goo blog サービス終了のお知らせ 

ヴァイログ (vol.1)

Vitamin Log(ヴァイタミン ログ)略して「ヴァイ ログ」。日々の生活のヒントに。『読む栄養素』

餅つき(もちつき)

2007-12-27 15:57:22 | 食(しょく)
毎年12月27日くらいに餅(もち)をつくる。
前日に餅米を水洗いして、朝から家庭用の餅つき機を使う。
『27日前後』といっても、29日は避けるのが一般的。

出来上がった餅は
正月に飾る【鏡餅】(かがみもち)や、
雑煮(ぞうに)用の【伸餅】(のしもち)にする。

伸餅とは、
つきたての餅を厚さ2センチ位、縦横50~60センチ四方に
形を整え、その後、食べるのに適当なブロックに切って保存しておくものだ。
関東圏で【餅】といえばほとんどがこの四角いブロック状のものだと思う。

正月用の餅が一通り出来上がれば、
あとは【じざい(自在?)餅】をつくる。
モチを食べやすい大きさでブツ切りにし、
しょうゆで味付けしたおろし大根や、納豆、
作っておいた餡(あん)や、黄粉(きなこ)をまぶす。
つきたてのメジャーな食べ方の一つ。

何かと慌(あわ)ただしくなるこの時期
餅をつくるのは、はっきり言って面倒なことも多い。
でも、できる限り続けてゆくべきだと思う。

日本人にとって、【ハレ】の食材なのだから。

ヴォジョレー・ヌーボー

2007-11-18 14:32:57 | 食(しょく)
先週、【ヴォジョレー・ヌーボー】が売り出された。

もともとはフランスの地方行事。
今年に収穫したブドウの「一番ワイン」を振舞う。

自分の記憶だと、かれこれ20年近く前くらいから
日本でも大々的に売り出されている。
90年代、日本のバブル崩壊とともに下火になるかと思いきや、
日本の定着行事になりつつある?雰囲気。

日本人は季節の【初物(はつもの)】をとても大切にする。

日常の生活風景として
お土産物や季節の初物を
いったん家の神棚にお供えした後、
みんなで頂く、というイメージに違和感はない。

商業イベント、ワインの促販行事と
カンタンに言い切れるものでもなさそう。

これからも日本になじみの、季節の行事として
続いていくのかな、と思う。

日本人の習俗に根ざしたイベントだとすれば、
「ヌーボーワインは味がどうの」とかの問題ではない。

バッカス(ギリシャの酒神)様も
日本の『万神(よろずのかみ)』に
普通に列せられる日がくるかも?(笑)しれない。

枇杷(びわ)

2007-06-12 16:08:34 | 食(しょく)
枇杷(びわ)が旬。

わりと『高級な果物』という
印象がある。

「目の健康に良いから。」
と言われて、この時期食べる。

理由はよくわからないが。

葉にも何かしらの薬効があるようだ。

しかし、

枇杷の木は
一般家屋の庭には
あまり植えないようだ。

根が横?に伸びやすい。
→軒下(のきした)へ根が張ってしまう。
→家屋が湿気がちになる。

葉が固く、いっぱい茂る。
→敷地が湿気がちになる。

家屋と敷地が湿気がちになる。
→『床(とこ)』が湿気ってしまう。
→住む人の健康に、あまり良いことではない。
ということ。

以前、聞いた話。

初鰹(はつかつお)

2007-05-22 15:05:37 | 食(しょく)
この時期、カツオが旬。

初鰹(はつかつお)

と言うには
少しズレているかもしれない
けれど、店には刺身(さしみ)も並ぶ。

暖かい海流に乗って
南方から日本へやって来るのだ。

ちなみに、秋には
「戻鰹(もどりかつお)」
と言って、油の乗った刺身が楽しめる。

神社の建築では
「カツオ木」(鰹魚木、かつおき)と
呼ばれる部材が屋根に置かれる。

屋根の押さえのため、とも
カツオを屋根で干した名残とも
言われる。

海流に乗って
カツオと一緒に
南方のヒトや文化も
日本へやって来ている、
と思うと、刺身の味もひとしお。


八十八夜(はちじゅうはちや)

2007-05-02 22:11:23 | 食(しょく)
春分から数えると
ちょうど八十八日目くらい。

お茶を作っているところでは、
新芽を摘(つ)み始める。

真っ先に摘んで作った新茶を
神社に奉納(ほうのう)する地域もある。

一般に日本人は『初物(はつもの)』を好んで食する。

ただ単に食するということ以上の、
何かしらの感覚がそこにある。

理屈ぬきに
「これは初物です」
といって出されると
なぜかワクワクする、
でしょ。

春の味覚(みかく)

2007-04-13 14:57:40 | 食(しょく)
この時期になると静岡県の知り合いが
「たけのこ」を送ってくれる。

淡口(うすくち)のしょうゆで煮て食べる。

少しほろ苦い。
たけのこ独特の風味が
『春の気』を食べているようで
すがすがしい。

素朴だけれど
とても贅沢(ぜいたく)。

産地では、
旬より早い時期に
生のまま「刺身」として
食べることもあるそうな。

ヨーロッパでは
「アンティチョーク」なる食材があって、
「日本のたけのこ」のような味わいを食べるとのコト。

日光

2007-02-21 22:04:34 | 食(しょく)
TOKYO池袋から直通電車で日光へ。

杉の木がたくさんあるのに、
花粉症の症状がない。

不思議。

食べ物ばかり、みやげもの。

「ひしや」の羊羹(ようかん)。

「金谷ホテルベーカリー」の「ホテルパン」と菓子パン。

地酒「日光誉」(にっこうほまれ)

「ふじや」で串湯波(くしゆば)と揚巻湯波(あげまきゆば)

「カフェ明治の館」のチーズケーキ

かさばった。
これだけ買うと。

『味付けは薄めで、後味がソフト』
これが日光の人たちの舌の好み。

個人的な見解。