガツオやサンマをエサに使っているときに、
スーパーの魚売り場で入手可能な塩サバフィーレを使い、
見事釣果を挙げ、塩サバをメジャーなエサに昇格させた実績を持つ。
それが今度は輪ゴムである。
塩サバの導入もコストパフォーマンスに優れていたが、
今度はさらにコストパフォーマンスに優れ、しかも釣具でも食材でもない。
色はゴムの黄色だし、特に生臭い匂いがするわけでもない。
(いわゆる天然ゴムの匂い、これで釣れるのか?と元ゴム業界の人間は思う)

皆輪ゴムを見ると、「それは難しいでしょう」と言った顔をする。
ところが、Kさんはなんとなく自信がある顔をしている。

で、なんと輪ゴムでアキアジをかけた。
残念ながらばらしてしまったが、周りの反応は「まさか!」であった。

さて、朝マズメに全くふるわなかったウルシさんの気遣いで、
対岸の岩に連れて行っていただいた。
遠くからは見慣れた光景だが、実際に行ってみるのは初めてである。

最初に、引き潮のときだけ顔を出してはいるが、
高い波が来るとかぶる岩場に入ったが、
底荒れして、思うような釣りにならない。

で、岩に上がり、少し深くなっているところを目指してキャストするが、
底荒れはかなり沖まで広がっており、あきらめて帰ることにする。

戻っても、結局魚が薄いままその日は過ぎ、
遠征組みのチカさんと私はいずれもボウズ。
明日は何とか1本釣らないと、後半精神的に厳しくなりそう。

今日も「天気晴朗なれど波高し」である

天気晴朗なれど波高し 1

2007年10月02日 23時27分15秒 | 釣り
ついに待ちに待った北海道釣行の時が来た。
今年は9月21日~26日までの5泊5日。
久しぶりに、長い北海道滞在に2桁も夢ではないと期待が膨らむ。

このときのために1年間仕事をしてきたといっても過言ではない。
発泡スチロールのボックスとロッドケースを持参するという、
無謀な手荷物にてこずりながらも、勇んで名鉄電車に乗り込み、
そして期待に胸を膨らませて最終便でセントレアから千歳へ。
千歳では10年前から大変お世話になっているチカさんがJrと
迎えに来てくれていた。

そういえば千歳空港は10年ぶりだ。
東京で仕事をしていた頃は、札幌日帰りなんていう疲れるが
楽しい出張もあったっけ…。

増築となったチカさん宅では、久しぶりのサッポロクラシックを
ざぶざぶ飲んでしまった。
寝たのは朝4時…。

<22日>
買い換えてオートマになったUBSで網走に向かう。
網走ではいつものメンバーが出迎えてくれた。
はやる気持ちを抑えモンリミにファイアーラインを通し、第1投。
いつもの見慣れた場所とは少し違うが、オホーツク海に向かって投げる
キャスティングは「帰ってきた」と思わせる何かがある。

外海は結構波が高いが、港の中は静かな海面が光っている。
この波でも、魚が入ってきてくれているといいのだが…。
だが、結局1日目は釣果ゼロ。まわりも釣れている様子がない。

とりあえず1本釣って、楽になっておきたかったが、
1日目はこんなものでしょう。
まだ、あと4日もあるのだから…。

今日は「天気晴朗なれど波高し」