音楽日記

私が触れた音楽などを紹介していきます。

少々お疲れ気味…!?

2006-10-05 03:20:36 | Weblog
気が付けばもう秋。朝夕はほんとに涼しくなって過ごしやすい。
夏から秋にかけて、ゆっくり季節の移ろいを感じる間もなく過ぎていってしまったのがちょっと残念。9月末は応援しているミュージシャン、かずぅさんのライブが江川にある龍泉寺であった。彼のつくるメロディーや詩は、彼にしかつくれないもので、彼そのもの。
そして自然と聞き入ってしまう引力がある。仏教関係の本をよく読んでいて、仏教が生まれた地インドを旅した経験があるそうで、彼の話や詩はお寺の雰囲気に良くあっていた。
次の日は、フルートをしている友人の発表会が神戸であったので、見に行く…つもりが、「見に来るなら伴奏ひいて」の一言で、一ヶ月ほど前から2人で練習した「おぼろ月夜」を演奏させてもらった。フルートの発表会に行くのは初めてだったけど、クラシックあり、ポピュラーソングあり、童謡ありで、どれも、フルートの心地よい柔らかな音がとても新鮮だった。自分達の演奏は、「良かったよ~」という声も頂き、まぁまぁの出来だったかな。ただ、ミスもあったので、そこだけは残念だった。
せっかく神戸に来たのだから…と、夕食は中華街へ。豚まんや水餃子、小ろんぽうが美味しかった♪
それから心斎橋へ。かずぅさんと一緒によくライブをしている大ちゃんというギタリストさんのライブを目当てに。(彼がかずぅさんとスタジオに来たとき、教えてくれてたので、是非行きたかった)、なんと、スタートは夜中の1時過ぎくらいから。お疲れのところ付き合ってくれた友達には、ほんとに心から感謝!ライブハウスのような場所ではなく、ビルの一室のような場所で(バーのような感じで、レコードも売ってた)、パソコンを使って作曲、演奏(というか、音を操作してる感じ)するという、見たことのないライブで、なんか非現実の世界に迷いこんだような感じだった。大ちゃんは、パソコンの音に合わせてアコースティックギターを弾いていた。しゃべるときは、穏やかな雰囲気の人だけど、演奏は情熱的で、ほんとに音楽が好きなんだなぁと思った。

それから1週間後の土日は、白浜でのマーチング大会があった。正直なところ、自分自身の練習不足を不安に思っていたけれど、予感は的中。速く手を動かすところがなかなかついていけない。また、暗譜できてると思っているところが、実際にやってみるとできてなかったり…。嘆いていても仕方ない。とにかくベストをつくそう!と、常に楽譜をそばに置いて、本番直前までメロディーを口ずさんだり、手の動かし方を考えたり、できるだけのことをやって本番に臨んだ。本番は無我夢中だった。何箇所かあやしいところもあったけれど、何とか演奏し終わった。
終わったとき、拍手に包まれたのをはっきり覚えてる。子供達は本当に頑張ったと思う。みんなの熱心さは、きっと多くのお客さんに伝わったはず。1人でも多くの人に、マーチングに興味を持ってもらうきっかけになったのなら…と思う。

マーチングの演奏が終わったら、余韻にひたる間もなく、同じ白浜町内で行われた友達の結婚披露宴へ。マーチングもさることながら、この披露宴も私にとっては気の抜けないものだった。新婦にピアノの演奏を頼まれていたから。披露宴でピアノを弾くのは、まったく初めてで、ふだんなら出されたらすぐに食べてしまう料理も、緊張で手をつける気になれない。私の前には、お皿がどんどん増えていった。
頼まれたとき、何を弾こうか、あれこれ考えた。結婚式でよく演奏される、良い曲なら色々あるけれど、心に伝わる、そして、思い出に残る曲にしたい…。数日考えて、自分で作った曲をプレゼントすることにした。バイクでの移動中などに、思い浮かんだメロディーをいくつかためておいて、少しずつつなげて完成させていった。徐々に詩もつけていき、完成したのは前日だったf^^;。なにはともあれ、新婦が喜んでくれて、私も嬉しかったし、すごく良い経験ができたと思う。
それにしても、ハードな1日でした…