音楽日記

私が触れた音楽などを紹介していきます。

続き…

2011-09-17 22:07:55 | 音楽関係
前回の日記の続きです。。

8月20日は「和歌山大学低炭素スキルアップ講座」に参加しました。


この講座は、自然エネルギーの活用にむけて人材育成しよう、という内容の講座で、今年12月まで毎月1回、全6回行われます。はじめの募集人数は15人でしたが、申し込みが多かったそうで受講生は25人ほど。
この日は2回目で、古座川町の平井という地区で行われました。

どのような場所で小水力発電が可能か先生のお話を聞いたり、平井地区で昭和初期の頃に使われていた小水力発電の跡地を見せてもらったり、北海道大学の演習林で使われている小水力発電の装置を見学させてもらったりしました。

1回目は7月30、31日、那智勝浦町でした。
台風12号で大きな被害を受けた市野々地区の市野々小学校のそばの小水力発電を見学。
その日から1ヶ月ほど後の9月初旬、台風12号による豪雨で洪水が起き、地域の方が犠牲になるなど、多大な被害が出たことを思うと胸が痛みます。見学させてもらった発電装置も土砂に埋もれてしまっていたようです。

電気や熱という恩恵をもたらしてくれる自然のエネルギー、そして、それは人の想像をはるかに越えた力で猛威をふるうという現実を痛感しました。

21日は、和歌山市で「いきざまつり」というイベントにライブで参加しました。

http://ikithematsuri.blog82.fc2.com/blog-entry-59.html



最後のグループが踊りはじめる頃から、雨脚が強まり、途中突風も吹きはじめ、嵐のようになったのがすごく印象的なフィナーレでした。


22日は、山口県上関町の田ノ浦というところで、上関原発建設計画の阻止行動を行う「虹のカヤック隊」のメンバーであるNO∞無(ノブ)さんを囲んでのおトークや、ライブの会でした。

NO∞無さんのブログ… http://ameblo.jp/new-oriental-brazil/







上関の今の様子をお話してもらい、震災以降の田辺での動きなどをお話して、2つの場所で起きていることをお互いに情報共有しました。NO∞無さんとは今年2月に田ノ浦へ行って以来の再会でした。
初めて上関を訪れて来月で2年になりますが、それから色んな人と出会い、つながったなぁ…とつくづく思います。

24日は白浜町公民館主催の婦人学級で富田駅近くの農業研修会館というところで、演奏させて頂きました。前回の老人学級のときのように、歌詞をお配りして一緒に歌ってもらえて楽しかったです。
アットホームな雰囲気で、最後に、公民館のMさんも、沖縄の楽器、三線で「涙そうそう」と「童神」に参加して頂けて盛り上がりました~^^

そして、28日は「市民共同発電」についての勉強会。「菜の花プロジェクト」という活動の一環で取り組んでいる市民出資の太陽光発電の様子を、事務局の山田実さんにお話して頂きました。(途中からは質疑応答になりました。)やっぱり、どんなことでも失敗を恐れずにやってみる、というのは大事だと思ったし、この地域でもエネルギーの自給自足をすすめていけたら、と思います。







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いろいろあった夏

2011-09-14 08:05:03 | Weblog
9月初めに西日本を縦断した台風12号で、ここ和歌山・奈良両県は人的被害を含め、多大な被害を受け、今も各地で懸命の復旧作業が続いています。。。


私が住んでいる田辺の市街地近辺は、山や川から離れていて、幸いにも大きな被害は出ませんでしたが、3日間ほどすごい勢いで雨が降り続き、土砂災害や洪水などが起きるのでは、とさすがに怖くなりました。


そして台風が過ぎ去ったあと、被害状況が次々にわかってきました。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/2011talas_disaster/


東日本大震災に今回の台風…今年は大きな自然災害に見舞われた年として記憶に残るでしょう・・


災害はいつでも起こり得る、という心構えをもって備えておくことの大切さを痛感しました。




さて、9月ももう中旬。朝夕はだいぶ涼しく、秋らしくなってきました。

夏の記憶が薄れてしまう前に、心に残った出来事を書き留めておこうと思います。


8月5日~7日
ピースフェスタ、また色んな出会いや発見があり、充実した3日間でした。

http://www.youtube.com/watch?v=tTDLazxwknw

とくに、最終日のトークライブは珍しい試みで興味深く、映像紙芝居、そしてライブは、制作や出演で参加させてもらい少しでも見て頂いた方たちに何か感じてもらえていたら嬉しいです。



8日はヤーヤーまつり。


おからのトルティーヤという食べ物を発明(!?)して販売。

龍神村のるあんさんが毎週配達してくれるおからと特製カレー、そしてケチャップを混ぜてネタをつくり、小麦粉や米粉などを水で溶かして薄く焼いた生地で巻いたものでした。

友達2人も手伝ってくれ(メニュー考案のときから叱咤激励してくれたありがたい友達…笑)、食べてくださったお客さんたちは、一様に「美味しい!」って言ってくれて嬉しかったです。



10日は白浜の花火大会。

毎年7月30(31日だったかな?)と8月10日に白砂で有名な白良浜沖の海上で打ち上げられる花火。

毎年どちらかの花火大会には行ってます。

今年は、宿に泊まりに来られたオーナーのお友達家族、そして奈良から翌日のイベントのために来てくれたMさん、そして地元のお友達と、大人数でいきました。

ピースフェスタがご縁で知り合った白浜にある教会の方たちのお誘いで、前もって準備してくださったブルーシートに座らせてもらって、そこでも色々お話できて楽しかったです。



写真は海面付近で開く花火。スターマイン。フィナーレの写真があったら良かったのですが。。
フィナーレは大迫力でした。


11日。きらめ樹(皮むき)間伐。

皮むき間伐というのは、放置された人工林を手入れして、森を蘇らせる方法です。

ふつう、間伐された木は、その場に廃棄され、利用されることはないのですが、

(なぜなら、木はそのままでは重たくて森の外に持ち運ぶのが大変なので、木の値段がすごく下がってしまっている現代、大変な労力をかけて運び出す林業は行われていないそうです。。)

皮むき間伐では皮をむいた木は水分が吸い上げられなくなるので、立ち枯れ状態になり、1年ほどたつと半分以下の重さになって女性や子どもでも肩にかついで運び出すことができるので、その木をいすや机などの家具、そして壁や床などにも利用できるのです。

余った木屑などは燃料としても利用できます。

林業に携わっていなくても、一般の私たちにも森の手入れに参加できる方法。

この日は奈良のEさんのアドバイスのもと、地域の大人や子ども10人ほどで皮むき体験をしました。

Eさんが所属している「きらめ樹大和高原の会」http://ameblo.jp/kirameki-yamato/では、定期的に体験会を行っていて6月にその体験会に参加させてもらったのがきっかけで、来て頂けることになりました。

ほんとにまだまだ小規模な取り組みですが、この取り組みが広がっていけば、日本にたくさんある放置された森が価値ある森として蘇り、たくさんの動植物が生きられる豊かな生態系に戻せると同時に、木を材木やエネルギーとして利用することで地域活性化にもつながると期待されています。

参加して下さった人たちは「ふだんできない経験ができた」「山のことを少しでも知ることができてよかった」、そして「またやりたい」と言ってくれる子どもさんもいて、今後も続けていきたいと思いました。



きらめ樹について説明を受ける参加者の皆さん




木の根元付近の皮にのこぎりで切り込みを入れる



切り込みを入れたところから竹製のへらで樹皮をめくる


木の皮を下の方から引き上げると、中から白く美しく輝く部分が…


8月はこの日以外に、下旬に2回、なつおmeets南風のボーカル、なっちゃんのおじいちゃんの山でもさせて頂きました。

なっちゃんのブログにも紹介されています。

http://ameblo.jp/ingomautauta/entry-11001826008.html



それからお盆へ突入。お泊りのお客さんが多く、忙しくもにぎやかなお盆でした。




後半はまた後日アップしたいと思います。
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