「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ」観て来ました。前編140分+後編120分=計260分=約4時間20分でしたが、楽しんで来ました!
以下、感想です。ネタバレありますのでご注意下さいね。
■劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語」/「[後編] 永遠の物語
→劇場版公式サイト
・まずは…青森県に来てくれてありがとー!待ってたよー!!(≧ω≦)ノ”
・お客さんはカップルが多かったことにびっくり。
私も旦那さんと行きましたが、内容が大体分かっていれば、男女ともに楽しめる作品ですものね。
・前編の方が時間が長いとはいえ、全12話のうち、1~8話までの構成だったことにびっくりしました。
でも、切り方でいえば丁度いい所ですね。
「この国では、成長途中の女性のことを“少女”と呼ぶんだろう?
…だったら、やがて魔女になる君たちの事は、“魔法少女”と呼ぶべきだよね」
この台詞はTV版(私が観ていたのはニコ生版でしたが)で最も「やられた!」と思った台詞でした。
・全体的に新規音楽(OP曲とか)があったり、アレンジがしてあったり、
グラフィックも強化してあったり変更・追加点があるなど、
TV版を観た人も観ていない人も楽しめる作りでした。
・劇場版OPはまどか成長記録という感じで微笑ましかったです。
その分、最後にはこれが全部無かったことになるのか、と考えると切ない。
・個人的には、まどかの夢のシーンはあった方が良かったなー
どんな場面なのか、ほむらちゃんが何を叫んでいるのか、後で分かるというのが好きだったので。
尺の問題もありますが、劇場版としての製作側の狙いとして、
『「傷を負ったキュゥべえを助けたい」とするまどかの心情で見てもらえる』というのがあったようです。
まぁ…もうカラクリを知っている人も多いですしね(^^;
・大画面で見る魔女の異空間シーンは迫力があります!
・全員変身シーンがグレードアップしていましたね~
マミさんなんて、2回目の音楽が日本語歌詞付きでゴージャスになっていました!
でも、その先を知っている身としては何とも…
・劇場スクリーンでもやっぱり隠さずマミられるのね…
エヴァQでもそう思ったのですが、これ、PG12位付けなくて大丈夫なのかな?
映画のレーティング基準ってよく分からないなぁ…(--;
しかも、その後の音がリアルになってなかった…?
・それに、ほむらに蜂の巣にされるキュゥべえなんて、子供が見たら泣くぞ。
(さらにその後、死体を綿あめのように別個体が食べて処理するというオマケ付き)
・とはいえ、劇中で何が一番怖かったかって、
劇場スクリーンいっぱいに映るキュゥべえのどアップ。
目がイクラに見えて仕方なかった…
・キュゥべえさん、相変わらずマジ策士。
・契約した途端に強気に出て来る悪徳企業です。
「聞かれなかったから答えなかった」というのは常套手段。
長い契約書の一番端っこに小さく見えにくい色で書かれてた文章を読み逃してサインしたらこうなった的な。
前半では「無理強いはしないよ」とちょっと謙虚に言いつつ、
後半では「願いを叶えてやったのに何言ってんの?」的な強気態度に出るし。
う~ん。良いキャラだよねぇ。マスコット的外見なのに可愛くないっていう(笑)
・キュゥべえも間違ったことは言っていないんだけれど(価値観が違うだけで)、
奴に「当然だよね!」と言われると物凄くムッとする(笑)
・エピソードはやっぱりさやかと杏子の話が一番好きだな~
さやかが壊れていく過程は本当によく描かれていると思う。
特に、影の魔女との戦いのシーンが痛々しくて、でも好きというか、
あぁもう見せ方が巧いなぁと思う。
・しかし、改めて見ても、上条君、しょっちゅうお見舞いに来てくれていた幼馴染みに、
退院も知らせず、教室で挨拶もせず、別の女の子に告白されて付き合っちゃうって、
やっぱりさやかの扱いが酷いよな~…
・仁美ちゃんの発言も上から目線に感じるし。
どこから出て来るのその自信、と思っちゃいました。
さやかが魔法少女の真実を知った直後だし、タイミングも何もかも悪過ぎる。
・この一連の流れを見なおすと、
上条君:何だかよく分からないけど手が治る→ヴァイオリンがまた弾ける
→退院した直後にクラスの女子に告白される。
うーん…「いやー奇跡も魔法もあるわー」って上条君が調子に乗ってそうな時期ですね(^^;
・さやか!結局都合の良い女だと思われていたのよ!いい男なんて他に沢山いるって!
と、私からも言ってあげたい位でした(笑)
ここは担任の先生を見習って欲しかったかも。いやほんと。
・杏子はTV版とは食べ物がリンゴ以外全部違うらしいですね。
私が気付いたのは鯛焼き→パンダ焼とポッキーの種類、アイスもソーダ系だったような…
ほむほむ邸で食べていたのもお蕎麦じゃなくラーメンだったような。お団子も色付きだったけ?
TV版観たのが結構前だったので、忘れている部分が多いなー
もう一度見直したくなりました。
・バトルシーンの格好良さはダントツだったと思います。
vsさやかも、vs魔女化したさやかも。新規カットも多かったですよね。
・この2人のエピソードが好きなのは、身近に感じるからでしょうか。
恋愛関係で友人と揉めてしまったり、色々なことが重なってどんどん参っていくさやかと、
最初は敵対していたけど、自分と似た願いから魔法少女になったことを知り、
つい目が離せなくなって、最終的には一緒にいてあげるという杏子と。
・個人的に、まどか・ほむら組はSF要素も相まって、日常的な部分を越えてしまうことから、
こちらの2人のエピソードの方が感情移入し易い気がします。
・ところで、TV版よりほむらちゃんの声が悲壮感アップしていたような。
さやかを探しに行くまどかを止めるシーンで、既にギリギリの精神状態なのが見えた気がしました。
・基本的に、ほむら・マミさん・さやかは、1人で大丈夫に見えてそうでもない。
一度崩れたら脆いタイプ(中でも、ほむらちゃんは元の性格を考えると、随分無理したと思う)、
まどか・杏子は1人で判断して1人で動ける、強いタイプかな、と思っています。
杏子はサバイバル精神旺盛なベテランだし、まどかはあれでいて意外と精神的にタフな気がする。
この2人が特に好きかな~、と思いきや。
・とはいえ、さやかの健気さと、強気と女の子らしさの2面性は好きだし、
頑張っているマミさんも好きだし、クールなほむらちゃんも実は一生懸命だったりで、
もう皆好きってことでいいよね!
・…「まどか」は好きなキャラを絞るのが難しいです(--;;
・劇場版はTV版全12話をよくまとめたなーと思いましたが、それでも、
前編の前半はちょっと駆け足だった印象です。
お母さんとまどかが夜に話をするエピソードは残っていましたが、
お父さんとまどかが酔っぱらって帰って来たお母さんを介抱して、
その後ココアを飲みながら話をするシーンは無かったし…
それで、ちょっとお父さんの存在感が薄くなったかなーと(^^;
とはいえ、まどかのお母さんの台詞は外せないものばかりですからね!
・劇場版で初めて「まどか」を観たという方は、ぜひ前半の1~8話も観て頂きたいです(^-^)
(後半はほとんどカット部分が無かった気がしたので)
・ちなみに、私と旦那さんのお気に入りシーンは共通で、
ラストの方、ほむらちゃんが呪いが詰まった欠片?をポーイポーイとキュゥべえに投げて、
最後に大量にばーっと放るシーンです(笑)
・真面目に言うと私は杏子の「独りぼっちは……寂しいもんな」のシーンですが。
あと、魔法少女になるって決めたまどかが、マミさんと杏子と3人でお茶しながら話すシーン。
あれはまどかの深層心理なのかなぁ、とTV版では思っていましたが、
さやかがいないことから、魔法少女として命を全うした子だけが現れる、あの世的な場所なのかな、
とも思いました(さやかは魔女化してから死んじゃったので…)。
・ところで、うち旦那さんはTV版ではまどかを見ていてひたすらイライラしたらしいです(笑)
(最終話でようやくちょっと見直したいう具合)
確かに、流され易い所があるので、いつも危うくキュゥべえと契約しそうになり、
ほむらちゃんが怒るのも無理ないなぁとは思いますし(^^;
謙虚を通り過ぎて自分を卑下するきらいもあるし(誰の役にも立たないとか)。
でも、そういうのを含めて、最後に大成長を見せてくれるので私は好きなんですけどね。
男性目線と女性目線でまた違うのかも知れません。
・まどかは、最終的には「概念として存在する」=「自分は存在しているだけでいい」
と気付いたのかな、とも思っています。
・何というか…キュゥべえが言うように、例えば今自分1人が居なくなったとして、
悲しんでくれる人が多少はいても、世界は正常にまわっていく訳じゃないですか。
でも、自分が居る方がいいことがあったり、誰かの役に立つこともあったりして、
「自分が居なくてはいけない」じゃなくて「自分が居た方がいいかも知れない」で、
私個人はそんな感じで日々過ごしているので、それに近い感じかなー、と。
誰にも直接感謝されなくても、誰にも知られていなくても、
それで何かが良い方向に向かうならそれでいいよね、みたいな。
超個人的解釈、かつ何だか分かり辛くてすみません…(--;
・でも、まどかのことは家族の意識の奥にあるし、ほむらちゃんがちゃんと覚えているから、
良かったね、って思う。
その他、気付いた点など。
・まどか宅の家庭菜園がパワーアップしてた。トマト盛り盛り。
・これはTV版から思ってたけど、達也のフォークじゃミニトマト刺すの難しいよね…
・まどかの隠れファン=ほむらちゃんのことか!と気付いたのが劇場版だった。
・キャラクターのカットインが増えたのも印象的でした。
・さやかの魔法少女ver.の髪飾りのフォルティッシモが可愛い!
その分、音楽≒上条君への思いが見えてちょっと辛いけど…
・前編EDの「Magia」、フルバージョンで聴いたら格好良い曲ですね。
TV版は短いのと、背景の映像が相まって怖い曲の印象だったので…
でも、背景黒に赤文字は見えにくい…(--;
・後編でほむらちゃんとキュゥべえが話をする、沢山の朽ちたお墓のような背景は新規で良いのかな?
あの背景がとても印象的でした。魔女、もしくは魔法少女達のお墓なのかな、と想像しています。
・劇場版でも「コネクト」が聴けて良かった!
新曲の「ルミナス」も良かったのですが、やっぱりこの曲だよね~、と思いました。
エンディングのオーケストラ版も良かったです。
・後から『この総集編は「もう1~2回ループした世界」というイメージがある』という製作さんの話を見て、
なるほど~と思いました。だから細かい部分が違うのも納得がいくなぁ。
・ただ、そうすると、この世界が最善かどうかは分からないよね…(最善の定義はそれぞれだけど)
まどかが概念としてではなく、きちんと存在して、世界や宇宙が何となく上手くいく(笑)世界もあるのかも…
・エンドロールの魔女文字を解読した人いるらしいですよ(゜-゜;しかも海外の方だそうで…凄過ぎる…
気になる方は適当に検索すればヒットすると思います。
(配布されたフィルムと映画からメモったりと、不正ではないらしいですが、
一応画も付いていたので、リンクは貼らずにおきますね。不親切ですみません…)
ということで、新劇場版ですよ!
「[新編] 叛逆の物語」・2013年公開予定!
エンディングの後には勿論・新作の予告映像でテンションが上がっちゃいますよ!(≧ω≦)ノ”
(以下、うろ覚えですので間違いがあるかと思いますが、予告はこんな感じでした)
まどかの作った世界のルールに綻びが生じてきたようなニュアンスのほむらの台詞。
「それって、キミが言っていた魔女の能力だよね」(キュゥべえがほむらに対して?)
これは最後にこの世界のルールを作った“まどか”の存在に対して?
「志筑仁美も大変だよね~あんなのを彼氏にしたりするから…」(女の子の台詞。さやかかどうかは不明)
上条君、何かやらかしたか!?(笑)バイオリニストとして人気が出過ぎて大変とか…
まどか達の中学校の制服を着た杏子のカット、(劇場版の続きと仮定すると)消滅した筈のさやかのカット、
そして、「待たせちゃってゴメンね!」というまどかの台詞!
これは…アルティメットまどか参戦か!?
まどかのマトモな戦闘シーンって少ないですからね!弓好きとしてはもっと見たい。
でも、まどかが出るとしても、後半ようやくって感じだと思う。
…だって、主人公が魔法少女になったのが最終話でしたからねぇ…
魔法少女5人が揃って共闘する姿って実は描かれてないですよね。
そんなのが観られればいいな~と思っています。
…いや、TV版以上にドロドロの展開でもいいけどさ…
もう何も怖くない。うん。
ただ、TV版(+劇場版)が、これ以上の終わりはないという位に綺麗な終わり方だったので、
新作は相当なプレッシャーが掛かっているのではないでしょうか…
TV版放送中の時点で第2期シリーズの検討を始めていたものの、プロットが1クールに満たなかったので、
同時にTVシリーズが劇場版になることもあり、完全新作が作られることになったらしいのですが…
…って、2期作る予定あったんだ(^^;
「まどか」は1クールでとても丁度良い内容とエンディングだから、
てっきり2期は考えてないと思っていました。
とにかく、楽しめる作品であるよう、楽しみに待っています!
何だか今回いつも以上に文章まとまらなくなってすみません(--;
【オマケ】
本当は青森での公開初日・23日(金・祝)に観に行く予定だったのですが、
急に予定が入ったので24日(土)に観に行きました。
…既に来場者特典のクリアファイル無かったんだけど…(--;
さらに、パンフレットが売り切れってどういうことなの。
店員さんに聞いてみたら発注は掛けているらしいのですが、入荷日は未定とのことで…
しょっちゅうそこの映画館に行く訳にもいかないので、某オークションでも覗いて来ますかね…
そんな感じで、地方は来場者特典なんて無い場合が多いんですよー(T×T)
前売券特典なんかも、その日に公開される劇場限定の場合がほとんだし。
だから、フィルムとか貰えるだけいいじゃないですか!
開封前のドキドキ感が味わえるだけでも!
ネタフィルムならネタフィルムで美味しい…ようなそうでもないような。
とりあえず、ローソンで「まどか」のアイスでも買ってみまーす。
以下、感想です。ネタバレありますのでご注意下さいね。
■劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語」/「[後編] 永遠の物語
→劇場版公式サイト
・まずは…青森県に来てくれてありがとー!待ってたよー!!(≧ω≦)ノ”
・お客さんはカップルが多かったことにびっくり。
私も旦那さんと行きましたが、内容が大体分かっていれば、男女ともに楽しめる作品ですものね。
・前編の方が時間が長いとはいえ、全12話のうち、1~8話までの構成だったことにびっくりしました。
でも、切り方でいえば丁度いい所ですね。
「この国では、成長途中の女性のことを“少女”と呼ぶんだろう?
…だったら、やがて魔女になる君たちの事は、“魔法少女”と呼ぶべきだよね」
この台詞はTV版(私が観ていたのはニコ生版でしたが)で最も「やられた!」と思った台詞でした。
・全体的に新規音楽(OP曲とか)があったり、アレンジがしてあったり、
グラフィックも強化してあったり変更・追加点があるなど、
TV版を観た人も観ていない人も楽しめる作りでした。
・劇場版OPはまどか成長記録という感じで微笑ましかったです。
その分、最後にはこれが全部無かったことになるのか、と考えると切ない。
・個人的には、まどかの夢のシーンはあった方が良かったなー
どんな場面なのか、ほむらちゃんが何を叫んでいるのか、後で分かるというのが好きだったので。
尺の問題もありますが、劇場版としての製作側の狙いとして、
『「傷を負ったキュゥべえを助けたい」とするまどかの心情で見てもらえる』というのがあったようです。
まぁ…もうカラクリを知っている人も多いですしね(^^;
・大画面で見る魔女の異空間シーンは迫力があります!
・全員変身シーンがグレードアップしていましたね~
マミさんなんて、2回目の音楽が日本語歌詞付きでゴージャスになっていました!
でも、その先を知っている身としては何とも…
・劇場スクリーンでもやっぱり隠さずマミられるのね…
エヴァQでもそう思ったのですが、これ、PG12位付けなくて大丈夫なのかな?
映画のレーティング基準ってよく分からないなぁ…(--;
しかも、その後の音がリアルになってなかった…?
・それに、ほむらに蜂の巣にされるキュゥべえなんて、子供が見たら泣くぞ。
(さらにその後、死体を綿あめのように別個体が食べて処理するというオマケ付き)
・とはいえ、劇中で何が一番怖かったかって、
劇場スクリーンいっぱいに映るキュゥべえのどアップ。
目がイクラに見えて仕方なかった…
・キュゥべえさん、相変わらずマジ策士。
・契約した途端に強気に出て来る悪徳企業です。
「聞かれなかったから答えなかった」というのは常套手段。
長い契約書の一番端っこに小さく見えにくい色で書かれてた文章を読み逃してサインしたらこうなった的な。
前半では「無理強いはしないよ」とちょっと謙虚に言いつつ、
後半では「願いを叶えてやったのに何言ってんの?」的な強気態度に出るし。
う~ん。良いキャラだよねぇ。マスコット的外見なのに可愛くないっていう(笑)
・キュゥべえも間違ったことは言っていないんだけれど(価値観が違うだけで)、
奴に「当然だよね!」と言われると物凄くムッとする(笑)
・エピソードはやっぱりさやかと杏子の話が一番好きだな~
さやかが壊れていく過程は本当によく描かれていると思う。
特に、影の魔女との戦いのシーンが痛々しくて、でも好きというか、
あぁもう見せ方が巧いなぁと思う。
・しかし、改めて見ても、上条君、しょっちゅうお見舞いに来てくれていた幼馴染みに、
退院も知らせず、教室で挨拶もせず、別の女の子に告白されて付き合っちゃうって、
やっぱりさやかの扱いが酷いよな~…
・仁美ちゃんの発言も上から目線に感じるし。
どこから出て来るのその自信、と思っちゃいました。
さやかが魔法少女の真実を知った直後だし、タイミングも何もかも悪過ぎる。
・この一連の流れを見なおすと、
上条君:何だかよく分からないけど手が治る→ヴァイオリンがまた弾ける
→退院した直後にクラスの女子に告白される。
うーん…「いやー奇跡も魔法もあるわー」って上条君が調子に乗ってそうな時期ですね(^^;
・さやか!結局都合の良い女だと思われていたのよ!いい男なんて他に沢山いるって!
と、私からも言ってあげたい位でした(笑)
ここは担任の先生を見習って欲しかったかも。いやほんと。
・杏子はTV版とは食べ物がリンゴ以外全部違うらしいですね。
私が気付いたのは鯛焼き→パンダ焼とポッキーの種類、アイスもソーダ系だったような…
ほむほむ邸で食べていたのもお蕎麦じゃなくラーメンだったような。お団子も色付きだったけ?
TV版観たのが結構前だったので、忘れている部分が多いなー
もう一度見直したくなりました。
・バトルシーンの格好良さはダントツだったと思います。
vsさやかも、vs魔女化したさやかも。新規カットも多かったですよね。
・この2人のエピソードが好きなのは、身近に感じるからでしょうか。
恋愛関係で友人と揉めてしまったり、色々なことが重なってどんどん参っていくさやかと、
最初は敵対していたけど、自分と似た願いから魔法少女になったことを知り、
つい目が離せなくなって、最終的には一緒にいてあげるという杏子と。
・個人的に、まどか・ほむら組はSF要素も相まって、日常的な部分を越えてしまうことから、
こちらの2人のエピソードの方が感情移入し易い気がします。
・ところで、TV版よりほむらちゃんの声が悲壮感アップしていたような。
さやかを探しに行くまどかを止めるシーンで、既にギリギリの精神状態なのが見えた気がしました。
・基本的に、ほむら・マミさん・さやかは、1人で大丈夫に見えてそうでもない。
一度崩れたら脆いタイプ(中でも、ほむらちゃんは元の性格を考えると、随分無理したと思う)、
まどか・杏子は1人で判断して1人で動ける、強いタイプかな、と思っています。
杏子はサバイバル精神旺盛なベテランだし、まどかはあれでいて意外と精神的にタフな気がする。
この2人が特に好きかな~、と思いきや。
・とはいえ、さやかの健気さと、強気と女の子らしさの2面性は好きだし、
頑張っているマミさんも好きだし、クールなほむらちゃんも実は一生懸命だったりで、
もう皆好きってことでいいよね!
・…「まどか」は好きなキャラを絞るのが難しいです(--;;
・劇場版はTV版全12話をよくまとめたなーと思いましたが、それでも、
前編の前半はちょっと駆け足だった印象です。
お母さんとまどかが夜に話をするエピソードは残っていましたが、
お父さんとまどかが酔っぱらって帰って来たお母さんを介抱して、
その後ココアを飲みながら話をするシーンは無かったし…
それで、ちょっとお父さんの存在感が薄くなったかなーと(^^;
とはいえ、まどかのお母さんの台詞は外せないものばかりですからね!
・劇場版で初めて「まどか」を観たという方は、ぜひ前半の1~8話も観て頂きたいです(^-^)
(後半はほとんどカット部分が無かった気がしたので)
・ちなみに、私と旦那さんのお気に入りシーンは共通で、
ラストの方、ほむらちゃんが呪いが詰まった欠片?をポーイポーイとキュゥべえに投げて、
最後に大量にばーっと放るシーンです(笑)
・真面目に言うと私は杏子の「独りぼっちは……寂しいもんな」のシーンですが。
あと、魔法少女になるって決めたまどかが、マミさんと杏子と3人でお茶しながら話すシーン。
あれはまどかの深層心理なのかなぁ、とTV版では思っていましたが、
さやかがいないことから、魔法少女として命を全うした子だけが現れる、あの世的な場所なのかな、
とも思いました(さやかは魔女化してから死んじゃったので…)。
・ところで、うち旦那さんはTV版ではまどかを見ていてひたすらイライラしたらしいです(笑)
(最終話でようやくちょっと見直したいう具合)
確かに、流され易い所があるので、いつも危うくキュゥべえと契約しそうになり、
ほむらちゃんが怒るのも無理ないなぁとは思いますし(^^;
謙虚を通り過ぎて自分を卑下するきらいもあるし(誰の役にも立たないとか)。
でも、そういうのを含めて、最後に大成長を見せてくれるので私は好きなんですけどね。
男性目線と女性目線でまた違うのかも知れません。
・まどかは、最終的には「概念として存在する」=「自分は存在しているだけでいい」
と気付いたのかな、とも思っています。
・何というか…キュゥべえが言うように、例えば今自分1人が居なくなったとして、
悲しんでくれる人が多少はいても、世界は正常にまわっていく訳じゃないですか。
でも、自分が居る方がいいことがあったり、誰かの役に立つこともあったりして、
「自分が居なくてはいけない」じゃなくて「自分が居た方がいいかも知れない」で、
私個人はそんな感じで日々過ごしているので、それに近い感じかなー、と。
誰にも直接感謝されなくても、誰にも知られていなくても、
それで何かが良い方向に向かうならそれでいいよね、みたいな。
超個人的解釈、かつ何だか分かり辛くてすみません…(--;
・でも、まどかのことは家族の意識の奥にあるし、ほむらちゃんがちゃんと覚えているから、
良かったね、って思う。
その他、気付いた点など。
・まどか宅の家庭菜園がパワーアップしてた。トマト盛り盛り。
・これはTV版から思ってたけど、達也のフォークじゃミニトマト刺すの難しいよね…
・まどかの隠れファン=ほむらちゃんのことか!と気付いたのが劇場版だった。
・キャラクターのカットインが増えたのも印象的でした。
・さやかの魔法少女ver.の髪飾りのフォルティッシモが可愛い!
その分、音楽≒上条君への思いが見えてちょっと辛いけど…
・前編EDの「Magia」、フルバージョンで聴いたら格好良い曲ですね。
TV版は短いのと、背景の映像が相まって怖い曲の印象だったので…
でも、背景黒に赤文字は見えにくい…(--;
・後編でほむらちゃんとキュゥべえが話をする、沢山の朽ちたお墓のような背景は新規で良いのかな?
あの背景がとても印象的でした。魔女、もしくは魔法少女達のお墓なのかな、と想像しています。
・劇場版でも「コネクト」が聴けて良かった!
新曲の「ルミナス」も良かったのですが、やっぱりこの曲だよね~、と思いました。
エンディングのオーケストラ版も良かったです。
・後から『この総集編は「もう1~2回ループした世界」というイメージがある』という製作さんの話を見て、
なるほど~と思いました。だから細かい部分が違うのも納得がいくなぁ。
・ただ、そうすると、この世界が最善かどうかは分からないよね…(最善の定義はそれぞれだけど)
まどかが概念としてではなく、きちんと存在して、世界や宇宙が何となく上手くいく(笑)世界もあるのかも…
・エンドロールの魔女文字を解読した人いるらしいですよ(゜-゜;しかも海外の方だそうで…凄過ぎる…
気になる方は適当に検索すればヒットすると思います。
(配布されたフィルムと映画からメモったりと、不正ではないらしいですが、
一応画も付いていたので、リンクは貼らずにおきますね。不親切ですみません…)
ということで、新劇場版ですよ!
「[新編] 叛逆の物語」・2013年公開予定!
エンディングの後には勿論・新作の予告映像でテンションが上がっちゃいますよ!(≧ω≦)ノ”
(以下、うろ覚えですので間違いがあるかと思いますが、予告はこんな感じでした)
まどかの作った世界のルールに綻びが生じてきたようなニュアンスのほむらの台詞。
「それって、キミが言っていた魔女の能力だよね」(キュゥべえがほむらに対して?)
これは最後にこの世界のルールを作った“まどか”の存在に対して?
「志筑仁美も大変だよね~あんなのを彼氏にしたりするから…」(女の子の台詞。さやかかどうかは不明)
上条君、何かやらかしたか!?(笑)バイオリニストとして人気が出過ぎて大変とか…
まどか達の中学校の制服を着た杏子のカット、(劇場版の続きと仮定すると)消滅した筈のさやかのカット、
そして、「待たせちゃってゴメンね!」というまどかの台詞!
これは…アルティメットまどか参戦か!?
まどかのマトモな戦闘シーンって少ないですからね!弓好きとしてはもっと見たい。
でも、まどかが出るとしても、後半ようやくって感じだと思う。
…だって、主人公が魔法少女になったのが最終話でしたからねぇ…
魔法少女5人が揃って共闘する姿って実は描かれてないですよね。
そんなのが観られればいいな~と思っています。
…いや、TV版以上にドロドロの展開でもいいけどさ…
もう何も怖くない。うん。
ただ、TV版(+劇場版)が、これ以上の終わりはないという位に綺麗な終わり方だったので、
新作は相当なプレッシャーが掛かっているのではないでしょうか…
TV版放送中の時点で第2期シリーズの検討を始めていたものの、プロットが1クールに満たなかったので、
同時にTVシリーズが劇場版になることもあり、完全新作が作られることになったらしいのですが…
…って、2期作る予定あったんだ(^^;
「まどか」は1クールでとても丁度良い内容とエンディングだから、
てっきり2期は考えてないと思っていました。
とにかく、楽しめる作品であるよう、楽しみに待っています!
何だか今回いつも以上に文章まとまらなくなってすみません(--;
【オマケ】
本当は青森での公開初日・23日(金・祝)に観に行く予定だったのですが、
急に予定が入ったので24日(土)に観に行きました。
…既に来場者特典のクリアファイル無かったんだけど…(--;
さらに、パンフレットが売り切れってどういうことなの。
店員さんに聞いてみたら発注は掛けているらしいのですが、入荷日は未定とのことで…
しょっちゅうそこの映画館に行く訳にもいかないので、某オークションでも覗いて来ますかね…
そんな感じで、地方は来場者特典なんて無い場合が多いんですよー(T×T)
前売券特典なんかも、その日に公開される劇場限定の場合がほとんだし。
だから、フィルムとか貰えるだけいいじゃないですか!
開封前のドキドキ感が味わえるだけでも!
ネタフィルムならネタフィルムで美味しい…ようなそうでもないような。
とりあえず、ローソンで「まどか」のアイスでも買ってみまーす。
杏子の食べ物ですが、まどかに渡すうまい棒が、TVですとコーンポタージュ味だったのが、劇場版では牛タン味に変わってました。他もいくつかあったのですが、思い出せない・・・杏子スキー失格ですよ(笑)
「独りぼっちは、寂しいもんな」は、本当に秀逸ですよ。これに並ぶアニメセリフといったら、旧劇エヴァのミサトの「こんなことならカーペット変えとけばよかったね、ぺんぺん」位だと思ってます。このセリフ身も、当時ミサトにシンクロしていた私は劇場で大号泣でした。
新編今から楽しみです。「叛逆の物語」とありますので、誰が、何に叛逆するのか、今から妄想しています。
普通に考えれば、まどかとほむらが、世界のルールに
叛逆するというところでしょうが・・・。
TV版コンポタ味でしたね!
うまい棒はコンポタ味が一番好きだったので、
ちょっと嬉しかったのに私も忘れてました(^^;
他もTV版を見直さないと分からない所が多々ありますよね。
「独りぼっちは、寂しいもんな」は本当に…(涙)
劇場版公式サイトでも、心に残った台詞の1位を獲得していましたものね。
これには納得です。
さやか・杏子のエピソードは本当に大好きで…
2人が友達なれたシーン、見られたら良かったなぁと思いました。
ミサトさんの台詞も、私は直接劇場版を見た訳ではないのですが、
感想サイトさんで見ただけでもぐっと来てしまいました。
新編もエヴァ同様妄想が膨らみますね!
予告映像の作りがまた上手というか、
気になる台詞やカットが満載で、本当に今から楽しみです。
ですが、こちらはまた1ヶ月位遅れて上映されるんだろうな~…
その時期になったらネタバレに気を付けないと(^^;
「叛逆の物語」というタイトルは気になりますよね。
TV版と劇場版で、既にまどかが宇宙の法則を壊した時点で、世界への「叛逆」とも取れるのに、
敢えて「叛逆」という言葉を使ったということは…
まどかが作ったルールに干渉するものがあったり、
世界に何らかの歪みが生じたということでしょうか?
…と、またまた妄想を逞しくしつつ(笑)、こちらもとても楽しみにしています!
きょうこの食べ物は、私もかなり見落としがありまして、私の住む静岡ではもうやっていないので、ブルーレイでじっくり見直すしかないと思ってます。
「独りぼっちは、寂しいもんな」。まどマギだけでなく、アニメ史上に残る名セリフだと思います。どこかのラジオとかアニマックスとかで特集してくれないかな。「アニメ史に残る名セリフ!」絶対投票するぞ!
「叛逆」は、まどかの作ったルールへの叛逆とも取れますし、まどかのルールを超えたものに対する魔法少女達の叛逆とも取れます。まあこちらも「シンエヴァ」同様、公開まで妄想を逞しくさせてくれそうですね。