みのおの森の小さな物語     

明治の森・箕面国定公園の散策日記から創作した、森と人と自然に関わる短編創作物語集 頑爺<肇&K>

楽画記! ’15 4月~9月

2015-10-22 | 箕面の森のスケッチ画(水彩・アクリル画)

箕面の森の楽画記! ‘15-9月

2015-09-25 | みのお 秋の らく画き

<初秋の高山から>

‘15-9-5  (361)

<急に秋セミとコオロギ合唱す>

 9月にはいると急に初秋を感じる風景となる青い空 稲田の穂が垂れ始め、ススキもちらほらセミと秋の虫のコンサートが聞こえる

<箕面川源流とヒガンバナ>

‘15-9-11  (362)

<秋を知る川辺に咲きし彼岸花>

 ダム湖上流の箕面川源流にてヒガンバナが咲き始めた。残暑厳しくとも否応なしに秋が急に訪れる

<Expo‘90 みのお記念の森 展望塔まえ>

‘15-9-18  (363)

<夏と秋交代式のセレモニー>

 人の気配が全く無い森の展望塔前。 夏と秋の風が交互に吹き草花も夏と秋が入り混じる。 キノコが生え、秋の虫の音が響くようになった。徐々に秋が訪れている。

<Expo‘90 みのお記念の森から>

‘15-9-26  (364)

<森の木々散る葉の舞いに見とれてる>

 先週と同じ所に来た。先週と違うのは森の木々の下は枯葉の色で賑やかだ。風に促されるように一枚一枚と舞い落ちてくる・・・

 楽画記! ‘15-8月

2015-09-01 | みのお 夏の らく画き

<勝尾寺園地から>

‘15-8-26  (360)

<勝尾寺ヒグラシ鳴きて晩夏かな>

 勝尾寺園地のモミジ広がるタイムカプセル広場にてセミの大合唱も少し終盤を迎えたようだ。ヒグラシが晩夏を告げている。

<才ヶ原池を覆うバイカモの花>

‘15-8-21  (359)

<バイカモに才ヶ原池占拠され>

 才ヶ原の森の中にある才ヶ原池。今 薄黄色した小さな花 バイカモが咲き、池を覆っている。その上をアキアカネ、シオカラトンボが飛び交っている。

<夏の雲 ようらく台園地から>

‘15-8-14  (358)

<夏の雲姿次々七変化>

 カンカン照りの暑い日。面白い雲がようらく台園地の空にみえる。夏の雲は次々と変化している。緑陰の下で雄大な雲に見とれる。

<才ヶ原林道から箕面山方面を望む>

‘15-8-7  (357)

<空を舞う入道雲や箕面山>

 真夏の入道雲がモクモクと湧き出る。その動きを見ているとまるで生き物のようで面白い。北西の箕面山、三国岳方面を望む。セミの大合唱がひときわ大きく森にこだまする。

 楽画記! ‘15-7月

2015-08-04 | みのお 夏の らく画き

<とどろみの森から>

‘15-7-28   (356)

 <森町(しんまち)は山囲まれてセミ時雨>

 とどろみの森から手前の箕面森町、そしてその後方に明ヶ田尾山、鉢伏山、長谷山、堂屋敷山・・・ を遠望。目の前に小鹿が一頭現われた・・・ ラッキーな出会い!

<7月の箕面大瀧>

‘15-7-24   (355)

 <爆流にセミの合唱途切れがち>

 夏休みに入り子供連れの家族が多く見られるようになった滝前。数日前からの大雨で滝の流れも激しく水しぶきをあげる。セミの合唱隊も謡い始めた7月の大瀧。

<桜池からみる箕面の山々>

‘15-7-17   (354)

< 台風に激しく揺れるみのお山>

 台風の余波で終日激しい雨 (車中から描く)時折り横殴りの雨に山々の視界が左右に揺れ消える。こんな日にスケッチなど出かけなくても・・・ と思いつつ、非日常的な光景に見入る。

<外院の山里>

‘15-7-10   (353)

< 山里のセミに応えるウシガエル>

 梅雨の晴れ間に外院の旧参道を上る。たっぷりの雨水に山里の緑が生える。時折りジージーと鳴くセミ・・・ウシガエルがグオーグオーと応えている。暑い夏ももうすぐだ。

<箕面 雄滝橋の近くにて>

‘15-7-3  (352)

 <突然の滝出現に梅雨の森>

 雨上がりの箕面ドライブウエイ沿いの雄滝橋を過ぎたあたりを歩いていると、山腹から急に滝が現れた!いつもはない突然の流れにビックリ!山は雨水でたっぷりの様子・・・ もうすぐ梅雨も明けるだろう。

楽画記! ‘15-6月
2015-06-30 | みのお 夏の らく画き

<箕面白島 薩摩池堤から>

‘15-6-5   (348)

 <入梅に野草生き生き天仰ぐ>

 梅雨期に入った。今日も昼から雨との予報に早々に描く。谷山谷を下ったところにある薩摩池から石丸方面を眺める。

<Expo‘90みのお記念の森にて>

‘15-6-12   (349)

 

<人影のなき公園にシカ親子>

 小雨降る森の公園。シ~ンとした木陰から二頭のシカのでてきた。大小なので親子かな? 雨に濡れたモミジの若葉から雨滴がスケッチブックに落ちた。

<高山の棚田から>

‘15-6-19   (350)

<梅雨空に幼稲ゆれる棚田かな>

 梅雨空に棚田の畦道がくっきりとはえる。幼稲は初々しく風に揺れている。 実りの時までしっかり雨水を飲み、太陽の恵みを受けて育ってほしいもの。 遠くでウグイスが鳴いている。

<風呂ヶ谷にて>

‘15-6-26  (351)

<梅雨時に流れが響く風呂ヶ谷>

 瀧道から天狗道を経て風呂ヶ谷を上る。梅雨時はいつになく谷川の流れが森にこだまする。見上げれば緑一面の森が広がる。

楽画記! ‘15-5月
2015-05-28 | みのお 春の らく画き
<みのお・鉢伏山から>

‘15-5-1   (342)

<ウグイスの谷間に響く春の風>

 鉢伏山頂に着くと、ウグイスが二羽鳴き合っていて、それが谷間によく響いている。小さな体でよくこの通る美声が出せるものだと恐れいる。暖かい春風が心地いい。

<教学の森・松騒コースから>

‘15-5-8   (343)

<太陽をさえぎる谷間 若葉萌え>

 「望海の丘」から谷間に下ると少しヒンヤリする。太陽をさえぎる若葉でいっぱいだが、下から見上げると葉が透き通って更に緑を増し美しい光景が広がる。

<箕面渓流とタニウツギの花>

‘15-5-10   (344)

<渓流に優雅に揺らぐタニウツギ>

 箕面大瀧上の渓流沿いを歩くと今 タニウツギの花が美しい。谷川のダイナミックな流れと、優雅に風に揺らぐ花とが調和的で面白い。

<こもれびの森から箕面川ダム湖を望む>

‘15-5-15   (345)

<古参より若さ勢いみのお森>

 全てが緑色だ。しかしよく見ると濃い色した古参の常緑樹と、新緑で淡い色した落葉樹が混在しているものの、今は新緑が勢いづいて力強い。

<新緑の西江寺南口>

‘15-5-20   (346)

<美しきモミジ若葉に未来あり>

 階段下からふっと見上げるとモミジの若葉が萌えあふれている。風に揺らぐその若々しい美しさに見とれる。5月の風はさわやかだ。

<勝尾寺境内から>

‘15-5-22   (347)

<新緑にシャクナゲの色 飛び跳ねる>

 シャクナゲの花越しに多宝塔を望む。新緑の反対色のシャクナゲの色が対比的で、躍動的な季節を感じさせる。

楽画記! `15-4月

2015-04-30 | みのお 春の らく画き

<雲隣の森の桜>

‘15-4-3   (335)

 <春告げる森にひときわエドヒガン>

 今年もエドヒガンの桜が咲き始めた。猿見橋(大日駐車場前)から見る雲隣の森にも美しい桜が咲き始めた。

<箕面川ダム湖周辺の桜姿>

‘15-4-10   (336)

< 森の湖の暗い雨空 春灯る>

 エドヒガン、ヤマザクラなど森の桜が随所で見られるようになった。薄暗い雨空の下、桜の木一つ一つが春の灯火のように見える。

<教学の森・さえずりコース上り口にて>

‘15-4-17   (337)

 <新緑に心癒されうつらつら>

 小川口からイノシシ防止柵を開いて森に入る。淡い緑色したコナラの新芽が初々しい・・・森の中ではモチツツジが咲き始め、蝶々も舞い、ヤマザクラが散る・・・

<新稲の森から小川口へ>

‘15-4-18   (338)

 <心身で至福に浸る里の森>

 新稲の里のレンタルファーム前から教学の森への道。新稲の森を背景に里にはタンポポ、ツユクサ、ハルジオンなど野草が花咲かせ、小鳥のさえずりを聴きながらノンビリとスケッチする。至福のひと時を楽しむ・・・

<もうすぐ始まる箕面川床>

‘15-4-23   (339)
 
<新緑の箕面川床待ち遠し>
 
 もうすぐまた瀧道の箕面川沿いに川床が始まる。この川床から瀧安寺を見ながら新緑の中、川のせせらぎを耳に美味しいお料理を味わう・・・ 贅沢な空間だ。
 
<新緑の西江寺境内>
 
‘15-4-24   (340)
 
 <春さわぐ新緑萌える西江寺>
 
瀧道を一歩はずれ西江寺境内に上ると、静寂な中にも一風にアオモミジ、アカモミジの若葉が気持ちよくそよぐ・・・山頭火の句碑を前に野鳥のさえずりを聴きながら・・・

<高山の棚田から見る明ヶ田尾山>
 
‘15-4-30   (341)
 
 <棚田より朝に登りし明ヶ田尾>
 
高山では田に水が張られ、早くも田植えの準備が始まる。箕面で一番高い山 明ヶ田尾山 を前方に眺める。後方ではウグイスが鳴き、白いウワミズザクラやイヌザクラが咲く・・・いい季節だな~