元彼と破局したのは、彼が長男として韓国に戻ることを決め、
「韓国に嫁に来てくれないか…」
と言ったからでした。
私の答えは、
「ごめん、無理…。私は韓国に住めない。
たぶんストレスで結局破局すると思う」
でした。
韓国料理も東方神起も大好きだけど、韓国社会のあり方は、
しがらみの少ない育ち方をした私にはキツすぎる…
たとえば、オーストラリアでシェアハウス(数人で家をシェアして
住む)に住んでいたときの話。
オーナーは27歳の韓国人A君。
そして私の元彼は28歳、オーナーに賃貸料を払う店子さん。
フツーはオーナーがすべての決定権を持ちますよね?
しかしA君は「1歳年上」の私の彼に常に敬意を払い、
新しい店子を入れるときは彼に許可を求め、
炊飯ジャーを家に購入するときも彼に一番に報告(なぜに…?)、
夜寝るときは、おやすみなさい、と彼に頭を下げていた…。
普段傍若無人で自由人な今彼も、一度韓国人コミュニティーに
まきこまれればアラ、立派なコリアン。
参加したくない集まりや頼みごとにも首をタテに振る。
嫌なら断っちゃえばいいのに!という私の言葉に、
「そんなことをしたらこの狭い町(ちなみにアデレード)の
韓国人社会ではすぐ悪い噂が立つ。コミュニティから
はじき出されるといろいろと不便なんだ…」
とのお答え。
めんどくさい…。
もちろん、日本人コミュニティもどこにでもあり、旅人はともかく
駐在員とかの「上流?」社会にも似たようなことはあるらしい。
でも韓国コミュニティの縛りのキツさは、たぶん
30年前くらいの日本の田舎くらいのレベルかと。
長男の嫁の重責もかなりのモンらしいしね…。
そんなこんなで今彼にも、
「韓国には嫁に行きません」と最初から言ってあります。
ヘタレですから私(笑)。
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